ボーナスの支給額が低い!その時あなたはどうする?

ボーナスの支給額が高いか、低いかは将来を左右する大問題です。支給額が低ければさまざまな問題に直面するかもしれません。しかし、それだけで転職を決めるのは早計です。ボーナスの支給額が低いことでどのようなデメリットがあるのでしょうか。また、ボーナスの低さを理由とする転職のリスクを見ていきましょう。おもてなしHRで扱っている求人情報のボーナス事情も紹介します。

目次

    ボーナスが低い企業で働き続ける?

    小銭

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    世間と比較して、自分のボーナス支給額の低さに落ち込んだ経験はありませんか?

     

    「金額が低くてもボーナスが出るだけありがたい」という人がいる一方で「ボーナスが低い企業には早く見切りを付けたほうが良い」という意見もあります。

     

    ボーナスの支給額が低い企業からは転職すべきなのか、それともそのまま働くべきなのかを考えていきましょう。

     

    なお、ボーナス・賞与の関連記事は、以下のページでまとめて紹介しています。ぜひご参照ください。

    ボーナスが低い企業で働くデメリット

    企業によって、ボーナスの支給額には大きな差があります。

     

    例として、2021年の夏のボーナスのデータを見てみましょう。従業員数が5人~29人までの企業において、ボーナスの平均支給額は27万4523円でした。対して、従業員数500人以上の企業では平均63万3853円です。

     

    企業の規模が大きくなるほど基本給が高い傾向にあるため、ボーナス支給額の差が開くのですね。

     

    また、業界によってもボーナスの支給額には大きな開きがあり、最も低い宿泊業、飲食サービス業では平均5万5296円という結果が出ています。 

     

    ボーナスが少ない企業・業界で働くことには、どのようなデメリットがあるのか見てみましょう。

     

    参照:2021年の夏のボーナスの平均支給額について/厚生労働省

    貯金や投資ができない

    毎月の給料だけでは余剰がない!という人や、将来のためにしっかりと準備しておきたい!という人にとって、ボーナスは資産形成の頼みの綱ではないでしょうか。

     

    しかし、支給額が低いと思うようには増やせません。結婚資金や子どもの学資、そして老後の生活のためにはまとまったお金が必要ですよね。

     

    ボーナスの支給額が低いままでは、さまざまなライフイベントにおいて、お金の工面に苦労するかもしれません。

    大きな買い物がしにくい

    マイホームやマイカー、高級家電など大きな買い物をするときに、ボーナスを頼る人は多いでしょう。ボーナスの支給額が低ければ、思い切った買い物がしにくくなります。

     

    ただし、現状では高いボーナスをもらっている人でも、この先どうなるかは不透明。ボーナス払いでローンを組んだ後にボーナスをカットされ、支払いができなくなるのもつらいでしょう。

     

    大きな買い物がしにくいことに関しては、デメリットとは限らないのかもしれません。

    モチベーションを維持できない

    会社員にとってボーナスは、年に2回のご褒美と言えるでしょう。しかし、支給額が低い場合は「あんなに頑張ったのにこれだけか……」と、がっかりしモチベーションが下がりがちです。

     

    ボーナスは「支給されて当たり前」ではないにしろ、どうせならたくさん欲しいと願うのが人の子というものでしょう。

     

    また、ボーナスの支給額が低いと「この先、会社は大丈夫なんだろうか」といった不安が生まれますよね。不安を抱えながら、高いモチベーションを維持するのは困難ではないでしょうか。

    宿泊業界でも高いボーナスは期待できる?

    宿泊業界は特にボーナスが少ない傾向にある業界ですが、ホテルや旅館の仕事で高いボーナスは期待できないのでしょうか。その答えはNO。宿泊業界を専門とした転職エージェントのおもてなしHRでは多様な求人情報を扱っており、中には高いボーナスを期待できる求人情報もあります。

     

    例えば、北海道のシティホテルの求人情報を見てみると、ボーナスは年に2回・1.5カ月分の支給です。このホテルの求人賃金は月給18万円台〜20万円前後なので30万円前後のボーナスが見込めるのではないでしょうか。

     

    また、沖縄県のホテルでは、ボーナスは年2回・昨年の支給実績は約1.9カ月だったということです。求人賃金は14万万円ほど〜20万円ほどと開きがありますが、場合によっては平均以上のボーナスが狙えるかもしれません。

     

    ただし、新型コロナウイルスの影響などでボーナス支給をストップしている施設があることが考えられます。また、今後も状況は変わり得るので、ボーナスだけで職場を選ばないように気を付けてくださいね(すべて2022年5月時点の情報)。

    ボーナスが低い!という理由で転職に踏み切るリスク

    ボーナスの低さに不満があり、もっと高いボーナスをもらえる企業への転職を考える人も居るでしょう。しかし、それだけの理由で転職に踏み切るのは考えもの。以下のようなリスクがあるため、慎重に判断しましょう。

    新型コロナウイルスによる変化

    2021年1月時点では、新型コロナウイルスの影響で各業界の景気にさまざまな変化が起こっています。

     

    たとえば、これまでサービス業は全体的にボーナスの支給額が低い業界でしたよね。しかし、コロナ禍の中でフードデリバリーサービスが活気づいたり、スーパーマーケットの配送サービスの利用率が急激に高まったりしています。

     

    高いボーナスを見込んで転職したが、もとの業界の方が好景気になっていた、ということが起こり得るのではないでしょうか。

    ボーナスの支給には保証がない

    ボーナスは、出た利益を社員に還元するためのものです。そのため、景気が悪化し経営が傾けば、世界に名だたる大企業でも、ボーナスの支給はなくなります。

     

    実際、2020年には新型コロナウイルスの影響を受け、複数の有名航空会社でボーナスカットが行われました。大企業だから、高いボーナスの支給実績があるからといって、この先も安泰とは言えないでしょう。

    転職そのものがうまくいかない

    ボーナスの低さに対する不満に限らず、ネガティブな理由での転職は失敗しやすいものです。

     

    熱意や夢を持ってのエントリーではないことが見抜かれて、なかなか内定が出ない。年収だけで選んだら人間関係が最悪だったなど、今よりも状況が悪化するかもしれません。

     

    ボーナスの低さは、転職を考える理由として正当です。しかし、それだけで飛び出すと大きなリスクを背負うことになるでしょう。

    ボーナスが低い!と思ったらどうするか

    光

    あんみつ姫 – stock.adobe.com

     

    ボーナスの低さにショックを受けたら、冷静になることが重要です。ショック状態のまま、転職活動に走るのは非常に危険。

     

    「この先こうなりたい!」という希望と今の職場の状況を、総合的に比較して慎重に判断・選択をしましょう。判断に迷う場合は転職エージェントへの相談がおすすめです。 宿泊業界への就職・転職なら、おもてなしHRにお任せください。

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