激務で転職活動ができない!対処方法は?
転職活動は働きながら進め、内定が出てから今の職場を辞めることが理想です。しかし「今の職場が激務で転職活動できない……」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
この記事では、激務が原因で転職活動ができない場合の対処方法について解説します。働き方を見直すための参考に役立ててくださいね。
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どこからが「激務」なのか
ブラック企業問題などで「激務」という言葉を耳にすることは多いものですが、どこからが激務なのでしょうか。はっきりとした基準はありませんが、一般的な目安を紹介します。
ご自身の勤務スタイルと照らし合わせてみてください。
残業時間が月80時間以上
残業時間は激務か否かを判断するための、重要な項目です。目安として、月80時間を超えて残業しているケースは激務と言えるでしょう。
月20日の出勤・1日8時間勤務であれば、単純計算で1日4時間以上残業していることになります。朝から深夜まで働いている状態で、出勤日はほとんどプライベートがありません。
長時間労働については、以下の記事で詳しく解説しています。併せてご参照ください。
休日が少ない
労働基準法で、年間休日の最低日数は105日とされています。105日を下回る場合は労働基準法に違反しているブラック企業です。勤務先の年間休日が最低ラインギリギリの場合は、違法ではないにしろ休日が少なく、激務と感じるかもしれません。
また、休日に何度も社内イベントが開催され、参加を強要される場合なども実質的な休日は少ないと言えるでしょう。
心身の負担が大きい
「激務だ」と感じるのは労働時間の長さや休日数の少なさだけではありません。体への負担が大きい肉体労働や、精神力を使うクレーム対応などで疲れ果てるケースも考えられます。
メリハリをつけて働くことが得意な人や、疲れをじょうずに解消できる人なら問題ありませんが、つらい状態が続く場合は「自分にとっては激務」なのかもしれません。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
激務でも転職活動を進める方法4選
激務の企業で働いている人こそ、真剣に転職を考えるべきです。ワークライフバランスを整えて、充実した日々を送るためにはどのような工夫が必要なのでしょうか。
仕事が忙しい中でも転職活動を進める方法を紹介します。
しっかり計画を立てる
最短距離で転職を成功させるためには、しっかりと計画を立てることが重要です。計画があいまいな状態で進めると、マッチ度が低い企業に応募したり、転職の目的が分からなくなったりして遠回りしがちなので注意しましょう。
何のために転職するのかを明確にし、おおよそのスケジュールを決めてから具体的なアクションを起こしてくださいね。
なお、転職活動の準備については以下の記事で詳しく解説しています。併せてご参照ください。
時間をやりくりする
仕事が激務でプライベートタイムの確保が難しい場合でも、工夫次第で時間をやりくりできる場合があります。
たとえばスマホアプリを使って通勤電車で応募書類の作成を進めたり、休日に1時間だけでも求人情報を探すことをルーチン化したりするといったこと。
面接を受ける日だけはまとまった時間が必要ですが、隙間時間でコツコツと進められることも多々あります。
なお、以下の記事では時間がなくて転職活動ができない場合の対処方法について解説しています。併せてご参照ください。
先に退職することも検討する
転職活動は在職中に進め、内定が出てから今の職場を辞めることが理想的です。しかし、激務によって心身に不調をきたしている場合は、まず退職してしまうのもアリでしょう。
激務でつらい状態を我慢し続けることには、心身の不調を重くするリスクがあります。いったん退職し、バイトをしながら転職先を探すといった方法も考えてくださいね。
また、退職の理由によっては失業手当を早く受給できる可能性もあります。以下の記事も参考にしてくださいね。
転職エージェントを活用する
激務の職場に勤めながらの転職活動で、特に苦労するのは面接日時のセッティングではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、転職エージェントの活用です。担当者が企業と応募者の間に入り、適切にスケジューリングしてくれることでしょう。
また、マッチ度が高い企業や、ライバルが少ない非公開求人情報の紹介といったサポートも期待できます。転職活動を効率的に進められるので、ぜひ活用してくださいね。
転職エージェントについては、以下の記事でも詳しく解説しています。併せてご参照ください。
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