退職の挨拶メールのマナーとは?基本を押さえて感謝の気持ちを伝えよう

退職に欠かせないと言われる挨拶。内容に気を付ければメールで行うこともできますが、他にも留意しなければならないことがあるそうです。社会人としてのマナーを把握して、これまでの感謝を丁寧に伝えていきたいですよね。そこで今回は、退職の挨拶メールをする際のポイントやパターン別・挨拶メールの例文などを詳しく紹介します。

退職の挨拶メールの目的とは?

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無事に退職日が決まり、引き継ぎの計画もできてほっとしたのもつかの間、ふと「退職の挨拶はどうしたらいいのだろう」と気になる方もいるのではないでしょうか。

最終出社日に挨拶の場をいただければ問題ありませんが、他拠点に移動した先輩やお世話になった取引先の方は会う機会がなければ挨拶できないはずです。

そういうときは、「メール」を使って感謝の気持ちを伝えることができます。

ただ、メールは受けた側が削除などをしない限り一生残るものなので、送信する前に内容を見直すなど細心の注意が必要です。

また、退職の挨拶メールは社外の方だけではなく、社内の方に送信しても問題ありません。

次の項目より、退職の挨拶メールの例文を紹介するので、送る内容に悩んでいる方は参考にしてくださいね。

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退職の挨拶メールに関するポイント

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退職の挨拶メールを送るときは、どんなことに気を付ければいいのでしょうか?

ここでは4つ紹介するので、しっかり把握しておきましょう。

社内は最終出社日、社外は退職2週間前に済ませる

退職の挨拶メールは、社内の方には最終出社日、社外の方には最終出社日の2週間前までには終えておきましょう。

社内の場合は、メールを送信するルールなどがあればそちらを優先しますが、特になければ「最終出社日」に送るのがベストです。

ただ、定時の1時間前に送信するなど、なるべく業務に支障が生じにくい時間帯を選んでおくと相手の負担も軽減できるのではないでしょうか。

一方、社外の方に退職の意向を伝えるタイミングは、後任者が決まったら伝えることもあれば、正式に退職日が決定したら早々に連絡することもあるなど、会社によってさまざまです。

一般的に、遅くても「最終出社日の2週間前」までには伝えておくと、在職中の引き継ぎがスムーズになるでしょう。

退職のご挨拶だと分かる件名にする

社内外に退職の挨拶メールをする際は、退職のご連絡だと分かる件名にしておきましょう。

仕事中は、業務関連のメールが多数届くので、件名に何も入っていないと読むのを後回しにされるかもしれません。

「退職のご連絡」など、簡潔な内容を件名に入れておくと、それだけで大体の内容を把握できるので忘れないように入力してくださいね。

退職理由などは明確にしない

退職の挨拶メールをする際は、退職理由などを明確にしないようにしましょう。

これは、最終出社日に挨拶の場をいただいたときにも言えることです。

退職理由は「一身上の都合により」とするのが一般的ですが、もし具体的な理由を聞かれても現職のマイナスイメージにつながるような内容は避けてくださいね。

返信がきたらお礼の一言を添えて返信する

社内外の方に退職の挨拶メールをしたら、返信をいただくこともあります。

業務で忙しい中、あなたに返信するための時間を作って対応してくださっているので、あなたもお礼の一言を添えて1件1件丁寧に返信してくださいね。

以上のことに注意して、最終出社日までに挨拶メールを済ませておきましょう。

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【パターン別】退職の挨拶メールの例文

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ここでは、退職の挨拶メールの例文を「社内の方・上司やお世話になった方・社外の方」に分けて解説します。

社内の方に送信する場合

件名:退職のご挨拶(営業1課 おもてなし太郎)

本文:
○○事業部△△課の皆様、お疲れ様です。

このたび、一身上の都合により〇月末日をもって退社することになり、本日が最終出社日となりました。
本来であれば、直接ご挨拶をすべきところ、メールでの挨拶にて失礼いたします。

在籍中は、業務を通して数多くの方からさまざまなことを学ばせていただきました。
この会社で経験したことを今後もいかしていきたいと思っています。

なお、今後の連絡先は下記になりますので、何かございましたらご連絡いただけますと幸いです。

メールアドレス:xxxxxx@xxxx.co.jp
連絡先:xxx-xxx-xxxx

最後になりましたが、皆さまのさらなるご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
今まで本当にありがとうございました。

上司やお世話になった方に送信する場合

件名:退職のご挨拶(営業2課 おもてなし花子)

本文:
営業2課
部長 ○○さん

お疲れ様です。営業2課のおもてなし花子です。

このたび、一身上の都合により退社することになり、本日が最終出社日となりました。
本来であれば、直接ご挨拶をすべきところ、メールでの挨拶にて失礼いたします。

入社してから5年間、さまざまな業務を担当する中で、○○部長には営業の基礎基本に至ることまで多くのことを学ばせていただきました。

これまで、多くのアドバイスや励ましのお言葉などをいただき大変感謝しております。
本当にありがとうございました。

これまで○○部長から教えていただいたことを糧に、新たな活動の場でいかしていきたいと思います。

なお、今後の連絡先は下記になりますので、何かございましたらご連絡いただけますと幸いです。

メールアドレス:xxxxxx@xxxx.co.jp
連絡先:xxx-xxx-xxxx

最後になりましたが、○○部長のさらなるご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
今まで本当にありがとうございました。

〇社外へ送信する場合

件名:退職のご挨拶(株式会社○○○○ おもてなし太郎)

本文:
株式会社○○○○ 御中
○○○○様

いつもお世話になっております。株式会社○○○○のおもてなし太郎です。

私事で大変恐縮ですが、一身上の都合により、○月○日をもって退職することになりました。最終出社日は、○月○日の予定です。
○○様には、これまで何かとお力添えをいただき、心より感謝しております。改めてお礼を申し上げます。

後任は、同じ部署の○○が担当させていただきますので、退職日までにしっかりと引き継ぎをさせていただきます。

退職日まで残りわずかとなりますが、何卒よろしくお願いいたします。

退職の挨拶メールをマスターして円満退社しよう!

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退職の挨拶メールは、会社を辞めた後も文章として残るので内容を入念にチェックすることが大事です。

最終出社日まで良好な関係を維持するためにも、あなたにしか表すことのできない忘れられない感謝の言葉を綴ってくださいね。

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