瀬戸内海の島に移住するなら?移住支援と島々の魅力についてご紹介!

日本一の内海である「瀬戸内海」海に浮か島々の数は、有人・無人を合わせて約700にも及びます。観光地として人気が高く、複数の島を楽しむ島めぐりも瀬戸内海の楽しみ方のひとつです。最近では、瀬戸内海の島への移住も注目を浴びています。島ごとの魅力や特徴を知って、自分らしく暮らせる島探しをするのも面白そうです。移住に人気のある島やちょっと変わった魅力をもつ島についてご紹介しますので、移住生活のイメージづくりの参考にしてみてくださいね。

瀬戸内海の海と島々

iStock/thanyarat07

瀬戸内海は、兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県に囲まれた日本で一番大きな内海です。海に浮かぶ約700もの島々、それらをつなぐ大きな橋に、温暖な気候と波の少ない穏やかな海。瀬戸内海の雄大な景観は、多くの人を魅了してきました。

それぞれの島には独自の文化・歴史があり、豊かな観光資源にも恵まれています。特徴ある島々の空気を楽しむ島めぐりができるのも、瀬戸内海の魅力でしょう。

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瀬戸内海の島の魅力と移住支援

iStock/Sean-Pavone

数ある島の中でも、主要都市へのアクセスが良い島は移住先としても人気があり、充実した移住支援も用意されています。

淡路島(兵庫県)

瀬戸内海に浮かぶ島の中で1番大きな「淡路島」

兵庫県の南方に位置し、国内の離島の中では人口が最も多い島です。日本書紀には日本で最初に生まれた島と記され、多くの伝説が残る神秘的な島でもあります。世界一と言われるうず潮や数々のパワースポット、美味しい海の幸・山の幸が豊富で、観光地としても人気があります。

淡路島の持つ豊かな自然と、田舎過ぎない環境は、移住地としても人気があります。世界最長のつり橋と言われる大鳴門橋を渡れば、神戸市まで1時間程度で行くことができるため、島暮らしにありがちなアクセスの不便を感じることが少ないようです。

移住希望者に対しては、電話や面談で行われる移住相談や、実際に移住してきた人を訪問する1泊2日の相談会が開催されています。移住希望者向けのお試し住宅として「短期滞在支援施設」も複数あり、実際の移住を決める前のステップとして、利用する人も多いようです。

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小豆島

「小豆島」はオリーブの島と呼ばれるほど、オリーブの産地として有名です。日本三大渓谷美の1つである「寒霞渓(かんかけい)」や多くの映画やドラマのロケ地として使われたことでも知られています。

小豆島は全国一港の多い島です。6つの港と10つの航路を持ち、本州や四国から発着するフェリーの本数も多いため、離島でありながらアクセスは比較的良好です。

島内全体では人口減少が続いており、高齢者の割合が人口の4割を超えていますが、近年の小豆島の移住者は増加傾向にあると言われています。庄町や香川県などと連携することで移住者の受け入れを進め、特にIターンと呼ばれる都会出身の移住者が多く集まっているようです。

移住者支援事業の1つに、空き家バンクがあります。土庄町・小豆島町が実施しており、町内の空き家を自治体が管理しながら、移住希望者への紹介、所有者との仲介を支援する制度です。さらに土庄町では、空き家バンクに登録された物件が売買・賃借契約した場合、リフォーム費用の50%(上限100万円)の補助を受けることができます。

また、移住希望者を対象にした移住体験施設や、小豆島での就業・個人事業主などの住まいとしてシェアハウスを運営し、定住前のステップとなる住環境も豊富に用意しています

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周防大島(山口)

瀬戸内のハワイとも呼ばれることがある「周防大島」

明治時代に、約4,000人もの出稼ぎ労働者がハワイへ渡ったといわれ、ハワイ島と歴史的な深いつながりを持っています。出稼ぎから周防大島に戻った島民がハワイの文化や風習を持ち帰ったことで、島民の暮らしにはハワイの文化が根付いています。

