夜勤で働く人のスケジュールの立て方!
夜勤は「生活リズムが乱れる」「体力的にきつい」といった苦労がある一方で、「割増賃金が高い」「日中の自由時間が多い」といった嬉しいこともあります。スケジュールを上手に組めば、充実した日々を送れるのではないでしょうか。
この記事では、夜勤で働く人がプライベートを充実させるための、スケジュールの立て方について解説します。楽しい毎日を過ごすための、参考にしてくださいね!
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夜勤の勤務スケジュールを把握しよう!
夜勤のシフトが何時から何時までなのかは職場によってさまざまですが、代表的なシフトとしては「2交代制」と「3交代制」とがあります。
それぞれの勤務スケジュールを把握しましょう。
2交代制
2交代制は、労働時間を2つのパターンに分け、交代で働くスタイル。24時間営業の店舗や施設で導入されることが多い傾向にあります。時間の区切り方は職場によってさまざまです。12時間ずつ区切ることもあれば、夜勤の拘束時間を長く取り、2.3時間程度の仮眠時間を与える場合もあります。
1回の勤務時間は長くなりますが、労働基準法で定められた休日の考え方によって、夜勤明け当日と、その翌日は、原則働くことができません。「まとめて働き、まとめて休む」というスタイルです。
3交代制
一方、3交代制は労働時間を3つのパターンに分け、交代で働くスタイルです。24時間稼働の職場であれば、1時間休憩を挟んで8時間ずつ働くことが多いでしょう。勤務時間だけで見れば、一般的な時間帯に働く人々と同じと言えます。
また、2交代制で夜勤の場合とは休日のルールが異なるため、連続勤務も可能。比較的、規則正しい生活がしやすい働き方ではないでしょうか。
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夜勤で働く人におすすめ!スケジュールを立てるコツ
夜勤で働く人にとって、日中の自由時間を充実させるのは重要なことですよね。しかし、しっかりと体を休めることも、考えなければなりません。
これらを両立させるための、スケジュールの立て方を考えてみましょう。
シフトが出た段階でプライベートの予定を立てる
昼間、働いて夜に寝る人なら「明日の休みはちょっと温泉に行ってみよう」などと思い立った時、すぐ行動に移せます。一方、夜勤で働く人は、眠気が強かったり、出かけたいと思った日も夜勤の仕事があったりと、身動きが取りにくいもの。
そこでおすすめしたいのは、1カ月のシフトが決まった時点で、プライベートの予定を立てることです。いつ、何をするかを決めておけば、その日に向かって睡眠時間を調整したり、体調を整えたりできるでしょう。
家族や友人・恋人にシフトを共有する
夜勤でネックになりやすいのは、周囲の人とのスケジュールが合いにくいことです。家族や友人・恋人といっしょに過ごしたいと思っても、お互いの都合が合わなければどうにもなりません。
すれ違いを防ぐためは、身近な人にシフトを共有することがおすすめです。また、シフト希望を出せる職場であれば、相手の休みに合わせて休むといった方法で調整することもできます。
夜勤明けの日をフル活用する
時間を有効に使えるかどうかは、夜勤明けの日の過ごし方にかかっています。例えば、朝5時に仕事が終わって6時ごろ帰宅する場合、お昼頃まで仮眠を取って、午後から出かけるといった過ごし方はいかがでしょうか。
翌日が休みなら、ちょっとした遠出ができます。また、2交代制で翌々日も夜勤なら、2泊3日の本格的な旅行も可能。
このような過ごし方は、仮眠を長くとりすぎて、夜に眠れなくなることを防ぐ効果も期待できます。生活リズムを保ちながら、楽しい休日を過ごしてくださいね!
体を休める日も作る
通常であれば、寝ているはずの時間に働く夜勤。休憩や仮眠の時間があるとはいえ、体には大きな負担がかかりがちです。1カ月のスケジュールを立てる段階で、徹底的に休む日も作りましょう。
遊ぶ日と、休む日のメリハリをつけることを意識してくださいね。
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