レストランサービスでは水の注ぎ方も見られている!
レストランで接客サービスを提供する際、注意すべきことは配膳だけではありません。お出迎えやオーダーを取る際などのマナーも重要ですが、水の注ぎ方もお客様に見られています。
食事中に水を注ぐ場面は多いもの。スマートな注ぎ方を身につければ、お客様の時間を邪魔せずに食事を楽しんでもらえるのではないでしょうか。
次の項目では、レストランサービスにおける水の注ぎ方を紹介します。
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レストランサービスにおける水の注ぎ方
高級レストランなどにおいては、水の注ぎ方ひとつ取ってもマナーが厳しくチェックされます。実際の手順は勤務先によって異なる場合もありますが、次の流れを参考にすると良いでしょう。
(1)ピッチャーとタオルを用意する。
(2)ピッチャーについた水滴をふき取り、お客様のテーブルに向かう。
(3)お客様の右側に立ち「お待たせいたしました」とお声がけする。
(4)「失礼いたします」と言ってから、右足を1歩踏み出して水を注ぐ。
(5)水滴がテーブルに垂れないよう、ピッチャーの注ぎ口にタオルを添えて引き上げる。
この流れを覚えたら、あとは練習あるのみです。積極的に水の提供を行い、動きを身体に染み込ませましょう。
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水の注ぎ方もレベルアップ!レストランサービスの向上に役立つ資格
水の注ぎ方に限らず、サービスのレベルを高めるためには実践で経験を積むことが近道かもしれません。しかし、正しい知識を身につけたり技術を証明したりする上では、資格の取得が役立つことも。レストランの接客スタッフにおすすめの資格を紹介します。
レストランサービス技能士
「レストランサービス技能士」とは、食事や飲み物に関するサービスに関して、一定の技術や知識が身についていることを証明する国家資格です。
試験内容は学科試験と実技試験で、飲食サービスのオペレーションやマナー、お客様の案内やオーダーの取り方などについて審査されます。
この資格は、レストランのウェイターだけでなく仲居や女将などとして働く際にいかせるため、宿泊業界や飲食業界を目指す方と相性が良いといえるでしょう。
サービス接遇検定
接客やマナーの能力を証明する「サービス接遇検定」の資格もあります。サービス接遇検定は、サービス業務に対する心構えや対人心理の理解、態度・振る舞いなどが審査される検定試験。
転職の際は実務経験が重視されますが、資格を持っていて損をすることはないので、興味がある方は積極的に取得してみてはいかがでしょうか。
参考:サービス接遇検定について/文部科学省後援ビジネス系検定
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水の注ぎ方を極めてレストランにおけるサービスを向上させよう!
たとえ姿勢や仕草、言葉遣いが完璧でも、水の注ぎ方が上手でないとお客様に満足してもらえないおそれがあります。細部まで気を配ることが、サービスを向上させる第一歩。水の注ぎ方を極め、レストランにおけるサービスを向上させましょう!
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