履歴書の封筒に書く数字は、縦書きか横書きかによって使う文字の種類が変わります。
縦書きの住所欄には漢数字、横書きの郵便番号欄には算用数字を使うのが一般的なビジネスマナーです。
二桁の数字や「0」をどう書くか迷う方も多いため、この記事では封筒の表面・裏面それぞれの数字の書き方と、手渡し時の注意点を解説します。
封筒の数字は縦書きか横書きかで書き方が変わる
履歴書封筒の数字表記は、封筒の書き方向によってルールが異なります。
縦書きなら漢数字、横書きなら算用数字が基本です。
縦書き封筒は漢数字
縦書き封筒では、住所の番地や郵便番号を含むすべての数字を漢数字で記載します。
縦に並んだ「1」「2」などの算用数字は読みにくく、横向きに見えてしまうため避けてください。
宛名書きの慣例として定着しており、郵送・手渡しを問わずこのルールが適用されます。
「三丁目二十四番一号」のように、省略せず正式な漢数字で書くのが基本です。
横書き封筒は算用数字
横書き封筒では、郵便番号欄・番地・部屋番号のすべてを算用数字で統一します。
横書きでは算用数字が自然に読めるうえ、郵便番号欄はもともと算用数字の記入を前提とした印刷フォーマットです。
番地も「1-2-3」のようにハイフンでつなぐ形が一般的であり、縦書きのように漢数字に置き換える必要はありません。

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封筒の表面の書き方|郵便番号から宛名まで各欄の数字
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封筒の表面は、記入欄ごとに縦書き・横書きのルールの適用が異なります。
郵便番号・住所・宛名それぞれの欄を順番に確認しておきましょう。
郵便番号欄に数字を記入する
郵便番号は、縦書き封筒であっても算用数字で記入するのが基本です。
封筒上部に印刷されたマス目枠は横向きのレイアウトになっており、「〒123-4567」のように算用数字とハイフンを使って記入します。
枠なしの縦書き封筒で郵便番号を縦に書く場合も、算用数字のまま縦に並べるのが一般的であり、漢数字に変換する必要はありません。
住所・番地の数字を記載する
住所行は、縦書きか横書きかで数字の形式が変わります。
縦書きの場合は「三丁目二番一号」のように漢数字を使い、アラビア数字や記号の混在を避けてください。
横書きの場合は「3-2-1」のようにアラビア数字とハイフンで表記するのがマナーです。
丁目・番・号の区切りをハイフンで代用する書き方は、横書き封筒に限り使います。
会社名・部署名に数字が含まれる場合に対処する
社名や部署名に数字が入るときは、企業の正式表記に合わせることが優先されます。
一般的な数字やアルファベットの表記ルール(全角・半角、漢数字など)に関わらず、すでに固有名詞として定まっている表記は、縦書き・横書きにかかわらずそのまま書くのが正確です。
一方、「第三営業部」のように一般的な部署名であれば、縦書き封筒では漢数字、横書き封筒ではアラビア数字を使う通常のルールに従います。
宛名に誤りがあると相手に失礼になるため、企業名は事前に公式サイトや求人票で確認しておきましょう。

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迷いやすい数字パターン|0・二桁・長い番地の書き方
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縦書き漢数字への変換では、「0をどう書くか」「二桁以上はどう読み替えるか」など、具体的な場面でつまずきやすいポイントがあります。
以下のケース別の表記例を参考に、記載ミスを防いでください。
『0』を漢数字で表記する
縦書きの住所で0を漢字にするときは「零」ではなく「〇」(まる)が一般的です。
「零」は量や温度などを表す語で、番地や号室の一部として単独で使うには不自然に映るため、住所表記では「〇」を使うのが通例となっています。
一方、郵便番号欄は縦書きの封筒でも専用の枠が横並びになっているため、算用数字のまま「0」と記載してかまいません。
二桁・三桁の番地を変換する
12番地は「十二番地」、100番地は「百番地」と表記するのが正式です。
縦書き住所では、算用数字と漢数字を混在させると読みにくくなるため、番地の数字はすべて漢数字に統一するのが基本です。
