ホテルにはさまざまなタイプがありますが、一般的にビジネスホテルと呼ばれているのはどういったホテルなのでしょうか。
この記事では、ビジネスホテルの特徴や近年見られる変化について解説します。
ビジネスホテルの特徴5選
日本においては以下のような特徴を持つホテルがビジネスホテルとされています。
なお、海外ではビジネスセンターを備えた高級路線のホテルがビジネスホテルなので区別しましょう。
ターゲットはビジネス旅行者
ビジネスホテルのメインターゲットは出張中のビジネスパーソンです。
仕事で訪れる人に、清潔で安全な寝床を提供することが、ビジネスホテルの役割と言えるでしょう。
しかし最近では、観光旅行やイベントへの参加といったレジャー目的の旅行で利用する人も増えています。
客室はシングルルームが中心
ビジネスホテルは出張のビジネスパーソンをメインターゲットとしているため、客室はシングルルームが中心です。
ただし先述の通り、観光旅行などでビジネスホテルを利用する人も増えており、家族やグループで宿泊できる客室も備えていることが一般的。
ただし休息を提供することが主な目的のため、客室はコンパクトです。ほとんどの場合、スイートルームはありません。
セルフサービスが基本
ビジネスホテルにはドアマンやベルスタッフが配置されておらず、荷物運びなど滞在中の身の回りのことは基本的にすべてセルフサービスです。
最近では自動チェックイン機を導入しているビジネスホテルが多く、チェックインからチェックアウトまでの間、直接的な接客を受けないといったことも珍しくありません。
館内設備がシンプル
滞在中の優雅な楽しみを提供しているシティホテルやリゾートホテルには、ブティックやプール、フィットネスジムといった設備があります。
一方、ビジネスホテルは睡眠・休息の提供に特化しているため、楽しむための設備はなく、館内は非常にシンプルです。
ただし、ズボンプレッサーやノートパソコンなど、ビジネスパーソンに必要な備品は貸し出していることが多いので、不便は感じないでしょう。
また、客室内で楽しめる映画の配信サービスを導入したり、自由に読める本や漫画を用意するなど、滞在中に退屈しないための工夫をしているビジネスホテルもあります。
宿泊料金が安い
宿泊料金がリーズナブルであることも、ビジネスホテルの特徴のひとつです。
オフシーズンの平日などは、1泊1名あたり5000円以下で宿泊できることも珍しくありません。
サービスや設備がシンプルな分、費用を抑えて滞在できることがビジネスホテルを利用するメリットと言えるでしょう。
ビジネスホテルは変化している!

flowertiare – stock.adobe.com
従来は出張時の寝泊まりがメインだったビジネスホテルですが、近年は観光や家族でのレジャー目的で滞在するお客様が急増しています。
ただ寝るだけの必要最低限の設備から脱却し、広々とした温泉大浴場を設けたり、客室から提携ピザチェーンのデリバリーを注文できる独自のサービスを導入したりと、滞在そのものの快適さを売りにする施設が増えてきました。
こうした業界の変化に伴い、現場で働くスタッフには、業務の効率化だけでなく、多様な目的で訪れるお客様のニーズに寄り添うワンランク上のホスピタリティが強く求められるようになっています。
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