ワークライフバランスが理由での転職に適切な志望動機とは?面接用の例文を紹介!

残業や休日出勤が多すぎてワークライフバランスが取れず、転職を考える人は少なくありません。ワークライフバランスを理由とした転職の場合、志望動機はどのように伝えれば良いのでしょうか。この記事では、前向きな姿勢が感じられる、志望動機のポイントについて解説します。転職活動の参考に役立ててくださいね。

目次

    ワークライフバランスが理由の転職は「前向き」

    長時間残業が常態化していたり、休日出勤が当たり前になっていたり。ワークライフバランスの整えにくさが原因で転職を考える人は少なくありません。

     

    ワークライフバランスは、「仕事と私生活のバランスを保ち、相乗効果で仕事の効率化やプライベートの充実を図る」というものです。しかし「仕事の手を抜いて私生活を優先する」「仕事と私生活を完全に切り離して考える。職場の飲み会などは断固拒否!」といったイメージが持たれがち。

     

    転職活動の場においては、前向きな転職理由であるにもかかわらず、後ろ向きな転職だと捉えられる恐れがあります。ワークライフバランスが理由で転職活動する場合、志望動機はどのような伝え方が望ましいのか見ていきましょう。

     

    なお、ワークライフバランスについては以下の記事でも詳しく解説していますので、併せてご一読ください。

     

    関連記事:ワークライフバランスが持つ本来の意味とは?メリットや厚生労働省などの施策を見てみよう

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    ワークライフバランスが理由の転職、面接で志望動機をどう伝える?

    コーチング

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    応募先がどのような企業でも、面接では必ず志望動機を聞かれます。履歴書においても志望動機の欄は重要項目ですが、そもそもワークライフバランスを志望動機として伝えることはアリなのでしょうか。

     

    その答えはYES。ワークライフバランスの重要性を理解している会社なら、転職理由に納得してくれるはずです。

     

    仮に、その志望動機が原因で不採用になったとしても、ワークライフバランスを整えて働きたい!と考えているあなたとは相性が良くなかったということです。社風の合う・合わないを見極めるためにも、志望動機は正直に伝えたほうが吉と出ます。

     

    ワークライフバランスの改善を志望動機として伝える際の、3つのポイントを見ていきましょう。

    ワークライフバランスを整えてどうしたいのかを伝える

    「ワークライフバランスを整えたい」という志望動機の先には「ワークライフバランスを整えてどうしたいのか」という最終目的があるはずです。

     

    スキルアップや資格取得のための勉強や、気力・体力を充実させて質の高い仕事がしたい、家族との時間を確保しながら腰を据えて働きたい、といった前向きな最終目的を伝えましょう。

    前職ではなぜワークライフバランスが取れなかったのかを説明する

    前職の残業時間が明らかに多かったり、とてもさばけない量の仕事を一任されていた場合は、具体的な業務量や残業時間を挙げることをおすすめします。ここを明確にしておかなければ「うちの会社の業務量・残業時間にも付いて来られないのでは?」と思われてしまうかもしれません。

     

    また、ワークライフバランスを整えるために努力をしたものの、自分の力ではどうにもならなかった、というエピソードがあればぜひ添えてください。それによって「他責的」「自主性がない」という評価を避けられるはずです。

    なぜ応募先ではワークライフバランスを取れると考えたのかを伝える

    採用担当者が気にするのは「うちの会社で長く、しっかり働いてくれるかどうか」という点ですよね。ワークライフバランスが理由で転職活動をしている応募者は、特に厳しい目で見られるかもしれません。

     

    そこで重要なのは「この企業でワークライフバランスが取れる」と考えた根拠を示すことです。企業研究で把握したワークライフバランス関連の取り組みや平均残業時間を挙げて「このくらいなら問題なく働けます」とアピールしましょう。

     

    当然ですが、ワークライフバランスを整えたいと言いながら、年間休日数が極端に少なかったり、残業時間が長かったりする企業に応募するのはNGです。志望動機に一貫性がなければ、説得力が生まれません。仮に採用されたとしても、望んだとおりの働き方はできないでしょう。

    ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事

    ワークライフバランスが理由の転職に適切な志望動機の例文

    ここまでの内容をふまえて、ワークライフバランスを理由とした志望動機の例文を見てみましょう。ワークライフバランスだけでは志望動機として弱いので、入社後のビジョンやスキルのアピールも織り交ぜるのがポイント。

     

    ホテルのフロントスタッフに応募する場合を想定した、面接での受け答えの例文です。履歴書には要点を簡潔に記入した上で、面接で具体的な話をすると良いでしょう。

     

    私が貴館のフロントスタッフを志望するのは、ワークライフバランスを整え、より質の高い仕事をしたいと考えているためです。現在もホテルのフロントスタッフとして勤めており、日々の業務にやりがいを感じているのですが、慢性的な人手不足によって残業時間が月50時間を超えています。

     

    顧客情報の管理方法を工夫し、業務を効率化したのですが離職するスタッフが多く、人員の補填もなかったため残業時間の短縮は実現できませんでした。

     

    人に喜びを提供したくてホテル業界に就職したにもかかわらず、疲れをリセットする時間の確保ができずお客様への気配りが不十分になりがちという葛藤を感じていたところ、貴館の採用情報を見つけました。

     

    学生時代、友人との旅行で系列ホテルに泊まらせていただいたことがあるのですが、フロントスタッフの方がホテル滞在に不慣れな私たちに、とても親切に対応してくださったことを覚えています。今回、採用情報を見て「私は本来、あのようなフロントスタッフになりたかったはずだ」と思い、貴館への応募を決めました。

     

    貴館の残業時間は平均10時間ということなのでワークライフバランスを整えて、お客様一人ひとりに向き合った接客ができる、と考えています。これまでフロントスタッフとして働いてきた経験をいかしながら、さらに磨きをかけて働きたいと存じます。

    ワークライフバランス重視の転職はおもてなしHRで

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    ホテル・旅館は特に激務と言われる業界。ワークライフバランスを取りながら宿泊業で働きたい、と考えるなら応募先をしっかりと選ぶことが重要です。

     

    業務量や残業時間などをしっかり吟味するには就職・転職エージェントの活用がおすすめです。

     

    私たちおもてなしHRはホテル・旅館に特化した就職・転職エージェントです。宿泊業界に精通した専任アドバイザーが、希望にマッチした求人情報を紹介します。ライバルが少ない非公開求人からの仕事探しもできますので、まずはお気軽にご登録ください!

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