「1」「2」のような一桁の数字だけでなく、二桁・三桁も同じルールで変換しましょう。
長い住所番地では書き方が異なる
マンション名や号室が続く複合的な住所は、縦書きでは「〇〇マンション三〇一号」のように続けて記載します。
ハイフンは横書き用の記号であり、縦書き封筒には使いません。
横書きの場合は「3-2-1 〇〇マンション301号」のように算用数字とハイフンでつなぐのが自然な書き方です。
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書き方の相談に乗ってもらう封筒の裏面と手渡し時の書き方は表面と一部異なる
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裏面の差出人欄も、縦書きなら漢数字・横書きなら算用数字というルールは表面と変わりません。
手渡しの場合は郵便番号や切手が不要になりますが、住所の記載は省略しないのが基本です。
裏面の差出人住所・郵便番号を記載する
裏面は縦書きレイアウトが一般的なため、住所の番地は漢数字で書きます。
郵便番号欄(赤枠)が印刷されている封筒はその欄に算用数字で記入し、枠がない場合は「〒」マークのあとに算用数字を横書きで添えてください。
差出人の住所・氏名は封筒の中央下または左下に、宛名よりひと回り小さい文字で収めるのがマナーです。
番地の漢数字への変換ルールは、表面の記載と同じ要領で対応できます。
手渡し時に記載事項を変更する
手渡しの場合、切手と郵便番号は不要です。
ただし、送付先の住所・企業名・担当者名の宛名欄は省略せず記載するのが一般的で、住所がない封筒は整っていない印象を与える恐れがあります。
「履歴書在中」の朱書きは手渡しでも記載しておくと、受け取る側が中身をすぐ判断できるため好印象です。
切手を貼る位置は空白のまま、それ以外は郵送時と同じ構成で書くと考えるとわかりやすいでしょう。
数字以外で履歴書の封筒の印象を下げやすいポイント
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数字の書き方が正確でも、敬称や筆記用具の選択を誤ると封筒全体の印象が崩れます。
提出前のチェックポイントとして確認しておきましょう。
敬称と宛名を正しく使い分ける
宛名に使う敬称は、送り先が「会社・部署」か「個人名」かで変わります。
会社名や部署名の末尾には「御中」、担当者の個人名には「様」を使うのが基本です。
「人事部御中」と書いたあとに個人名を続ける場合、「御中」を二重線で消して「様」に変えるのがマナー。
「採用担当御中 山田太郎様」のように「御中」と「様」を一つの宛名内に併記するのは誤りなので注意が必要です。
筆記用具を選び正しく修正する
封筒の記載には、黒のボールペンか万年筆を使います。
消えるインクのボールペンは熱や摩擦で文字が消える可能性があり、郵送中のトラブルにつながりかねないため使用できません。
書き損じた場合も、修正液や修正テープで塗りつぶすのは不可です。
訂正した跡が残るだけで、採用担当者に丁寧さが伝わりにくくなります。新しい封筒に書き直すのが唯一の対応策です。
封字を書き提出前に最終確認する
封をしたあとは、封じ目に「〆」を書くのが一般的なマナーです。
×印は封字ではなく「バツ」に見えてしまうため使いません。「〆」は封じ目の中央に、はみ出さないよう丁寧に書くことが重要です。
封筒を封じる前に、数字の表記・敬称の種類・筆記用具の適否・封字の有無をひと通り見直すと、提出直前の見落としを防ぐことができます。
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アドバイザーに相談してみる履歴書封筒の書き方に関するよくある質問
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縦書き面の住所・番地は漢数字、横書き面の郵便番号や宛名の数字は算用数字と、書く面ごとにルールが決まっています。
基本的な使い分けを理解しておけば、郵送時に迷う場面はほぼなくなるでしょう。
履歴書の封筒は企業への第一印象にもつながるため、記載ミスのない丁寧な仕上がりを意識することが大切です。
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