目次
- 求人に応募が来なければ意味がない!
- 応募者は求人募集のなにを見ている?
- 求人が来ない理由:労働市場の縮小
- 求人が来ない理由:求人情報の表現が分かりづらい
- 求人が来ない理由:他社の募集条件に劣っている
- 求人が来ない理由:求人媒体が募集職種に合っていない
- 求人が来ない理由:求める人材のターゲットが明確でない
- 求人が来ない理由:応募者に求めるハードルが高すぎる
- 求人が来ない理由:求人募集の露出が少ない
- 求人が来ない理由:写真やキャッチコピーが魅力的でない
- 求人が来ない理由:求人募集を出す時期が適切でない
- 求人が来ない理由:給与や福利厚生が仕事内容と見合っていない
- 求人が来ない理由:企業のホームページが魅力的でない
- 応募者の心理に寄り添って求人募集を増やそう
求人に応募が来なければ意味がない!
採用担当の方から見れば、コストと時間を費やしてせっかく求人募集を出したのに応募者が来ないという状況は考えたくはない事態ではないでしょうか。
このままでは人材を採用できず、ホテル・旅館業界をはじめとした会社にとっても痛い損失となってしまいます。特に、優秀な人材が採用できなければ業務の効率が低下するだけでなく、会社の将来を任せられる人材がおらず、最悪の場合、経営が傾いてしまう危険性もあります。
求人募集に応募者が来ない理由を真剣に考え、早急に対策をしましょう。
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応募者は求人募集のなにを見ている?
そもそも応募者は、なにを基準に求人募集を選んでいるのかを考えていきましょう。応募者の状況によって異なりますが、主に重要視されているのは以下の通りです。
- ・仕事内容
- ・給与
- ・福利厚生
- ・スキルや資格が活かせるか
- ・労働時間や休日
これらの条件は、業界・業種によっても異なります。ホテル・旅館業界の場合は、主に「給与」や「労働時間や休日」を重視される方が多いようです。
ですので、自社が求める人材を精査したうえで、応募してほしいターゲットに合わせた採用活動や求人募集を打ち出していかなければなりません。
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求人が来ない理由:労働市場の縮小
日本は少子高齢化が進み、人口がどんどん減少しています。それに比例して、労働人口も減少しているのです。
労働人口が減少すると企業は若手を希望しているのに、応募が来ないという現象が起きてしまいます。そのため、企業同士による採用活動は年々激化しているのが事実です。
優秀な人材を確保するためには、労働市場自体が縮小していることを理解したうえで、ホテル・旅館業界も激化する採用活動を勝ち抜かなければなりません。
参照:労働力調査/総務省
求人が来ない理由:求人情報の表現が分かりづらい
「誰でもできるお仕事です」「簡単なお仕事です」など、よく求人広告で見かける表現があります。
求職者にとっては魅力的にうつるかもしれませんが、実は求職者に不安を与えてしまい、求人募集に応募が集まらない理由の一つなのです。
求人募集の仕事が「誰にでもできるか」や「簡単かどうか」については、人それぞれ判断基準が異なります。「誰でもできるお仕事です」「簡単なお仕事です」などの表現は、主観的で漠然としているので、求職者が仕事内容への分かりづらさを生んでしまうのです。
今後自分が従事するかもしれない仕事内容が曖昧だと、不安が募り、なかなか応募する気持ちにはなれませんよね。
ほとんどの求職者は、仕事内容は条件が合うかどうかで応募を決めています。たとえ抽象的な表現で応募が来たとしても、表現の受け取り方が幅広くなってしまう分、誤解を招く恐れもあるので入社後のミスマッチにもつながります。
仕事内容などの求人情報を具体的に記載するように意識することで、応募者数を増やすことができるかもしれません。求人広告にはなるべく曖昧な表現は避けたほうが良いでしょう。
求人が来ない理由:他社の募集条件に劣っている
求人媒体が多様化していることもあり、求職者は様々な媒体から求人広告を探すことができます。さらに、求職者は複数企業に応募し、その中から働き先を選びます。なかには、ホテル・旅館業界以外の企業に複数応募しているかもしれません。
そのような状況で、給与や福利厚生で他社の応募条件に見劣りしてしまうと、優秀な人材は他社に流れてしまう可能性があります。
給与や福利厚生の見直しは難しいかもしれませんが、他社と比べて著しく見劣りしているのであれば検討を考えましょう。
求人が来ない理由:求人媒体が募集職種に合っていない
多様な求人媒体があるなか、自社にとって適切な求人媒体を選ぶことができているでしょうか。求人媒体の選定を間違ってしまうと、応募者が来ない理由にもなります。
