お客様が喜ぶコース料理の組み立て方!リピーターを獲得するためのポイントを解説

店舗独自の食事を堪能できるコース料理。お客様からの人気を集めるサービスですが、コース料理はメニューの組み立て方が重要です。

すでに内容や順番が決まっている分、お客様に100点をもらえるように考えなければなりません。リピーターを獲得するためにも、当記事で紹介するコース料理の組み立て方をヒントに考案していきましょう。

コース料理とは決まった順序で提供される格式高いメニュー

コース料理は、料理人が選び抜いた5〜13品ほどの料理が、あらかじめ決められた順番で提供されるフォーマルなスタイルのメニューです。提供する側・される側それぞれに以下のような特徴があります。

双方にメリットがある:注文の安心感とコスト管理のしやすさ

お客様にとっては、プロが考案した最高の組み合わせを、迷うことなく座っているだけで楽しめるという大きな安心感があります。

一方、店側にとっても提供する内容があらかじめ決まっているため、食材のロスが出にくく原価計算がしやすいという経営上の利点があります。

臨機応変な対応力が求められる:アレルギー配慮と提供スピードの調整

決まったメニューとはいえ、お客様のアレルギーや苦手な食材に合わせて別の料理を用意する柔軟な対応が不可欠です。

また、各テーブルの食事の進み具合を常に観察し、熱いものは熱いうちに最適なタイミングで提供するという、高度な時間管理と観察スキルも求められます。

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お客様が喜ぶ!コース料理の組み立て方

ホテルのコース料理PONPON / stock.adobe.com

コース料理の組み立て方は店舗によって多種多様ですが、基本となる「構成」や「料理の項目」は存在します。

まずは、基本的なコース料理の組み立て方を学んでいきましょう。

フレンチのコース料理

フレンチのコース料理では、次のような順番で提供します。

  1. アミューズ
  2. オードブル(前菜)
  3. スープ
  4. ポワソン(魚料理)
  5. ソルベ
  6. アントレ(肉料理)
  7. サラダ
  8. チーズ
  9. デセール(デザート)
  10. フルーツ
  11. カフェ・プティフィール(コーヒー)

フランス料理は、食材にアレンジを加える料理が多く、味付けを重視している傾向にあります。

そのため、調味料の種類が豊富です。

イタリアンのコース料理

イタリアンのコース料理における組み立て方を紹介します。

  1. アンティパスト(生ハムやサラミ、アンチョビを使った料理)
  2. プリモ・ピアット(パスタやリゾットなど)
  3. セコンド・ピアット(魚・肉料理など)
  4. コントルノ(サラダ)
  5. フォルマッジ(チーズ)
  6. ドルチェ(デザート)
  7. エスプレッソ(コーヒー・食後酒)

イタリアンのコースは、同じ西洋料理であるフレンチよりも品数が少ないです。

食材本来が持っている味をいかすように調理しており、カラフルな野菜が多めに使われています。

中華のコース料理

続いて、中華料理のコースの順番を見ていきましょう。

  1. 前菜(棒棒鶏やクラゲなど)
  2. 湯(フカヒレ・アワビスープ)
  3. 主菜(魚・肉・野菜料理が4~5品)
  4. 主食(ご飯類・麺類などの炭水化物系)
  5. 点心(杏仁豆腐や春巻きなど)

一口に中華料理と言っても、北京料理や四川料理などとジャンルはさまざま。多彩な料理を楽しめます。

また、強い火力で炒める料理が多いようです。

和食のコース料理

日本人が一番馴染み深い和食のコース料理は、どのように構成されているのでしょうか。

  1. 先付け・小鉢
  2. 前菜
  3. 碗盛
  4. お造り(刺身)
  5. (鍋)
  6. 焼き物
  7. 煮物
  8. 揚げ物
  9. 蒸し物
  10. 食事
  11. 香の物・甘味

和食は、季節のうつろいに合わせてメニューを考案します。自然をいかしながら栄養もきちんと取れるように、細部までこだわり抜かれているのが特徴です。

テーブルマナーも徹底されており、全体を通して上品さ・丁寧さ・繊細さが感じられます。

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コース料理を組み立てるときのポイント

黄色い背景にある電球マークとpointの文字yumeyume / stock.adobe.com

コース料理は、ただ美味しいものを順番に出すだけでは成立しません。お客様の満足度を最大限に高め、リピーターを獲得するための重要なポイントを3つ解説します。

全体のバランスを重視する

コース料理は一連の流れが命です。濃い味や脂っこい料理が連続すると、どんなに絶品でもお客様に胃もたれや飽きを感じさせてしまいます。

味付け、カロリー、栄養面はもちろん、食べる側の胃の負担まで細かく計算し、お店のコンセプトに合った強弱のある構成にすることが重要です。

細部に特別感を演出する

食材選びから調理法、盛り付ける器に至るまで、徹底的にこだわり抜くことがコース全体の価値を底上げします。

地元の旬な食材やオリジナルの調理法、料理の色彩を引き立てる美しい食器などを掛け合わせ、「わざわざこの店で食べる理由」となるような特別感を演出しましょう。

来店する目的や心理を想像する

お客様が「なぜそのコースを予約したのか」という背景を深く想像することが、人気のコース料理を作る鍵です。

特別な記念日のお祝いなのか、大切な取引先の接待なのか、ターゲット層の心理や利用シーンにしっかりと寄り添い、心から楽しんでいただける構成を組み立てましょう

魅力的なコース料理で集客力アップ!ホテル業界で腕を磨こう

コース料理は、組み立てるセンス一つでお店の集客力や売上を大きく左右する重要なメニューです。

「自分の考案した料理でお客様を笑顔にしたい」「さらに高度な調理スキルを極めたい」という熱意を持つ方には、本格的なコース料理の需要が高いホテル業界での就業がおすすめです。

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