憧れの宮古島!生活の魅力や移住支援を見てみよう

宮古島でのスローライフ。一度は憧れを抱いたことのある人もいるでしょう。「騒がしく慌ただしい都会での暮らしから、自然豊かで暖かな土地に移住したらどれほど幸せだろう……」と、イメージを膨らませるだけで楽しいものです。宮古島ではどのような暮らしが待っているのか、移住支援制度があるのか、詳しく見ていきましょう。

宮古島の魅力と移住支援を見てみよう!

iStock/7maru

宮古島は、沖縄県宮古島市に属する宮古列島の島で、青い海に囲まれた風光明媚な地域です。

サンゴ礁が隆起して完成した島であることから、宮古島には山や川がありません。海に土砂が流れ混むことはなく、海の底が透けて見えるほど透明な海の青さは「宮古ブルー」とも言われています。

観光地として人気の高い島ですが、島の暮らしにはどのような魅力があるのでしょうか。移住支援の内容と併せて見ていきましょう。

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宮古島の魅力

iStock/TAMAKI-NAKAJIMA

美しい海に囲まれた宮古島。1度は訪れてみたいと思う人も多いでしょう。この島が持つ魅力を詳しく見ていきましょう。

自然が豊か

宮古島には、たくさんのビーチがあります。ウミガメがやってくる浅瀬のビーチや、ダイビングで壮大なスケールを楽しめるビーチ。さまざまな姿の海に出合えることも宮古島の魅力です。

 

また、魅力は海だけではありません。夜になると、美しい星空が眺められることでも有名で、島内にはいくつもの観測スポットがあります。周辺にはさえぎるものがなく、人工の明かりも少ないことから、中心部で見る星空とは比べ物にならないほどの美しさです。

島内ではマンゴーやパッションフルーツなどがよく育ち、南国ならではの果物を手軽に味わえることもポイント。日本にいながらリゾート気分を満喫できることでしょう。

温暖な気候

宮古島は1年を通して暖かく、冬でも気温が10度を下回ることはありません。年間の平均気温は20度を超え、天気が良ければ4月頃から海水浴が楽しめるほどです。

 

ただし、夏場の強い日差しに注意が必要です。夏は台風や夕立ちが多く、降水量は相当なものですが、そこがまた宮古島らしさとも言えますね。

この気候により、宮古島ではスギやヒノキが育ちません。花粉症の人にとってはありがたい環境ではないでしょうか。

参考:

宮古島の気温について/気象庁ホームページ

宮古島の降水量について/気象庁ホームページ

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宮古島への移住で押さえておきたいポイント

iStock/tdub303

多くの人が憧れを抱く南の島での暮らしを実現できる宮古島。しかし、移住を現実のものとして考えるのであれば、注意が必要な要素もあります。押さえておきたいポイントを見ていきましょう。

車の塩害に注意

宮古島の住民はすぐ近くの移動でも車を使うと言われています。1人1台車を所有している家庭も多く、車の所有率は非常に高いようです。

 

宮古島で車を所有する際に理解しておかなければならないのは、海水や潮風による塩害被害を避けることが難しいという点です。

さび止めの加工をしたり、シャッター付きのガレージに駐車したりといった工夫が必要です。

時間の感覚に注意

宮古島に限らず、沖縄県には「ウチナータイム」という時間の感覚があると言われています。

大らかであるがゆえに約束の時間に遅れてきたり、打ち合わせなどが定刻通りに始まらなかったりということが珍しくないようです。

沖縄県に移住するのであれば、ウチナータイムに対する心構えは必須かもしれません。時間通りに進まなくても困らないように、余裕を持ってスケジュールを組むなどの対策を取りましょう。

物価が高い

宮古島で販売される商品は、本州や沖縄本島から船で輸送されてくる物が中心です。もともとの価格に輸送費が上乗せされるため、物価は高い傾向にあります。

 

島内で生産されたもの以外の食品・日用品・ガソリン代などは沖縄本土や本州と変わらないか、高くなることもあるようです。一般的に、地方での暮らしは物価が安いため生活費が下がると言われますが、宮古島のような離島では、その限りではないのですね。

また、通信販売を利用する際にも高い送料がかかる場合があります。クーポンサイトを活用したり、セールの時にまとめ買いをしたりと、なるべく安く買い物を済ませることが島暮らしを満喫するための重要なポイントかもしれません。

宮古島の移住支援制度

iStock/ye-blink

宮古島を移住先候補として考えている人は多いのではないでしょうか。地域によっては、移住の際に手厚い支援を受けられることがありますが、宮古島では移住支援の対象者が限られているので注意が必要です。

 2023年9月時点で実施されているのは、保育士として宮古島に移住する方を対象とした移住支援のみです。保育士不足の解消を図ることを目的とし、保育士として宮古島に移住をする対象者には最大30万円が支給される他、保育士を対象とした移住体験ツアーを実施するなどの取り組みがあります。

 

ただし、保育士以外の方でも移住し、住民票を宮古島に移せば「こども医療費助成」「出産祝い金」といった支援制度を活用できます。

さらに、離島割引カードが無料で発行され、島外を結ぶ航空路線の運賃が割引されます。大きな病院や商業施設が少なく、本島への移動が必要なこともあるのが離島の暮らしです。格安で行くことができるのは嬉しいポイントです。

移住そのものを支援する制度は限定的ですが、住み始めれば利用できる制度があることを覚えておきましょう。

参考:

宮古島の移住支援などについて/おきなわ島ぐらし

離島割引カードについて/宮古島市ホームページ

宮古島の仕事を探すならおもてなしHR

iStock/borchee

宮古島に観光に訪れ「こんな場所で暮らしたい!」と感じる人は多いのではないでしょうか。しかし、移住と旅行はまったくの別物。宮古島生活の注意点などもふまえ、現実的な暮らしをしっかりとイメージすることが重要です。今回の記事を参考に、移住についてよく考えてみてくださいね!

なお、宮古島での仕事探しには、おもてなしHRをご活用ください。

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