履歴書の添削の重要性
履歴書に限らず、あらゆる文章は入念な添削を行ってこそ完成形だと言えます。
どんなに文章を書くのが得意な人でも、添削を行わずに完成とした場合には、以下のような不備が高確率で発生します。
・誤字脱字
・言葉の誤用
・文頭と文末の辻褄が合わない
・文章に違和感がある
・情報が足りない/不必要な情報がある
上記のような不備は、一度読み返すだけでかなり目につきます。つまり、添削をしないまま履歴書を提出すれば、読み手はまず「この文章は添削されていないな」と気づくということ。
応募先の企業に入社意欲をアピールするための履歴書なのに、ブラッシュアップをせずに提出してしまうと、間違いなくやる気なしと判断されます。
すると、面接はおろか書類審査の時点で落とされてしまうので、履歴書の添削は十分過ぎるほど行うよう意識しましょう。
次の項目からは、添削のポイントについてご紹介していきます。
ただ漠然と添削をしようとしると、どこから手を付けるべきか迷ってしまうかもしれませんが、あらかじめポイントを押さえておけばそれほど苦労はしませんよ。
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履歴書添削のポイント①:誤字脱字に細心の注意を!
誤字脱字のチェックは、履歴書添削における最重要ポイントです。なぜなら、仮にどれだけ良い内容の履歴書だったとしても、誤字脱字があるだけで一気に印象がダウンしてしまうから。
中には、誤字脱字を2つ以上見つけた時点で中身を読むのを辞めるようにしている、なんて声もあるようです。
誤字脱字の有無で、履歴書の質は決まります。たかが誤字脱字くらい、と思わずに、細心の注意を払って準備しましょう。
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履歴書添削のポイント②:自己PRには具体性を持たせる
誰にでも当てはまるような内容の自己PRでは、読み手の心に何も残すことはできません。
自己PRに明確な正解はありませんが、以下にまとめた情報を入れ込むことで、具体性のある内容にすることができますよ。
1、強みを一言で
2、強みが形成される過程(エピソード①)
3、強みがどのように役立ったか/どのような結果をもたらしたか(エピソード②)
4、その強みを活かせると思われる場面
特に重要なのが、2と3におけるエピソードの部分です。
体験したことや自分の考え、周囲の反応など、オリジナリティ溢れる情報を入れ込む事で、自身の人間性を読み手に最大限アピールすることができます。
添削を行う際は、自己PRに具体性はあるか、誰にでも書けるような内容になっていないかを確認し、ご紹介した1~4の要素がきちんと組み込まれているかチェックしましょう。
履歴書添削のポイント③:志望動機には説得力を付与
自己PRと同様、自分にしか書けないような内容を目指すことがポイントです。「なぜその企業でなければならないのか」という点に、説得力を持たせなければなりません。
そう聞くと何やら大層なもののように思えますが、要はなぜ応募したいと思ったのかを、内容を膨らませて書けば良いのです。
求人を探す上で条件を重視する方は多いでしょうが、かと言って仕事内容についてまったく考慮しないという方はあまり見かけません。
・これまでの経験を活かせる仕事がしたい
・ずっと挑戦してみたかった業種にジョブチェンジしたい
・商品やサービスを利用した際に好感を持った
・やりたいことと企業の方針が合致している
上記のように、求人が目についた時点で何となく心惹かれる理由はシンプルなものが多いのではないでしょうか。
これらの理由を核とし、応募先の企業の情報を肉付けします。
コーポレートサイトをチェックしておくことはもちろん、可能な範囲で実際に商品やサービスに触れておくと、より明確な志望動機が書けますよ。
添削の際は、志望のきっかけと企業の特徴が一致しているか、企業の情報に不足がないかを入念にご確認くださいね。
履歴書の添削サービスを行っている企業も!
添削を自分自身の力だけで行うことに不安を感じる方は、履歴書の添削サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
転職エージェントなど、企業への就職をサポートしてくれる相手に依頼するのがおすすめです。
当社サービス「おもてなしHR」でも、履歴書の添削サービスを行っています。ご相談をいただければ、履歴書のブラッシュアップに尽力させていただきます。
履歴書の作成は添削がカギ!
履歴書の添削に力を入れるのと入れないのとでは、完成度に大きな差が出ます。
慎重になりすぎる必要はありませんが、文章は練れば練るほど精度がアップしますので、最低でも3回は読み返して添削を行うようにしましょう。
もし、履歴書の仕上がりにご不安がある方は、当社サービス「おもてなしHR」にご相談ください。