仕事が終わらない!仕事量が多い原因と辞めたいときの対処法

仕事量が多いと休憩は少なく残業も当たり前、休日も仕事のことばかり考えてしまうものです。そんなキャパオーバーの状態では、仕事のミスが増えるだけでなく、心や身体に不調が出はじめるかもしれません。このようなとき、「仕事を辞めたい」と思うのは当然のことでしょう。そこで今回は、仕事量が多い原因と辞めたいときの対処法についてお伝えします。

仕事量が多いと辞めたい気持ちが加速する

仕事多い

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「やってもやっても仕事が終わらない……」そんな経験はありませんか?

仕事が重なってしまったり納期が迫っていたりなど、一時的に仕事が多くなってしまうのは仕方がないこと。しかし、それらが慢性化してしまうのはとても危険です。

仕事に追われる毎日を繰り返していると、肉体的にも精神的にも疲労が溜まり、仕事を辞めたいという気持ちが加速してしまいます。

なぜ仕事量が多くなってしまうのか、辞めたいと思ったらどうすればいいかなど、仕事量が多い原因と辞めたいときの対処法について探っていきましょう。

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仕事量が多くなる原因とは?

残業

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仕事量が多くなってしまうことには、いくつか原因があります。仕事が多い理由がわからないと対処することができないので、しっかりと確認しておきましょう。

人手不足

会社が人手不足の場合、単純に1人の仕事量が多くなってしまいます。その結果、1人では捌ききれない量の仕事を抱え、キャパオーバーになってしまうのです。

繁忙期に重なる

繁忙期を迎え、仕事量が増える方もいるのではないでしょうか。一時的なものであれば負担は少ないかもしれませんが、業界や職種によっては頻繁に繁忙期が訪れることもあります。

社員の能力が低い

仕事ができない、スピードが遅いなど、ともに働く社員の能力が低い場合もあります。1人で処理できる仕事の量が少ないと、あなたへの負担が大きくなってしまうのです。

人の入れ替わりが激しい企業や、社会人経験の浅い若手社員が多い会社に見られるようです。

仕事を断れない

頼りにされ、期待に応えようと頑張りすぎる人もいるでしょう。仕事を断ると、「自分の評価が下がる」「できない人と思われる」と考える人も少なくないはず。

しかし、できる仕事量には限界があります。処理しきれない仕事が溜まっているのに、さらに仕事を受けようとするのは無責任な行為ともいえます。

また、このケースは「周囲の力を借りられない人」も多いようです。すべて自分1人でやろうとすると小さなミスを見落としてしまったり、残業が多くなったりと、結果的に質の低い仕事となってしまう恐れもあります。

管理不足が原因

指示を出す立場の人が忙しく余裕がない、上司のマネジメント能力が低いなど、管理不足が原因となることもあります。

上に立つ人間が担当者の忙しさを把握できていないと、個人が多くの仕事を抱えることになるのです。

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仕事量が多くて辞めたいときの対処法

相談

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ここからは、仕事が多いことが原因で辞めたいと思ったときの対処法についてお伝えします。

自分の仕事を把握する

まず、仕事の内容や流れを把握し、タスクをこなすための計画を立てましょう。

仕事の量が多いということは、簡単に処理できるものから周囲も巻き込んで進めなくてはならないものまで、さまざまな仕事があると思います。

少しでも量を減らそうと目の前の仕事から手を付けてしまいがちですが、行き当たりばったりで仕事を進めていくと途中でつまずいてしまいます。

仕事内容や期限の有無などを整理し、優先度に応じてスケジューリングしていきます。先が見えないと実際の仕事量よりも多く感じてしまうため、自分が抱えている仕事全体を把握することが大切です。

上司や先輩に相談する

自分1人で状況を変えることが難しい場合は、直属の上司に相談してみましょう。もしかすると、上司はあなたの仕事量をしっかり把握できていないかもしれません。

上司に相談しづらい、気が引けるという場合は、先輩に相談してみてください。仕事において「できない」「無理」と相談するのは勇気のいることですが、そのままでは何も変わりません。

長く会社に勤めている先輩に相談することで、良い解決策が見つかることもあるでしょう。

気分転換の時間を作る

職場を離れても仕事のことばかり考えていませんか?

仕事のことを考え過ぎると、本来は楽しいと思えることも楽しめなくなってしまいます。無理にでもオンとオフの切り替えをはっきりさせ、休日は休むことを徹底しましょう。

美味しいものを食べたり、運動したり、有給休暇を使って旅行に出かけたりなど、しっかりと自分の時間を設けてリフレッシュすることが大切です。

転職も視野にいれる

仕事量が多いという問題を上記の対策で改善できることもありますが、中にはどうにもならない場合もあるでしょう。

好転しない状況で無理に働き続けていても、いずれは体を壊してしまう危険があります。もし、今の仕事に対して無理を感じているのなら、辞めるのも1つの手段です。

たとえば、デジタル化を推進している職場や、従業員の働きやすさ・業務負担の削減に取り組んでいる会社など、転職があなたにとってプラスに働くこともありますよ。

仕事量が多くても辞めない方がいいケース

評価

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仕事量が多いと辞めたい気持ちが強くなりますが、場合によっては辞めない方がいいケースもあります。代表的な3つのケースをご紹介しましょう。

ケース1:仕事に慣れていないだけ

入社して間もない、部署異動でコツがつかめていないなど、仕事に慣れていないだけの場合は辞めない方がいいでしょう。

新しい仕事を覚えるのは、時間がかかるものです。仕事に慣れることでペースをつかみ、少し仕事のスピードを上げることができれば、仕事量が多いと感じることはなくなるかもしれませんよ。

ケース2:忙しいのは一時的なもの

一般的に会社には繁忙期というものがあります。仕事量が多くなるのは一時的に忙しい時期だけの可能性もあるので、すぐに退職を決断せず少し様子を見てみましょう。

仕事量が多いと感じるのは繁忙期だけなのか、日常的に仕事量が多いと感じるのかをしっかりと見極めることが大切です。

ケース3:しっかり評価される環境

頑張りをきちんと評価してくれる会社であれば、辞めない方がいいかもしれません。

たとえば、「残業代はきっちり支給される」「仕事量が評価につながる」「成果を出した分は給料に反映される」など。

頑張った分だけ会社から評価されるのなら、仕事量が多くても頑張れたり、モチベーションアップにつながることもあるでしょう。

ただし、自分は評価や給与よりも休日の多さやプライベートを大事にしたいなど、理想の働き方に合わせて考えてくださいね。

仕事量が多すぎて辞めたいと思ったら、我慢せずに適切な対応を!

仕事が多い

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終わりの見えない仕事は大きなストレスとなり、仕事量が多いことで辞めたいと感じる人もいるでしょう。

しかし、「みんな我慢している」「仕事が多いのは自分に責任がある」など、無理をして働き続けようとする人も少なくないようです。

仕事が忙しい・仕事量が多いのは一時的なものであれば問題ありませんが、慢性的に仕事量が増えている状態では、心身に悪影響を及ぼす危険が高まってしまいます。

仕事量が原因で辞めたいと思うのは、心が悲鳴を上げている証拠かもしれません。自身のストレスサインを見逃さず、適切な対応であなたに合った働き方を見つけてくださいね。

もし、仕事量の多さからホテル・旅館などの宿泊業界へ転職を希望する方は、当サイト「おもてなしHR」をご活用ください。

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