転職したい!でも転職先の業界・職種が決まらない!
「転職を考えているものの、次にやりたい仕事が決まらないため行動にうつせない……」と悩み、この記事に辿り着いた方は多いのではないでしょうか?
適性のある業界・職種をみつけることは、そう簡単ではありませんよね。
社会人になったばかりの20代の方に限らず、30代、40代以上の方であっても「自分が本当はどんな仕事に向いているのか分からない」という方も多いようです。
この記事では、転職先の業界・職種が決まらない人の特徴や、自分の向き・不向きを分析する方法などを解説しています。
自分が納得できる転職先をみつけるためにも、参考にしてみてくださいね。
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転職先の業界・職種が決まらない人の特徴
まずは転職先の業界・業種が決まらない人の特徴をみていきましょう。
この限りではありませんが、転職先の業界・業種が決められずに悩んでいる方は、どこかしら当てはまる部分があるかもしれないのでチェックしてみてくださいね。
何でも人並み以上にできる
いろいろなことを器用にこなすがゆえに、自分の長所や強みが分からずある程度のレベルで満足し、飽きてしまいがちです。
どんな業界・職種でも活かせるスキルを持つ人材は、転職市場で有利となるでしょう。
しかし、転職年齢が上になるほど1つのことを突き詰めた人材が優遇される傾向にあります。
オールマイティーも素晴らしいですが、「特に得意だ」という分野を何か1つみつけて磨き上げるといいかもしれませんね。
自分に自信がない
やってみたいと思うことがあっても「私のスキルでは無理」「この年齢からでは始められない」などと考えて可能性に蓋をしてしまうタイプです。
このような方は転職に慎重になりやすく、特別好きというわけでもない業界・職種に「経験があるから」という理由で長く居る傾向があります。
その業界・職種が合っている場合は問題ありませんが、もし他にやってみたいことがあるならば考え方を変える必要があるでしょう。
やりたいことが思い浮かばない
「一度の人生、やりたいことをやるべきだ」というのは、仕事に限った話ではありませんよね。
趣味に没頭しているなど、私生活を重視しており「生活ができれば仕事は何でもいい」と考える方もいます。
この考えが決して悪いというわけではありません。
しかし、必要に迫られて転職しようとなった場合、どの業界・職種に行くべきなのか分からなくなりがちなようです。
興味がある業界・職種がたくさんある
やりたいことが浮かばない方と逆で、興味がある業界・職種が多すぎるという方も転職先を迷いやすいです。
例えば、自分が持っているスキルや経験を考えると宿泊業界が向いているが、未経験の業界・職種に挑戦したい気持ちがあるのも否めないなど。
「転職はしたいけどやりたい業界・職種がブレている」という方は、自己分析や業界研究が不足している可能性もあります。
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転職先の業界・職種が決められないときにやってみよう
転職の成功・失敗を左右するのは情報量の多さといっても過言ではありません。
業界研究や企業研究も大切ですが、自分自身の情報もできるだけ多く集めましょう。
この項目では、自己分析の方法をいくつか挙げています。
自分を知ることで、適性のある業界・職種をみつけることができるかもしれませんので、試してみてくださいね。
適職診断を試す
インターネット上には、簡単にできる適職診断がたくさんあります。
無料でできるものがほとんどなので、いろいろな適職診断を試してみてください。
診断の質問に答えることも、よい自己分析になるはずです。
ただし、診断の方法や結果はサイトによってばらつきがあるため、ひとつの参考として捉える程度に留めておきましょう。
結果について考えすぎると、ますます転職先の業界・業種が決められなくなることも。
転職活動のウォーミングアップだと思って軽く受け止めましょう。
自分の強み・弱みを洗い出す
自己分析で重要なのは、「自分の強み・弱み」を洗い出すことです。
この作業はひとりで悶々と考えていても、なかなかまとまるものではありません。
紙に書いて整理したり、身近な人に聞いてみたりといった方法が有効です。
自分では気づかなかった強みや弱みを発見することができるかもしれませんよ。
楽しかったこと・達成感を感じたことを洗い出す
やりたい業界・業種を探るには、「これまでの経験で楽しかったこと」「やりがいや達成感を感じたこと」を洗い出しましょう。
「これは仕事にならない」などと考えず、とりあえず全部リストアップすることがポイントです。
例えば、絵を描くのが好きなら「画家になんてなれるわけない」で終わるのではなく、
- ・画材屋や画廊で働く
- ・色彩感覚を活かしてアパレルショップで働く
などのような選択肢をみつけることができそうですよね。
このように、とにかく好きなことをリストアップすることで業界・職種選びのヒントがみつかる可能性があるのです。
消去法で考える
仕事としてやりたいことが見つからない時は「やりたくないこと」を探す方法もあります。
やりたいことを探すのはハードルが高いかもしれませんが、「やりたくないこと」を消去することで「やってもいいこと」をしぼり出してみましょう。
「やってもいいこと」なら、長く続けられる可能性があります。
「この仕事が大好き」というほどではなくても、「嫌では無いからありがたく働こう」と割り切ることも大切です。
続けるうちに仕事に面白味を感じられるようになることもあるでしょう。
消去法で業界・職種を選ぶときは「なぜやりたくないのか」まで考えるのがコツです。
「人と話すのが苦手だから」という理由を考えずに「接客は避けたい」と思って営業事務を選ぶとどうなるでしょうか?
おそらく営業職の人と密なコミュニケーションを取らなければならないことに、苦痛を感じる羽目になります。
「やりたいこと」と同じくらい「やりたくないこと」を分析するのは重要だと考えられますね。
なお、以下の記事では転職の準備を始めるタイミングについて解説しています。併せてご参照ください。
転職先が決められない!経験から業界・職種を探してみよう
転職先が決められないときは、「自身の経験」に基づいて業界・職種を探してみるのもアリですよ。
具体的な例を3つ紹介しますので、どのようにみつければいいのか確認していきましょう。
接客の経験を活かす
パートやアルバイトなどで接客の経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか?
接客の経験がある方は、
- ・飲食業界
- ・アパレル業界
- ・営業職
など、対人スキルを必要とすることが多い業界・職種を選ぶとスムーズに働き出せるかもしれません。
一見、接客スキルが必要なさそうな業界でも、役職や仕事内容によってはスキルが求められることもあります。
財務や決算の経験を活かす
財務や決算の経験がある方は、
- ・金融業界
- ・保険業界
- ・不動産業界
など、お金や資産の動きに関わる業界で活躍できるのではないでしょうか。
上記の他にも、数字に強くなくてはいけなかったり正確におこなわなければいけない仕事だったり、そのような業界に対しても上手くこなしていけるかもしれませんね。
英語の経験を活かす
学生時代に海外留学をしたりワーキングホリデーをしたり、英語力を培ってきたなどという方もいますよね。
そのような方は、以下のような業界で活躍していけると考えられます。
- ・宿泊業界
- ・メディア業界
- ・IT業界
これらの業界は、英語力を必須スキルとして求人掲載していることも多いです。
そのような求人は英語を身につけてきたという方にしか応募できないものですので、転職先の候補として考えてみるのもいいでしょう。
転職先の業界・職種が決められないとお悩みの方へ
転職先の業界・業種が決められないときは、転職エージェントを利用するのもいい方法です。
数多くの転職者や、さまざまな企業について知識がある転職のプロが、経歴や希望をヒアリングして適切なアドバイスをしてくれるでしょう。
1人ではなかなか転職先を決められない方や転職に不安がある方の中に、宿泊業界に興味がある方は、私たち「おもてなしHR」が力になります!