丹波篠山市・丹波市の魅力と移住支援とは?
丹波篠山市と丹波市は、兵庫県内に隣接する街です。どちらも自然豊かな地域ですが、それぞれ異なる特徴を持っています。
この記事では、丹波篠山市と丹波市の魅力や、移住支援制度を詳しく紹介します。関西地方や兵庫県への移住に興味がある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
宿泊業界に詳しいアドバイザーが、あなたに合う職場をいっしょにお探しします。
宿泊業界での職務経験はありますか?
丹波篠山市の魅力3選
丹波篠山市は兵庫県の中東部に位置する、人口約40000人の街です(2022年9月末時点)。この地域で暮らす魅力を見ていきましょう。
自然に恵まれた環境
丹波篠山市は、山々に囲まれた自然に恵まれた地域です。
丹波富士とも呼ばれる高城山は、国指定史跡です。登山道が整備されているので歴史を感じながら日帰りハイキングも楽しめるスポットとして人気があります。
比較的過ごしやすい気候であることも、丹波篠山市で暮らす魅力でしょう。特に、丹波篠山市にある古民家は風通しが良く、夏場だと朝晩のクーラ―は要らないようです。
京阪神地域へのアクセスが良好
丹波篠山市は京阪神地域へのアクセスが良好で、二地域居住地の場所としても選ばれやすい地域です。
京阪神地域には40~50㎞圏内という恵まれた立地で、電車や車を使うと約1時間の近さです。平日は京阪神地域で働き、週末には家庭菜園を楽しんだり、自然の中でゆっくりしたりしたりと、メリハリのある生活ができるのではないでしょうか。
お年寄り・子育て世帯も安心
「自然に囲まれた地域」と聞くと「普段の生活が不便なのでは?」と思う方もいるでしょう。特に、急病やケガの際すぐに受診できる医療機関があるかどうかは重要です。その点、丹波篠山市には、医療センターや休日詩診療所、皮膚科や整形外科といった病院がそろっているので安心です。
二世帯同居や子育て世帯の居住地としても、適しているのではないでしょうか。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
丹波篠山市の移住支援
自然に恵まれ、安心して暮らせる環境が整っている丹波篠山市。移住の際にはどのような支援が受けられるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。なお、情報はすべて2023年8月時点のものです。
子育て支援
丹波篠山市には、手厚い子育て支援があります。市内に授乳やおむつを交換できる施設「赤ちゃんの駅」があることや、18歳までの医療費助成制度なども助かる支援ですが、移住を検討する際に注目したいのは「定住促進重点地区 子育て応援補助金」でしょう。
この制度は定住促進重点地区(畑・日置・後川・雲部・福住・村雲・大芋・西紀北地区)に在住する子どもを対象に、ひとりあたり3万円もしくは保育料相当額を助成するという制度です。
「丹波篠山市で子育てがしたい!という方は、該当する地区への移住を考えてはいかがでしょうか。
お試し滞在支援金
お試し滞在を支援する「お試し滞在支援金」という制度もあります。
市内の宿泊施設やお試し住宅などに1泊以上滞在すると、短期滞在では1泊あたり上限3000円(同行者がいる場合は5000円)の補助が受けられるという内容です。
1カ月以上の長期滞在の場合は、住宅の月額利用料の1/2(上限30000円)に、滞在する月数をかけた金額が支給されまます。
また、居住地から宿泊場所への移動に掛かる交通費も1往復分の半額(上限3000円)が補助されます。宿泊先は一般的なホテルの他、古民家ゲストハウスや地元の生活道具をそろえた施設などもあり、滞在先を選ぶところから楽しめることも高ポイント。思い思いの移住体験ができそうですね。
▼その他、移住に役立つ記事はこちら
丹波市の魅力3選
丹波市は兵庫県の東部に位置し、京都府と隣接する人口約61000人の街です(2023年7月末時点)。この街の魅力を見ていきましょう。
交通アクセスが良い
丹波市は京都府に接しており、交通アクセスが優れていることで人気の地域です。
京都や大阪、神戸からはJRで2時間以内、車で約1時間半と、都心へのアクセスが良いことが特長です。丹波篠山市と同じく、二地域居住を行う方が多い街です。
関西地方の主要観光地も近いので、地域の魅力を感じながら楽しく暮らせることでしょう。
水と自然に恵まれている
丹波市の豊かな水は多くの産物を育み、「丹波栗」「丹波大納言小豆」「丹波米」などのブランドの産物を生み出しています。
昼夜の寒暖差が激しく、秋から冬にかけて朝霧や夕霧が発生します。体調管理には注意が必要ですがこの霧は「丹波霧」と呼ばれ、山々を包み込む神秘的な雰囲気を味わえます。丹波市での暮らしに彩りをそえてくれることでしょう。
歴史的な名所が多い
日本史に興味のある方にとって、丹波市は非常に魅力的な街かもしれません。中でも有名なスポットは「大奥」でおなじみの春日局が出生し、3歳まで育った寺院です。今でも当時の風情がよく残っていると言われており、深い歴史を肌で感じられるのではないでしょうか。
他にも素晴らしい東雲を望む城跡や、大国主命を祭る神社など、見どころが盛りだくさんです。
丹波市の移住支援
丹波市にもさまざまな移住支援があります。詳しく見ていきましょう。なお、情報はすべて2023年8月時点のものです。
児童手当
丹波市には、子育て世帯の移住にぴったりの児童手当があります。
支給対象は、中学校を卒業するまでの児童を養育している方です。児童の年齢によって支給額は異なるので、以下をご確認ください。
【支給額(1人当たり月額)】
・3歳未満:一律15000円
・3歳以上~小学校修了前:10000円(第3子以降は15000円)
・中学生:一律 10000円
児童手当に関してはさまざまな条件があるので、自治体のホームページをしっかりチェックしてみてくださいね。
移住定住相談窓口
移住を検討する際には、地域についてよく知っている相手に相談し、正しい情報を集めることが重要です。丹波市では移住検討中の方向けに相談窓口を開設しているので、ぜひ活用しましょう。
住まいや仕事に関する相談ができる他、先輩移住者を紹介してくれたり、移住後の悩みを聞いてくれたりといったサポートもあります。地域になじんで暮らせるようになるまで、頼りにできるのではないでしょうか。
各種支援金
家探しや仕事探し、下見など移住には少なからずお金がかかりますよね。丹波市には、金銭面の負担を軽減してくれる移住支援金の制度があります。
対象者は条件不利地域を除く東京圏からの転入者で、就職や起業、テレワークといった条件を満たせば単身移住で60万円、世帯移住で100万円の移住支援金をもらえます。
また、新規学卒者を対象とした「丹波市ふるさと就職奨励金」や30歳未満の転入者を対象とした「丹波市若者定住奨励金」といった制度もあります。自分の条件に合う制度があれば、ぜひ活用しましょう!
丹波篠山市と丹波市は関西地方への移住にぴったり!
丹波篠山市と丹波市は、いずれも都心へのアクセスに優れた自治体です。市内での生活も利便性が高いため「関西地方に住んでみたい!」という方にはぴったりの移住先かもしれません。今回の記事を参考に、支援制度を活用した移住を検討してみてはいかがでしょうか。
なお、移住後の仕事探しはおもてなしHRにご相談ください。