インバウンドとは
インバウンドとは、旅行のため日本を訪れる外国人観光客を指す言葉です。
新型コロナウイルス流行の影響により、近年ではインバウンドの需要が低下傾向にありますが、アフターコロナに向けてインバウンド事業に力を入れている企業もあるのだそう。
では、インバウンドに対し企業が行うこととして、どのような例が考えられるのでしょうか。まずはインバウンドが抱える問題から見ていきましょう。
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インバウンドが抱える問題
企業がインバウンド事業を行う際、まずはインバウンドが抱える問題について知っておく必要があります。どのような例があるか、詳しくご紹介していきます。
キャッシュレス化の遅れ
自国以外で買い物をする際、厄介なことのひとつに「現金での支払い」があります。
他国の貨幣を支払うのに慣れていない場合は会計で手間取ってしまいますし、海外ではキャッシュレスが主流となっている国も少なくありません。
そのため、キャッシュレス化が進んでいない店舗での買い物を不便に思う人もいるのだそう。
近年では基本でもキャッシュレス化が進みつつありますが、対応しきれていない施設もまだまだあるようです。
文化の違いによるトラブル
双方に悪気がなくても、文化の違いによって現地の人々とインバウンドとの間にトラブルが発生してしまうことも。
よくある例としては、トイレの使用に関するトラブルが挙げられます。海外にはトイレットペーパーをゴミ箱に捨てる国も多いようですが、日本では便器に流します。
こういったルールを理解せずにトイレを利用した外国人観光客の影響で、ゴミ箱が溢れ衛生面に問題が出てしまったケースもあるのだそう。
上記の例に留まらず、文化の違いによるトラブルはさまざまな状況で発生します。その点を考慮した上で、インバウンド事業に取り組む必要があるでしょう。
新型コロナウイルス流行による流入の激減
近年(2022年10月現在)は改善傾向にあるものの、新型コロナウイルス流行による影響でインバウンドの流入は激減しています。
そのため、インバウンド事業を今すぐ急激に伸ばすことを目指しても、実現はほぼ不可能と言っていいでしょう。
インバウンドの流入が本格的に望めるのは、もう少し先だと考えられます。将来を見据えた上で、インバウンド事業を行うことが重要ではないでしょうか。
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インバウンド対策として企業が行うこと
インバウンド事業に力を入れることを考えている企業が、行うべき対策をご紹介していきます。
キャッシュレス化の推進
インバウンド対策をする上で、キャッシュレス化の推進は必要不可欠です。
キャッシュレス化を進めることで、外国人観光客はもちろんのこと、現地で会計を担当する日本人の負担を減らすこともできます。
多くの企業で実施しているインバウンド対策でもあるので、まだ導入していない企業は早急に着手しましょう。
多言語対応に力を入れる
インバウンド事業に力を入れるなら、他言語に対応する必要があります。
公用語の英語や、日本に近いアジア圏の言語に留まらず、インバウンドが見込めるあらゆる国の言語に対応することで、事業の幅が広がることも。
海外旅行をする上で言語は大きな壁になりがちなので、その障壁を取り払うことで、日本への旅行に対するハードルが低くなるのではないでしょうか。
SNSを充実させる
海外に向けて情報発信をするなら、SNSの活用がもっとも有効です。写真や動画で視覚的な情報を発信し、外国語の文章で補足をすることで、世界中にアピールをすることができます。
インバウンド事業にSNSを活用する際、重要なのは「定期的に投稿をすること」です。
投稿を続けるうち、閲覧者に響く情報の方向性なども分かってくるので、とにかく途切れずに投稿することが重要ですよ。
▼インバウンドについてさらに知りたい方はこちら
新型コロナウイルス流行の収束に向け、企業はインバウンドに力を入れよう!
2022年10月現在、新型コロナウイルスの流行は続いていますが、宿泊業界を始め、収束後に向けてインバウンドに力を入れる企業が増えてきているようです。
インバウンドに強い人材を確保することを、今のうちから検討してみてはいかがでしょうか。
なお、宿泊業界でインバウンドに強い人材を採用したいとお考えの方は、当社サービス「おもてなしHR」にご相談ください。
「おもてなしHR」は、宿泊業界に特化した採用支援サービスです。採用に関するお悩みを抱えている方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。