ハワイのカウアイ島と姉妹都市を結ぶ周防大島町では、定期的にフラダンスのイベントが開催されたり、夏には町職員がアロハシャツで勤務したり。美しいビーチ沿いにヤシの木が立ち並ぶ光景は、まさに南国そのものです。

人口は約1万5000人で、高齢化率は50%を越えています。全国の、人口が1万人以上いる市町の中で最も高齢化が進んでいるとも言われています。高齢化、過疎化、人口減少は周防大島の大きな課題です。

解決策として、周防大島でも移住希望者の積極的な受け入れを促進しています。住民と町内U・Iターン就職希望者を対象に無料職業紹介や、無料農業体験サービス、「周防大島町お試し暮らし制度」として古民家の貸し出すなど、「働く」と「住む」のサービスを充実させることで、定住のイメージがしやすくなる工夫をしています。

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一度は訪れたい瀬戸内海の「○○の島」

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瀬戸内海にある島には、それぞれの魅力がたくさんあります。島々を行き来して、移住後に観光を楽しむのも良いかもしれません。個性あふれる島をご紹介します。

アートの島「直島」

香川県の北にある「直島」は、周囲が約16kmほどで人口は約3200人。そんな小さな島にも関わらず島内のいたるところでアート作品を目にすることができます。特に有名なのは、世界的アーティストの草間彌生さんの作品「赤カボチャ」。フェリーを降りてすぐに目に入る水玉模様は、直島のシンボルとも言えます。

特に現代アート作品が豊富で、3年に1度開催される「瀬戸内国際芸術祭」の会場にもなっています。島内にはいくつもの美術館やギャラリーが点在しており、直島の豊かな自然の中に個性的な作品が並びます。まるで島そのものがアート作品のようです。

アートの中で暮らす直島の魅力にひかれて、直島への移住を検討する人もいまるほどです。海に囲まれてのんびりとした生活を送る島暮らしとは、また少し違った生活スタイルを楽しむことができそうです。

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猫の島「佐柳島」

瀬戸内海には、猫好きにはたまらない「猫の島」と呼ばれる島が複数あります。中には、人口よりも猫の数が多い島も。のんびり気ままに暮らす野生の猫の姿が魅力で、観光地としても人気があります。

猫の島として、特に注目を浴びているのが「佐柳島」です。島民の数より猫の数の方が多いことが有名で、かねてから猫好きの間では観光スポットとして人気がありました。その「佐柳島」を一躍有名にしたのが、SNSで拡散された空を飛ぶ猫の写真。瀬戸内海の青い海を背景に、堤防の切れ間をジャンプする猫の姿は、まさに空を飛んでいるかのようです。

同じような写真が撮りたいという、猫好き以外の一般客も観光に訪れるようになり、今では人気の観光スポットとなっています。佐柳島の人口は約60人で、島内には小中学校やスーパーなどはありません。移住先としては暮らしのイメージをしにくい島ですが、猫とのんびりとした時間を過ごしに、ふらりと観光に訪れるのには良さそうです。

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移住者が増加中!瀬戸内海で自分らしい暮らしを手に入れ良れよう

iStock/paprikaworks

新型コロナウィルスの感染拡大を背景に、島暮らしを検討する移住者が増えていると言われています。新しい働き方や暮らし方が定着し、より自分らしい生活スタイルを手に入れたいと考える人も多いのでしょう。

瀬戸内海の島でも、移住の問い合わせは急増中。海を見ながら、密を避けてのんびりと。そんな暮らしをイメージするだけでも、心が軽くなりそうです。受け入れに積極的な島では、オンライン相談会を実施している場合もありますので、活用してみてください。

実際に移住を決める前には、島に足を運ぶことも必要です。変化の多い社会情勢の中、なかなか上手く進まないこともあるかもしれません。自分らしい暮らしを手に入れるだけでなく、島民の生活を守り、お互いに気持ちよく過ごせる環境を守ることも大切です。

もし、瀬戸内海の島の宿泊業界で働きたい!という方は、当社サービスおもてなしをご活用ください。

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