東京でありながら豊かな大自然に包まれた奥多摩温泉郷。概要と暮らしについて

東京都の奥多摩町に位置する奥多摩温泉郷は、都心から約1時間40分の距離にある温泉地です。日本一巨樹が多い豊かな森に囲まれたこの温泉郷では、キャニオニングやラフティング、森林ヨガや星空浴など、大自然の恵みを思い切り味わうことができます。今回の記事では、奥多摩温泉郷の概要や暮らしについてご紹介します。

目次

    奥多摩温泉郷とは

    奥多摩の景色

    iStock/Kinsei-TGS

    東京の奥座敷「奥多摩」に位置する奥多摩温泉郷。ここでは、奥多摩温泉郷の概要と歴史についてご紹介します。

     

    奥多摩温泉郷の概要とアクセス

    奥多摩温泉郷は、東京都の最北西端、奥多摩町にある温泉郷です。奥多摩町は4種類の個性豊かな源泉(奥多摩温泉・鶴の湯・麻葉の湯・松乃温泉)を有し、温泉巡りで異なる泉質のお湯を楽しめます。

     

    また、日本一巨樹の多いまちでもあり、東京とは思えない豊かな大自然が広がり、多彩なアクティビティが体験できるのも魅力です。最寄駅は青梅線の奥多摩駅で、新宿から1時間40分ほどでアクセスできます。

     

    奥多摩温泉の歴史と現状

    奥多摩温泉郷には、かつて、1991年ダムの完成と共に幻の温泉となった、開湯から600年以上の歴史を持つ温泉がありました。

     

    江戸時代には大勢の湯治客が訪れ、賑わいをみせていたと伝わります。その幻の温泉は、1991年より湖底からポンプで汲み上げ、各温泉宿に配湯されるようになり今に蘇ることとなりました。

     

    奥多摩温泉郷の一つ、鶴の湯の由来は、「傷ついた鶴が温泉に傷を浸して癒し、再び天空へ飛び去った。里人は、このお湯を神液として鶴の湯と呼ぶようになった」という言い伝えがあります。

     

    奥多摩町は森林と渓谷に恵まれた豊かな自然環境を有し、環境省の全国巨樹調査で「日本一巨樹の多いまち」でもあります。町内全域が国立公園に指定されており、年間212万人に上る観光客が訪れ、首都近郊の癒しと安らぎの場として親しまれています。

     

    奥多摩温泉の泉質と温泉街・観光資源について

    星空浴をする女性

    iStock/BraunS

     

    源泉によって異なる泉質を楽しめる奥多摩温泉郷。ここでは、奥多摩温泉郷の泉質や効能、観光資源についてもご紹介します。

     

    奥多摩温泉の泉質と効能について

    奥多摩町には、泉質の異なる4つの源泉があります。奥多摩温泉はメタほう酸・ふっ素、麻葉の湯は単純硫黄冷鉱泉、松の温泉はアルカリ性単純硫黄泉、鶴の湯は単純硫黄温(低張性、アルカリ性、低温泉)です。

     

    効能は主に、神経痛、筋肉痛、関節痛、リウマチ、五十肩、運動麻痺、 関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器など、さまざまな症状によいとされています。また、肌がツルツルになることから、美肌の湯としても評判の温泉です。

     

    参照:温泉/奥多摩観光協会

     

    奥多摩温泉の観光資源について

    奥多摩温泉郷での楽しみは何と言っても、広大な森林や渓谷に代表される大自然を存分に味わえることでしょう。

     

    釣りやカヌー、ラフティングといったアクティビティのほかにも、森林セラピーとして、森林ヨガや星空浴などのメニューを組み込んだツアーなども実施されています。

     

    また、民俗芸能が多いまちとしても知られており、神楽や獅子舞など、古くから伝わる多彩な郷土芸能が一年を通して楽しめます。

     

    「小河内の鹿島踊り」は国の重要無形民俗文化財にも指定されており、ダムの完成に伴い全戸転出した3つの集落の祭礼に上演されたもので、祇園踊りとも言われ、町外転出者の協力を得て今なお大切に守り継がれています。

    奥多摩温泉郷にあるホテルや旅館での働き方と暮らし

    ベッドメイキングする女性

    iStock/DragonImages

     

    奥多摩温泉の旅館やホテルで働く

    奥多摩温泉郷には、囲炉裏を囲んで宿の主人により昔話を聞かせてもらえる旅館やプチホテル風の宿など、あたたかなおもてなしを大切にした個性豊かな宿が揃います。

     

    正社員の募集では未経験からの採用も行っており、将来にわたり安定した環境で、おもてなしの心を一から学ぶことができます。

     

    笑顔があふれる職場づくりを行っており、先輩スタッフのサポートも充実しているため安心して働けるでしょう。

     

    奥多摩温泉の暮らし

    奥多摩町は大都会東京のイメージとはかけ離れた、豊かな自然を思い切り楽しめる環境です。

     

    子どもの成長をサポートする奥多摩町独自の事業も多く、小・中学校給食費の全額を助成する「学校給食費助成事業」、高校生の通学費を助成する「高校生等通学費支援事業」など、年齢に応じたさまざまなサポートが受けられます。

     

    買い物においては、近隣の青梅市や日の出町まで車で30分ほどの距離にあるので、不便を感じることはありません。電車も30分に1本は運行しており、東京駅までの直通電車もあるので、都心部へのアクセスも便利です。

    支援制度が充実している奥多摩町

    公園で遊ぶ女の子

    iStock/Hakase_

     

    都会の喧騒から離れ、豊かな自然に囲まれた奥多摩。都心へのアクセスのよさも兼ね備えていることから、近年では移住者が増加しているそうです。

     

    夜には満点の星空が広がり、四季の移ろいを感じながら、家庭菜園で野菜づくり、釣りに川遊びなど、自然に寄り添った生活を実現できるでしょう。地域交流の機会も多く、子育て支援制度も充実しているなど、安心してのびのびと子どもを育てられる環境です。

     

    奥多摩町では移住定住を促進するため、定住応援補助金や住まいの資金借入に対する利子補給など、さまざまな支援制度を用意しています。奥多摩への移住に関心のある方は、一度問い合わせてみるとよいですね。

     

    東京以外にも、全国の各自治体の移住支援について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてくださいね。

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