ホテルの仕事で役立つ資格を見てみよう
特別な資格がなくてもホテルに就職することは可能です。しかし、資格が役に立つ場面や無資格ではできないホテル内の業務があることも事実。やはりないよりはあった方が良いでしょう。
この記事では、ジャンルごとにホテル業務で役立つ資格を紹介します。宿泊施設で働きたい人、キャリアアップを目指している人は、ぜひ参考にしてくださいね!
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ホテルで役立つ4ジャンルの資格
ホテルはお客様にとって生活の延長線上にある施設です。考えようによってはどのような資格でもホテルでいかせると言えますが、特に押さえておきたいのは以下4ジャンル。
ホテルで役立つ資格のジャンルを把握して、チャレンジを検討しましょう。
語学系
さまざまな国・地域からのお客様が訪れるホテルにおいて、語学は必須スキルです。特にインバウンド観光が盛んなエリアのホテルや高級ホテル・外資系ホテルにおいて、英語は必要不可欠。
オールマイティーに使える英語の資格として、代表的なものは「TOEIC」でしょう。TOEICは英語によるコミュニケーションとビジネス能力を測るための検定です。結果は合格・不合格ではなくスコアでの評価。「TOEICスコア○○点」と言えばその人の英語力が分かるので、より高いスコアを目指しましょう。
また、サービス業に特化した英語の検定もあります。「英語対応能力検定」は、英語による接客で重要な「聞く」「話す」に焦点を当てた検定で、国際的なおもてなしに必要な英語力を身に付けられます。
※TOEFL is a registered trademark of ETS. This website is not endorsed or approved by ETS.
接客系
心地良い接客はホテルの生命線とも言える重要な要素です。正しいサービスマナーを学べる接客系の検定は、ホテルマンに適しているでしょう。
接客系の資格として代表的なものは、サービス業に対する心構えや対人心理、言葉遣いといった「サービスマインド」を審査する「サービス接遇検定」です。
また、ホテル内のレストランやバーで働く人には西洋料理の知識やテーブルサービス、クレーム対応などの技能が身に着く国家資格の「レストランサービス技能検定」もおすすめ。受験するには1年以上の実務経験が必要です。
サービス・技術系
ホテルが提供するサービスの中には、技術が必要な物もありますよね。たとえば調理・パーティーのプロデュース・客室清掃・設備管理など。技術系の業務担当者には、以下のような資格がおすすめです。
- ・調理師
- ・フラワー装飾技能士
- ・ブライダルコーディネート技能検定
- ・ボイラー技士
- ・ハウスクリーニング技能検定
調理や客室清掃などは資格がなくても担当できる業務ですが、正しい技術や知識を身に付けられるので取得して損はないはず。勤務先によっては資格手当で収入アップを狙えます。
バックヤード系
ホテル運営を陰で支えるバックヤード業務には、事務関連の資格がおすすめです。代表的な資格はマイクロソフト社オフィスソフトのスキルレベルを認定する「MOS」や、パソコンを使った実務能力やIT・ネットワークの知識を測る「日商PC検定」など。
事務関連の資格は誰でも受験できるものが多いので、学生のうちに取得すれば就職活動でのアピールポイントとしても有効です。
ホテルで役立つ事務関連の資格については以下の記事でも紹介しています。併せてご参照ください。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
資格取得で広がる可能性
希望の業務に適した資格を持っていれば、就職・転職や異動の際に有利に働きます。また、資格の勉強をするうちに、自分の適性が見えてくることもあるはず。興味のある資格には、ぜひチャレンジしてくださいね。
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