職場の同僚が退職することになり、メッセージに何を書けばよいか迷う方は少なくありません。
贈る相手との関係性や退職理由によって、適切な言葉のトーンや内容は変わるからです。
この記事では、仲の良い同僚からあまり話す機会がなかった同僚まで、関係性別の例文を紹介します。
転職・結婚・育児などの退職理由別に添えると喜ばれる一言や、失礼にならないための言葉選びのポイントも解説します。
この記事でわかること
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同僚との関係性に合わせた例文
▼詳細
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避けたいNGワードと言い換え
▼詳細
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退職理由別に添える一言のコツ
▼詳細
退職する同僚へ贈るメッセージ例文を関係性別に紹介
関係性の近さによって、メッセージのトーンや盛り込む内容は自然と変わります。
仲の良い同僚には思い出を、普通の同僚には職場での一場面を、ほとんど話したことがない相手にはシンプルな温かさを添えるのが基本です。
仲の良い同僚へ思い出を添える
一緒に過ごした時間や具体的なエピソードを一言添えると、定型文とは違う温かみが生まれます。
思い出や感謝を自然に組み合わせた例文が次の2つです。
〇〇さん、退職されると聞いて、本当に寂しい気持ちでいっぱいです。いつも仕事で助けてもらいましたし、ランチのときの話がいちばんの息抜きでした。新しい職場でも〇〇さんらしく活躍されると思います。応援しています。
〇〇さんと一緒に働けた時間は、私にとって大切な思い出です。お世話になったことへの感謝を伝えきれませんが、今後もどうかお体に気をつけて、ご多幸をお祈りしています。
短い文でも、共有した場面を一つ入れるだけで気持ちが届く文章になります。
普通の同僚へ感謝を伝える
職場での接点を一言だけ具体的に触れると、きちんと見てきた相手だという誠実さが伝わります。
敬語と少しの親しみを両立した文体がちょうどよいバランスです。
〇〇さん、ご退職おめでとうございます。同じ職場で働かせていただき、折々にお声がけいただいたことをありがたく思っています。新天地でのご活躍と、これからのご多幸を心よりお祈り申し上げます。
〇〇さんとご一緒できた期間、いつも丁寧に仕事に向き合っていらっしゃる姿が印象に残っています。今後のご活躍をお祈りしております。どうかお体を大切にお過ごしください。
職場での一場面に触れる程度の具体性で十分です。
過度に親密な表現より、この距離感のほうが相手に届きやすい傾向があります。
話したことがない同僚へエールを送る
面識が薄くても、共通の業務シーンに一言触れるだけで形式的な印象を和らげられます。
短くシンプルに締める文章で、十分な温かさが出ます。
〇〇さん、ご退職とのことで、ご連絡させていただきました。同じ職場で過ごした時間、廊下でお見かけするたびに穏やかな雰囲気をいつも感じておりました。新しい環境でのご健康とご活躍をお祈りしております。
〇〇さん、長い間お疲れさまでした。直接お話しする機会は多くありませんでしたが、〇〇さんがいらっしゃる職場で働けたことを嬉しく思っています。どうかお元気でお過ごしください。
関係性が薄い場合は、長々と書くより簡潔にまとめるほうが誠実な印象を与えます。
関係性の近さで変わる退職メッセージの書き方とポイント
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メッセージの適切な文量・敬語・具体性は、相手との関係性によって変わります。
例文をそのまま使うより、この3つの軸を意識してアレンジすると、受け取った相手に自分らしさが伝わります。
関係性別の目安を把握する
関係性の深さに応じて、メッセージのボリュームや敬語のレベルを変えることが重要です。
| 関係性 |
文量の目安 |
敬語と内容のポイント |
| 仲の良い同僚 |
3〜5文程度 |
柔らかめ(です・ます+くだけた表現も可)。一緒に働いた思い出や印象的な出来事を添え、今後の活躍を願う言葉でしめくくります。 |
| 普通の同僚 |
2〜3文程度 |
標準的なです・ます調。職場での印象や感謝を一言加える程度にし、相手の人生や新天地を応援する一文で締めます。 |
| 面識が薄い同僚 |
1〜2文程度 |
やや丁寧なです・ます調。エピソードは無理に入れず感謝のみを伝え、多幸を祈る短い一文で完結させます。 |
エピソードを自然に盛り込む
仲の良い同僚へのメッセージは、いつも助けてもらったこと・一緒に乗り越えた場面など、相手が「自分のことを書いてくれた」と感じられるエピソードを盛り込むのが効果的です。
一方、面識が薄い相手には、無理にエピソードを作ろうとすると違和感が出やすいため、短くても誠実な言葉のほうが相手に届きます。
敬語の度合いを適切に調節する
敬語の度合いも、関係性に合わせた微調整が大切です。
普通の同僚に対して友人向けのようなくだけた文体にすると、馴れ馴れしい印象を与えてしまう可能性があります。
親しさに応じて、丁寧さの加減を調節しましょう。
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退職メッセージで避けたいNGワードと言い換え例
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退職メッセージには、書き手に悪意がなくても相手に不快感を与えやすい表現が存在します。
慶弔マナーの観点から忌み言葉とされる表現や、受け取り方によってはネガティブに響く言葉は、送る前に一度確認しておくと安心です。
| NGワード |
避けるべき理由 |
言い換え例 |
| 寂しくなります |
相手の門出より自分の感情が前面に出るため。 |
「〇〇さんがいない職場を想像すると、あらためてお世話になった時間の多さを感じます」 |
| 体に気をつけて |
