入社前に引っ越したら内定先への連絡を忘れずに!

就職・転職を期に、引っ越しを決める人は多いでしょう。入社前に引っ越しを済ませた場合、内定先に新住所を連絡する必要があります。引っ越しの連絡が必要な理由や、連絡を入れる際の例文を把握して、新生活をスムーズに始めましょう!引っ越しの前後に必要な手続きも紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね。

入社前に引っ越したら内定先に必ず連絡を!

郵便受け

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就職や転職は、ライフスタイルがガラリと変わる出来事です。それらをきっかけに、引っ越しを決める人もいるのではないでしょうか。

引っ越しはやらなければならないことが多く、準備などで忙しくなります。うっかり忘れてしまいそうなことですが、入社前に引っ越しをしたら、内定先に必ず連絡を入れましょう。

この記事では、内定先に引っ越しの連絡が必要な理由や、連絡の方法と例文、必要なアクションなどを紹介します。新生活をスムーズに始めるための参考に、役立ててくださいね。

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入社前の引っ越し:内定先への連絡が必要な理由とは?

内定先への引っ越し連絡は、なぜ必要なのでしょうか。その理由が分かれば、連絡を忘れたり、後回しにしたりすることを防げるはず。

以下の理由があることを理解し、確実に連絡してくださいね。

必要書類の送付

内定が決まると、企業からさまざまな書類が送られてきます。例えば入社日時や当日の持ち物といった案内物や、誓約書など署名・捺印した上で、提出が必要な書類が挙げられます。

引っ越しした旨と、新しい住所を知らせなければ、内定先からの郵送物が届かず、入社手続きに支障が出てしまいます。

「メールや電話で連絡がつくから」と油断せず、引っ越し後は速やかに新住所を連絡しましょう。

従業員情報の登録

企業は従業員の情報を登録しなければなりません。

登録する住所が古いままでは、交通費の計算が合わなくなったり、保険証などの大切な物が届かなくなったりするおそれがあります。

入社後に申し出て書き換えることも可能ですが、入社前に引っ越しが完了するのであれば、先に伝えたほうがスムーズではないでしょうか。

住民税の天引き

住民税は一般的に、毎月の給料から天引きされます。

住民票のある市町村に納めるためには、正しい住所が必要不可欠。住所の情報が古いままでは、給料の支給を担当している部署にも、迷惑を掛けてしまうかもしれません。

税に関するトラブルを防ぐためにも、引っ越しの連絡が必要なのですね。

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入社前の引っ越し:内定先に連絡する方法

メール

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入社前に引っ越しをした場合、内定先にはどのように伝えれば良いのでしょうか。

まず、連絡手段としておすすめの方法はメールです。電話を掛け、口頭で告げるよりも正しく伝わることでしょう。手紙で伝える方法もありますが、今の時代はメールが適しているのではないでしょうか。

また、電話で引っ越した旨を連絡し、「新住所はメールで送るので、ご確認願います」と伝える方法も良いでしょう。ポイントは、内定をもらっているからといって油断せず、ビジネスマナーを守ることです。

また、内定者からメールが届くと、採用担当者は「まさか、内定辞退では?!」とヒヤヒヤしてしまいます。件名で氏名と用件が分かるようにした方が親切でしょう。

これらをふまえて、新住所を伝えるメールの例文を見てみましょう。

件名:新住所のご連絡(おもてなし太郎)

株式会社○○ホテル

人事採用担当 ○○様

いつもお世話になっております。

貴社より内定をいただいております、おもてなし太郎です。

この度、転居いたしましたので、新しい住所をお伝えします。

新住所(〇年〇月〇日より入居)

〒100-××△△

東京都○○区××町1-1-1 〇×ハイム103号室

住所変更に必要な手続きや提出物などがございましたら、ご教示いただければと存じます。

お手数ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

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○○大学××学部

おもてなし 太郎

TEL: 090-××××‐△△△△

Email: omotenashi@○○××.com

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

なお、メールのマナーについては以下の記事で詳しく解説しています。併せてご一読ください。

入社前の引っ越し:内定先への連絡以外に必要なことは?

住民票

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引っ越しの前後には、さまざまな手続きが必要です。入社を控えたタイミングでの引っ越しでは、特に滞りなく進めたいところ。

引っ越しの際に、した方が良いこと・しなければならないことを把握しましょう。

住民票を移す

住む場所を変えるだけでは、引っ越しは完了しません。住民票を移すことで、正式に引っ越し先地域の住民となるのです。

住民票を移すにはまず、転居前の役所や役場に「転出届」を提出します。この時、「転出証明書」が発行されるので、それを持って転居後の役所や役場に赴き、「転入届」を提出します。

入社の際に、住民票の提出が求められる場合もあるので、必ず手続きしてくださいね。

運転免許証の住所を変更する

自動車の運転免許を持っている人は、免許証の住所も忘れずに変更しましょう。免許証の住所を変更しないままでいると、本人確認書類として使う際に支障が出たり、免許更新のお知らせが届かずに失効してしまったりするので、注意が必要です。

新住所を確認できる書類などを用意して、運転免許センターや警察署の窓口に赴けば手続きできます。具体的な持ち物は、居住地を管轄する警察署のホームページなどでご確認ください。

郵便の転送届を出す

内定先からの書類に限らず、大切な手紙が旧住所あてに届く場合があります。郵便局の窓口で転送届を出しておけば、転送不要郵便以外の郵便物は新住所に転送されるので便利です。

詳細は、郵便局のホームページなどでご確認ください。

気を引き締めて新生活を始めよう!

新しい住居に新しい職場。入社前の引っ越しは気持ちが浮ついてしまいがちですが、やるべきことはきちんとやって、新生活に臨みましょう。

また、これから転職を考えるのであれば、転職エージェントと相談しながら引っ越しの時期を決めることもおすすめです。

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