標高1800メートルの温泉郷。濁河温泉の魅力とホテル・旅館での働き方を紹介。

濁河(にごりご)温泉は岐阜県の下呂市にある温泉街。濁河沿いに数件の旅館が立ち並んでおり、山間に存在しています。標高は1800mと非常に高く、日本でも最高所の温泉地。また、下呂市は年間の観光客が300万人を越える町でもあります。今回は、濁河温泉の歴史や概要、観光の魅力・旅館での働き方についてご紹介します。

目次

    濁河温泉とは

    山頂から

    iStock/Tadanobu

     

    濁河温泉温泉は御嶽山の登山口に位置する温泉郷。周りには市街地がないため、絶景の星空や滝や展望台など自然を堪能できる観光地が多いといえます。

     

    開湯は明治時代。登山者が宿泊できる温泉として開発されました。登山やスキーなど、自然を感じられる観光地が多く長く多くの人々に愛されています。ここでは、濁河温泉の概要やアクセス、歴史などについて焦点をあてていきます。

    濁河温泉の概要とアクセス

    濁河温泉は、下呂市の山間部にある温泉郷。下呂市は年間で約300万人の人々が訪れ、岐阜県の中でも最も宿泊者が多い街でもあります。濁河温泉の名前の由来は、2つの河が混ざりあい、化学反応によって白く濁ることからこの名前が付きました。

     

    また、下呂市の小坂地域にあるため、その地域に存在する濁河・湯屋・下島の3つの温泉郷を合わせて、小坂温泉郷の総称で呼ぶこともあります。

     

    濁河温泉へのアクセスは、近くのICからは2時間30分程度。近くの駅からはタクシーで80分ほどであるため、時間的な余裕を持ちながら濁河温泉を目指しましょう。

    濁河温泉の歴史と現状

    濁河温泉の歴史の始まりは江戸時代の中期。本格的な温泉地としての開湯は、明治20年ごろ。昭和に入り、道路が整備されたことによって本格的な温泉地としての歴史をスタートしています。溶岩流や絶景の星空などが温泉地として有名で、多くの露天風呂が運営されている状況です。

     

    また、現在はニーズの変化に合わせて日帰り温泉なども開放しています。御嶽山や3つの滝を擁する公園、展望台など大自然に触れ合うことのできる観光地も多いといえるでしょう。

    濁河温泉の泉質と温泉街・観光資源について

    下呂市

    iStock/TkKurikawa

     

    ここでは、濁河温泉の泉質や周辺の観光地について紹介していきます。

    濁河温泉の湯量と泉質について

    湯量は源泉かけ流しでの施設が多いことから豊富。温泉の温度は施設によって異なるものの40℃前後~55℃前後のものが多いといえます。泉質はナトリウム-炭酸水素塩硫酸塩温泉・硫酸塩泉などがあり、神経痛やうちみ、高血圧症などに効果的です。

     

    参照:濁河温泉 朝日荘公式ホームページ

    濁河温泉の温泉街や周辺観光地について

    濁河温泉は、御岳山の7合目にある温泉地。登山や滝、展望台、スキー場などが近くにあるため、レジャーを楽しむこともできます。

     

    濁河温泉の存在する下呂市には、白川郷から移植した建物である国指定重要文化財の「旧大戸家住宅」を見られる村や城跡など歴史を感じさせる建物が多くあります。また、下呂市には日本三名泉の下呂温泉もあるため、濁河温泉と合わせて温泉施設の違いを楽しむことも可能です。

    濁河温泉にあるホテルや旅館での働き方と暮らし

    普通の部屋

    iStock/35007

     

    ここでは、濁河温泉のホテルや旅館での働き方や暮らしについて触れていきます。

    濁河温泉の旅館やホテルで働く

    濁河温泉の施設には、旅館が多く存在しています。そのため、旅館業務全般、フロントスタッフ、副支配人・副支配人候補、配膳・調理などの業務に対して求人か多い状況です。

     

    フロントスタッフは、最もお客様に接する機会の多い業種です。ネットの予約の確認、チェックインやチェックアウト、お客様対応などの業務が発生します。また、未経験者であっても応募しやすい条件であることが多いことから、新しいキャリアをスタートさせやすいといえます。

     

    また、旅館業務全般では、接客・出迎えだけでなく、予約管理など運営するための根幹の業務に携わるものです。そのため、自分のスキルを総合的に上げることが可能だといえるでしょう。

     

    濁河温泉の暮らし

    濁河温泉は下呂市にあります。下呂市の人口は約33000人、岐阜県のほぼ中央に存在しています。また、下呂市は、濁河温泉の他に下呂温泉や御嶽山、合掌造りを再現した建物のある博物館など多くの観光地を擁しており、レジャー施設は充実しているといえる状況です。

     

    下呂市の暮らしやすさについて見てみると、山間部であることから、ショッピングや飲食できる場所が限られているといえます。また、駅周辺には観光地が多く、駐車場に困ることはないでしょう。市内の移動は車がおすすめです。

     

    下呂市は「住民の参画と協働によるまちづくり」を基本理念とした街づくりを行っています。将来像に対しても「ふるさとを感じる森と清流、人とまちが響きあう健康と交流のまち・下呂市」と定めており、観光を基盤産業として今後の街づくりを進めていく予定です。

     

    移住の施策では、最大一週間のお試し宿泊体験や移住資金の支援などを行っています。特に移住支援に関しては世帯に対して最大で100万円ほどか支援を受け取ることが可能です。

     

    子育て支援では、第3子以降の子供には保育料無料、中学生までの医療費全額助成などの施策を行っています。移住や子育て支援に対する制度が整っていることから移住する場合でも、困ることはないといえます。

    御嶽山の登山口として愛される濁河温泉

    夫婦

    iStock/Yue_

     

    濁河温泉は御嶽山の7合目にある温泉郷。多くの登山者に愛される温泉地であるだけでなく、観光地も多く擁しています。

     

    濁河温泉は、下呂市の中心地からは遠い場所にあります。しかし、下呂市の移住政策が整っていることから移住する場合でも暮らしやすい街だといえます。旅館の求人が多いことから、自分のキャリプランを明確にしたうえで、濁河温泉で理想のライフスタイルを追及していくのも良い選択肢の1つだといえますね。

     

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