相手の健康に不安があるような印象を与える場合があるため。 |
「健康に過ごされることを願っています」「お体を大切に」 |
| 辛いことがあったら連絡して |
退職理由が体調や人間関係の場合に傷に触れる可能性があるため。 |
「何かあればいつでも声をかけてください」 |
| 引き留められなくて残念 |
相手の決断を否定するニュアンスになるため。 |
「〇〇さんの今後のご活躍を心から応援しています」 |
| どうして辞めるの? |
退職理由を本人が明かしていない場合は詮索に当たるため。 |
理由には触れず、感謝と今後への言葉に絞る |
| 終わり・最後・切れる |
「終わり・切れる・消える」系の言葉は別れを強調しすぎるため。 |
「一区切り」「新たなスタート」 |
| ご苦労様でした |
目上から目下への労いの言葉であり、同僚・上司には不適切なため。 |
「お疲れ様でした」 |
退職メッセージの主役は相手の今後です。
自分の感傷や退職理由への言及より、感謝の言葉と前向きな応援で締めくくるのが、受け取る側にとって一番気持ちのよいメッセージになります。
退職理由別に添えると喜ばれるひと言メッセージ
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退職の背景に合わせた一文を添えると、メッセージ全体の温度が変わります。
理由ごとに「何を言葉にするか」のポイントは異なるため、状況に合った文例を参考にしてください。
転職やキャリアアップの場合
新しい職場での活躍を具体的にイメージした言葉が、相手の背中を押します。
これまでの仕事ぶりに触れてから応援の言葉につなげると、定型文にならず印象に残りやすくなります。
〇〇さんの丁寧な仕事ぶりは、いつも職場の手本でした。新しい環境でも、その強みをぜひ発揮してください。今後のご活躍を心から応援しています。
一緒に仕事をした時間は、私にとっても大きな学びでした。新天地での活躍を楽しみにしています。
結婚や家庭の事情の場合
プライベートな決断に踏み込みすぎず、幸せを願う気持ちをシンプルに伝えるのが好印象です。
詳細な事情を尋ねるようなニュアンスを避け、温かく送り出す一文に絞ります。
新しい生活が、〇〇さんにとって幸せなものになりますように。今まで本当にお世話になりました。
これからの人生がより豊かなものになるよう、心から多幸をお祈りしています。
体調やその他の事情の場合
退職理由がデリケートな場合は、原因に言及せず気遣いの言葉で締めるのが基本です。
相手が前向きな気持ちで受け取れるよう、健康や今後への願いを添える形が自然です。
まずはゆっくり休んで、ご自身を大切にしてください。〇〇さんのことを、職場のみんながずっと応援しています。
また元気な姿に会える日を楽しみにしています。どうかお体に気をつけてお過ごしください。
退職する同僚へのメッセージに関するよくある質問
Q.寄せ書きと個別カードで書く内容は変えた方がよいですか?+
A.
寄せ書きは1〜2文で印象的な言葉を凝縮し、個別カードは少し具体性を加えるのが自然です。寄せ書きはスペースも限られるため、「いつも職場を明るくしてくれてありがとう」のような短くまとまる一文が向いています。個別カードであれば、一緒に仕事をした場面や相手の仕事ぶりへの一言を添えると、より気持ちが伝わります。文量の目安は寄せ書きが30〜50文字、個別カードが80〜150文字程度です。
Q.メッセージに具体的なエピソードがなくても大丈夫ですか?+
A.
エピソードがなくても、相手の印象や仕事への姿勢をひと言添えるだけで十分伝わります。「いつも丁寧なお仕事ぶりに刺激をいただいていました」「明るい笑顔に何度も救われました」のように、相手を見ていたことが伝わる表現で代用できます。思い出が薄い関係性なら、今後の活躍や健康を祈る言葉を中心に構成するのが自然です。
Q.退職理由を知らない場合はどう書けばよいですか?+
A.
退職理由には触れず、「新しいステージでのさらなるご活躍をお祈りしています」のような汎用表現でまとめるのが無難です。理由が転職・結婚・体調のいずれであっても使える表現なので、知らない場合はあえて深入りしないほうが相手への配慮にもなります。「今後の人生がより豊かになることを願っています」「ご多幸をお祈り申し上げます」なども幅広い場面に対応できます。
Q.英語でメッセージを添えたい場合、どんな一文が使いやすいですか?+
A.
日本語メッセージの後ろに短いフレーズを添えるだけで自然にまとまります。使いやすい表現としては、「Wishing you all the best in your next chapter.」「Thank you for everything. Good luck in your new adventure!」「It’s been a pleasure working with you.」などが挙げられます。長文にせず一文程度にとどめると、全体のバランスが取りやすくなります。
Q.LINEやチャットで送るメッセージはカードと書き方が違いますか?+
A.
書き言葉のカードより少しカジュアルな文体で送っても問題ありません。改行を活用して読みやすくしたり、「本当にお世話になりました」「一緒に仕事できて良かったです」のような話し言葉に近い表現を選んだりするとデジタルの場に馴染みます。ただし上司や目上の方への場合は、カジュアルすぎる言葉遣いは避け、職場での関係性に合った丁寧さを維持するのが適切です。
退職する同僚へのメッセージは関係性と理由に合わせよう
上司・同僚・後輩など相手との関係性や、転職・結婚・体調不良など退職の理由によって、響く言葉は変わります。
「今まで一緒に仕事をしてきた時間」や「職場での思い出」に触れながら、相手の今後の人生や健康を応援する気持ちを素直に添えると、形式的にならず本当の意味で伝わるメッセージになります。
例文はあくまで出発点として、自分の言葉でひと言加えることで、より相手の心に残るものになります。
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