大手求人媒体だからといって、必ずしも効果を上げるというわけではないのです。職種に特化した求人媒体もあり、もちろんホテル・旅館業界を専門とした求人媒体もあります。
自社の求める人物像やスキルによって、活用すべき求人媒体を選定することが必須です。
求人が来ない理由:求める人材のターゲットが明確でない
採用活動には多くの時間やコストがかかるので、自社が求める人材を確実に獲得しなければ、すべてが水の泡になってしまいますよね。
ですので、採用活動を始めるにあたって、自社の求める人材について明確にしておく必要があります。ターゲットを絞らなければ、自社が求める人材以外からの応募が多くなってしまう可能性があるのです。
また、ターゲットが曖昧のまま求人広告をつくってしまうと、求職者に「誰でもいい」という印象を与えてしまうことも。ブラック企業ではないかと誤解されてしまう恐れがあるので注意してくださいね。
求人が来ない理由:応募者に求めるハードルが高すぎる
応募に必要なスキルや資格を重視しすぎると、求職者は離れていってしまいます。
特殊な職種であれば必須条件として記載するべきですが、ただ条件を強く主張しすぎているとしたら、条件のレベルを下げて求人を出しましょう。
あまりにも条件のへ―ドルが高いと、求職者は応募自体を諦めざるを得ません。求人募集を行う段階では、間口を広くすることも重要です。
求人が来ない理由:求人募集の露出が少ない
求人募集の露出が少ないと、求職者の目に届く数も少なくなってしまいます。いくら求人募集を完ぺきにしたとしても、求職者に届かなければ意味がないですよね。
他社の求人に埋もれないように求人媒体をこまめにチェックし、埋もれていた場合は求人媒体の担当者に連絡し対策をしましょう。
求人が来ない理由:写真やキャッチコピーが魅力的でない
企業や職場環境の雰囲気を知るためには、写真は重要な情報となります。使用される写真が弱いと求職者に流し見される恐れもあります。
反対に、魅力的な写真が掲載されていると、求職者の目を長く留めることができ、求人情報によく目を通してもらうことができるのです。
また、写真と同様にキャッチコピーが弱いと、応募が集まりにくい理由をつくってしまいます。「自社にとって良い人材はどのようなことを求めて求職するのか」を意識する必要があるのです。
求職者により魅力を感じてもらえるよう、求人の見せ方も工夫してくださいね。
求人が来ない理由:求人募集を出す時期が適切でない
求人募集を出す時期によっても応募者数は変わります。応募者数の分母を増やしたい場合は、求職者の多い時期を目指して求人募集をしましょう。
求職者が増える時期は、一般的には3~4月と、9~10月と言われています。募集したい職種によっても時期は異なるので、求人募集を出す時期をそれぞれの企業で見極めることが求められます。
求人が来ない理由:給与や福利厚生が仕事内容と見合っていない
以前までと全く同じ条件で、採用活動がうまくいくとは限りません。社会は常に変容しており、それに合わせて企業も柔軟に対応していくべきです。
給与や福利厚生は、求職者が最も重視する条件のうちに入ります。それらが求職者にとって、仕事内容と見合っていないと感じれば、応募者が増えることはないでしょう。特に、ホテル・旅館業界での就職・転職を検討している方は、給与と福利厚生を重視しています。
給与や福利厚生に関しては、労働市場とズレた内容にならないために、他社の求人募集に見劣りしないよう社内で定期的に検討していくことが大切です。
求人が来ない理由:企業のホームページが魅力的でない
大抵の求職者は、応募するまえに企業のホームページをチェックしています。そのため、求人広告のみに力を入れるのではなく、同時に企業のホームページも最新の情報を掲載するように心がけましょう。
せっかく求人に魅力を感じて応募する一歩手前だったのに、企業のホームページが魅力的でなかったり、掲載情報が古いと求職者を落胆させてしまいます。
定期的にメンテナンスを行い情報を更新することで、企業の雰囲気や採用への熱意をアピールしていきましょう。
応募者の心理に寄り添って求人募集を増やそう
求人募集に応募者が来ない理由として、応募者に企業や仕事内容の魅力が伝えきれていないということがほどんどです。ですので、求人募集をかける際は「求職者にとって自社の魅力とはなにか」を徹底的に考えなければなりません。
それぞれが抱える課題や問題点を探し、すぐに対策を練ることができれば、応募者数は増えるでしょう。
ホテル・旅館業界で、もし自社だけでの改善が困難な場合は「おもてなしHR」が役に立ちます。専任のアドバイザーが採用に関わるすべてをサポートしますので、お悩みの方はぜひ一度ご相談くださいね。