交通費が出ない会社は辞めるべき?
職場へ通勤する際に必ず必要となる「交通費」。
その交通費が出ない会社に入社してしまい、すでに「辞めたい」と感じている方もいるのではないでしょうか?
実際、交通費の支給は法律で定められていないため、企業の判断に委ねられています。
ただ、厚生労働省の「通勤手当について」の資料によると、30人以上の従業員が在籍する企業の91.6%が交通費を支給していることが分かりました。
このように、「従業員に交通費を支給するのは当たり前」と見られやすい状況で、交通費を自己負担にしている企業は、ブラック企業と思われてしまう可能性が高いでしょう。
それでも「交通費が出ない会社を辞めるべきか」悩んでいる方は、次の項目「自己負担額について」を参考にして検討してみてください。
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交通費が出ない=自己負担額が増える!
前述のとおり、30人以上の従業員が在籍する企業の多くは交通費の支給をおこなっています。
交通費については全額支給の企業もあれば、実費支給、月の上限額を決めている企業もあり、取り決め内容はさまざま。
しかし、通勤手当が出ない会社の場合、毎月の手取り収入から交通費を自己負担しなければならないので、収入は減る一方ですよね・・・・・・。
たとえ、交通費が全額支給ではない会社だとしても、自己負担額が減れば今後の生活もしやすいのではないでしょうか。
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交通費が出ない!辞める前にできることとは?
ここでは、交通費が出ない会社を辞める前にできることを4つ解説します。退職することを迷っている方は、できることから取り組んでみましょう。
会社に交通費のことを相談する
まず、交通費が支給されない現状について、会社に相談してみましょう。
例えば、1カ月あたりに発生している交通費の金額を提示したり、現在の収入から自己負担している大変さを訴えたりなど。
公共交通機関を利用されている方は、1・3・6カ月毎の定期代として伝えてみるのもおすすめです。
従業員の思いを汲んでくれる会社なら、改善に取り組んでくれるかもしれませんよ。
円満退職につながる退職理由を準備する
交通費の支給について会社に相談しても、状況が何も変わらなければ退職する方向で考えてみましょう。退職するうえで大事なのは、円満退職につながる理由を準備することです。
なぜなら退職する際、さまざまな手続きが必要になるので、スムーズなやりとりが必要不可欠になるからです。
退職する本当の理由は「交通費が支給されないから」だとしても、できるだけオブラートに包んで伝えたいですね。
以下の関連記事では、ブラック企業を辞めるときの退職理由の伝え方について紹介しています。話すときのポイントも詳しく解説しているので、参考にしてくださいね。
転職する際の軸は交通費だけなのか考える
退職することを決めたら、本格的な転職活動を始める前に、次の会社に求めることを整理しておきましょう。例えば、交通費の支給だけではなく、月当たりの休日日数や福利厚生の充実など。
ただ、条件を高望みし過ぎると応募できる企業が限られてしまい、転職活動が難航するかもしれません。転職する際、絶対に譲れない自分だけの軸をしっかり決めておくことが大事でしょう。
転職エージェントに登録する
交通費が出ない会社を辞める前にできることを把握できても、いざ行動に移すとなると不安がつきまといますよね。
誰かのサポートを受けながら転職活動を進めたいと考えている方は、業界別に特化した転職エージェントの力を借りてみませんか?
転職エージェントとは、専任アドバイザーが交通費が出ない会社を辞めるときの退職理由のアドバイスだけではなく、あなたに適した求人情報を無料で紹介するサービスです。
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交通費が出ない会社を辞めて転職を成功させよう!
交通費が出ない会社を辞めると決めたら、納得のいく退職理由や転職する際の軸を整理することが大事です。
同じことを繰り返さないためにも、転職活動をする際は募集要項などを入念にチェックすることを忘れないでくださいね。
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