【マナー・プロトコール検定】履歴書に書ける?
マナー・プロトコール検定の取得を目指しているけれど、履歴書に書ける資格なのだろうか?と悩んでいる方もいるかも知れません。もちろん、マナー・プロトコール検定は履歴書に書ける資格です。履歴書に書くなら何級が良いのかを紹介します。
マナー・プロトコール検定とは?
ビジネスマナーやプロトコール(国際儀礼)について問われるマナー・プロトコール検定。社会人として身に付けるべき知識や技能が問われるため、ビジネスに役立てることができます。
マナーというと、サービス業をイメージすることもあるかもしれませんが、ビジネスマナーや国際交流に必要なプロトコールは、業種・職種に関係なく必要とされるもの。
取得していることで、マナーに関心の高い人間性をアピールすることができますし、マナーが身についているという安心感を与えることができます。
▼マナープロトコール検定については下記の記事でも詳しく紹介しています。併せてご参照くださいね。
マナー・プロトコール検定を履歴書に書くなら何級から?
マナー・プロトコール検定は3級から1級まで4段階に分かれています。
3級は正誤問題で出題されますが、1級になると個人面接による所作の審査が行われます。階級問わず、取得すれば履歴書に記載することは可能です。
受験者は、学生だけでなく、サービス業はもちろん、教育業界や国際ビジネス従事者。幅広い層の受験者がいることからも、多くのビジネスに役立てられることが分かります。
当然ながら、級が上がる毎に難易度は上がり、合格率は下がります。3級は8割以上、2級が5割以上の合格率。準1級以上を取得するためには、1年から1年半かかると言われています。
履歴書に書くことを考えると、3級ではインパクトに欠けるかもしれません。2級以上を目指すと良いでしょう。
特に2級は、国内大手航空会社の社員教育にも活用されています。就職や就業に役立てるには十分だと言えそうです。
宿泊業界に詳しいアドバイザーが、あなたに合う職場をいっしょにお探しします。
宿泊業界での職務経験はありますか?
【マナー・プロトコール検定】資格欄の書き方は?
履歴書に資格や検定名を記載する際に注意するのは、正式名称を書くということ。
マナー・プロトコール検定には「マナプロ」という愛称があるようですが、間違っても愛称や略称で記載してはいけません。
- ・マナー・プロトコール検定〇級 取得
- ・マナー・プロトコール検定〇級 取得に向けて勉強中
取得済みの級はもちろん、取得を目指して勉強中の場合も書くことは可能です。さらに上を目指して学習を継続しているのであれば、どの姿勢がアピール材料になります。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
【マナー・プロトコール検定】履歴書に書ける職業は?
マナー・プロトコール検定で問われるのは、ビジネスマナーやプロトコール(国際儀礼)です。
資格や検定は、仕事に必要なスキルを保有しているかどうかの判断基準にもなります。客観的に能力を証明するという意味でも、保有している資格や検定があれば積極的に書くようにしましょう。
資格・検定は、その職種に必要なスキルの有無の証明ですので、業種や職種に関連しているものを優先して書くのが基本です。
ホテルのフロントへの応募に「調理師免許」を記載しても、採用担当者には「何がしたいのか分からない」という印象を与えかねません。
積極的に記載するとは言っても、業種や職種と一貫性を持たせるためには、取捨選択が必要です。
マナー・プロトコトコール検定がいかせるイメージが強いのはサービス業かもしれません。採用担当者の目にも止まりやすいでしょう。
お客様との関わりが多ければ、マナーが問われる場面も多くなるもの。サービス業への就職・転職の場合には、間違いなく役立ちます。
- ・ホテル業
- ・旅館
- ・航空業界
- ・金融業
マナー・プロトコール検定は、文化の違いや宗教上の配慮などのプロトコール(国際儀礼)が問われるのも特徴です。外国人への対応が必要な職業や、海外拠点がある企業など、国際的な活躍が期待できる職種にも役立つ検定です。
身につく知識や技能は、業種や職種に関係なくいかせるもの。職種とは直接の関係がなくても、マナーが身についている証明がマイナスイメージにつながることはないはずです。
どのような業種・職種であっても役立てることができるというのも、マナー・プロトコール検定の特徴かもしれませんね。
マナー・プロトコール検定を履歴書に書いて即戦力になろう!
マナー・プロトコール検定で身につくのは社会人として必須とされるマナーの知識や技能。接客業では特に重宝される検定です。
履歴書に書くことで、即戦力としての期待度は上がるでしょう。ホテル・旅館で働くことを目指している方にもおすすめの資格ですよ。