連休明けに退職を考える人は意外と多い!
連休明けに、「今就いている仕事を退職しよう」と考える人は意外と多いといいます。特に多いといわれているのが、年末年始やゴールデンウイーク、お盆休みといった大型連休のあとです。
このような長期間の休みが続いたあとにいざ仕事が始まると、どうしても憂鬱な気持ちになったり、やる気が出なくなったりしてしまう人が多いのだとか。
連休をきっかけに退職を決意した結果、すぐに転職サイトに登録して、次の仕事を探し出すという行動に移る人もいるようです。
せっかく選考や面接などに時間をかけて採用した貴重な人材の流出を防ぐためにも、企業側としては連休明けに退職をする人が出てしまう理由を把握し、対策を講じることが重要といえるでしょう。
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連休明けに退職をする人が出てしまう理由とは?

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連休明けに退職を考える人が多いことがわかりましたが、一体どのような理由が引き金となって退職を決意しているのでしょうか。ここでは、連休明けに退職をする人が出てしまう理由を紹介します。
連休中に充実した時間を過ごしていたから
連休中に充実した時間を過ごしていた人ほど、連休明けに仕事に行きたくないと感じ、退職を決意してしまうことが多いそうです。
実際に連休中は普段の仕事から解放されるため、自分の好きなことをして過ごすことができます。
しかし、その反面仕事が始まったとたん、楽しくて充実した時間を過ごせていた連休と日々の業務に追われる普段の仕事にギャップを感じてしまい、退職を決意する人も少なくありません。
自分の現状をゆっくり考える時間があったから
連休中は仕事をする必要がなく、自分の好きなことをして過ごすことができます。このとき、ゆっくりと過ごせる時間があると、自分の現状について考える人が少なからずいるようです。
仕事が忙しいことを理由にして、これまで目を逸らしてきた問題についてじっくり考えることで、退職に踏み切ろうと思う人がいるようです。
連休明けになっても連休中の疲れが取れていないから
仕事を忘れてリラックスするための連休に予定を詰め込みすぎて、疲れが溜まってしまうこともあるでしょう。
特に連休中は地元への帰省や旅行、レジャーなど、普段できないことをしてしまいがちです。
その結果、連休明けになっても連休中に蓄積した疲れが取れず、憂鬱な気分を引き起こし、退職を決意する人が出てきてしまうといいます。
今の仕事に不満を感じているから
カレンダーどおりに連休をしっかり休めている人がいる半面、仕事柄連休中も働き続けている人がいます。たとえば、以下のような仕事に携わっている人が挙げられるでしょう。
- 接客業
- 旅行業
- インフラ関係
- 医療関係
- 公安系公務員
これらはあくまで一例ですが、世間が連休なのに自分は働いているとなると虚しく感じてしまう人も一定数いるようです。
このような理由が引き金となり、今の仕事を辞めて連休をしっかりと休める仕事に転職しようと考える人も多いといいます。
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連休明けの退職者の流出を防ぐために!企業ができる対処法を紹介

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連休明けに退職をする人が出てしまう理由には、連休ならではのさまざまな事情が引き金となっているようです。
しかし連休明けに退職者が出れば、企業側としては、仕事が滞ったりチーム編成のやり直しが必要になったりするため大変でしょう。全体的な業務にも悪影響を及ぼすおそれもあるので、できれば避けたいところでしょう。
ここでは、連休明けの退職者の流出を防ぐために企業ができる対処法をいくつか紹介します。
連休明けの業務量を調整する
連休明けは、社員の集中力が途切れてしまいがちです。連休中の生活リズムからうまく抜け出せず、仕事に身が入らない人が多いといいます。
このような状況に陥ってしまうことを想定に入れて、可能であれば業務の内容や量の調整をするなどの対応をするとよいでしょう。
柔軟な働き方ができる環境を整備する
柔軟な働き方ができる環境を整備することも、社員の退職を防ぐのに有効です。もちろん部署にもよるとは思いますが、リモートワークを導入するのもよいでしょう。
また、時短勤務やフレックスタイム制などを取り入れるのもいいかもしれません。多種多様な働き方を選択できることは、離職防止につながる可能性があります。
コミュニケーションを活発にする
企業と社員との信頼関係は、一朝一夕にできるものではありません。日頃からのコミュニケーションを軽視せず、従業員の悩みや不満に気がつきやすい環境を整えるようにしましょう。
上司と部下のコミュニケーションを活性化させたり、チームの親睦を深めたりするための仕組みを作ることも大切です。
定期的に面談を実施する
定期的に面談を実施して、こまめに社員のフォローをするようにしましょう。特に連休明けは、社員からの不満が生まれやすい時期でもあります。
面談を行い、社員の意向を人材配置に反映できれば、モチベーションの向上が見込めるでしょう。
連休明けの退職を防ぐために企業側としてできる対処をしよう
連休明けに退職者が多い背景には、仕事から解放されて充実した時間を過ごしていた、自分の現状をゆっくり考える時間があったなど、さまざまな理由があるようです。
退職者が発生する状況を防ぐためにも、連休明けの業務量を調整したり、柔軟な働き方ができる環境を整備したりするなど、企業側としてできる対処を行いましょう。
とはいえ、上記で紹介した対策を講じても、本人の適性や気質によっては退職を防げない場合もあります。そうならないためにも選考の段階で適性を見極め、長く働いてくれる人材かどうかを判断することも大切です。
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