Google for Jobsとは
Google for Jobsとは、インターネット上の求人情報を横断的に表示させるサービスを指します。
Googleの機械学習ツールを活用し、検索したキーワードにふさわしい求人情報を自動で収集し、リスト化するというシステムなのだそう。
Google for Jobsは広告欄とオーガニック検索欄の間に載るため、自社の求人票がGoogle for Jobsに表示された場合、求職者の目に留まりやすくなる点が特徴的です。
また、提供元の異なる求人を一気に閲覧できるため、ユーザーの労力が大幅に軽減されるという利点もあります。
もとはアメリカで生まれたGoogle for Jobsですが、どのようにして日本にも導入されたのでしょうか。次の項目でご説明していきます。
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Google for Jobsが日本に導入された背景
Google for Jobsは、2017年5月にアメリカ合衆国にてローンチが発表されました。その後、機能性や手軽さが要因となり瞬く間に人気のサービスとなったようです。
また、情報の充実という点においても、Google for Jobsは高水準を保っています。
その理由は、アメリカの求人情報メディアの主流である「Facebook」「Glassdoor」「Monster」「LinkedIn」などの企業と提携を図っているから。
これにより、ユーザーは多数のサイトにアクセスすることなく、Google for Jobsを通して豊富な求人を閲覧することが可能になりました。
結果的にGoogle for Jobsは大量の利用者を獲得し、今では「求人検索と言えばGoogle for Jobs」というレベルで、人々の間に浸透しているのだとか。
以降、アメリカで多くの支持を得たGoogle for Jobsは世界各国に導入され、日本にはリリースから約2年後と少し遅れて上陸しました。
導入からまだ日が浅いこともあり、日本においてGoogle for Jobsが完全に浸透しているとはまだまだ言い難い状況です。
しかし、他国の状況を鑑みると、日本でも遠からず求人業界の主流になっていくことが予想されます。
時代の流れに取り残されないためにも、日本企業はGoogle for Jobsの概要を把握し、対策を練る必要があるのではないでしょうか。
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Google for Jobsの機能
Google for Jobsには、検索ボックスにキーワードを入力するだけで求人が表示される機能が備わっています。
「地名+業種」というように具体的なキーワードなら精度の高い情報を得ることができるでしょう。
ですが、例えば「近所の求人」「介護の仕事」など多少アバウトなワードでも求人が表示されるようです。
また、求人情報に構造化データを追加することで、求人票をGoogle for Jobs上に表示させられるようになります。
求職者・企業ともに無料で利用できるため、コストがかからないのが魅力ですね。
Google for Jobsが日本の採用市場に変化をもたらす可能性も
Google for Jobsが日本にも導入されてからまだ日は浅いものの、求人業界には着実に浸透しているようです。
この先、日本の採用市場に大きな変化をもたらす可能性も十分に考えられるでしょう。
いざ、Google for Jobsが採用市場の大手に躍り出た時に世間の流れに取り残されてしまわないよう、企業はサービスの概要を十分に把握しておくと安心ですよ。