バーテンダーを辞めたいと思う理由6選

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バーテンダーになった背景には「お酒が好き」「社交場の雰囲気が好き」といった前向きな理由があったはずです。それでも「辞めたい……」と思ってしまうのはなぜなのでしょうか。代表的な理由を見ていきましょう。
身体がきつい
バーテンダーが働くのは一般的に夜。昼夜逆転の生活は身体に負担がかかります。
また、重いボトルを運んだり、シェイカーを力いっぱいシェイクしたりと、体力を使う場面は多いでしょう、さらに、お客様から勧められて飲みたくないお酒を飲むことや、立ち仕事で足腰に負担がかかることも。
一般的な会社員などに比べて、健康面でのリスクが高い職業かもしれません。
対人関係の悩み
バーテンダーは厳しい職人の世界です。師弟関係や上下関係があり、人間関係は難しくなりがちではないでしょうか。
また、やってくるお客様との関係を誤解されたり嫉妬されたりと、社交場で働く人ならではの悩みに直面することも。
少人数で運営しているバーで対人関係がこじれると、非常に居心地の悪い思いをするでしょう。
給料が低い
バーテンダーの給料水準は低いと言われています。2022年における平均年収は約340万円。深夜割増賃金を含んでの金額であることを考慮すると、仕事がハードな割には収入が少ないと感じるのではないでしょうか。
また、バーテンダーの中には自分のお店を持つことを目標としている人もいますが、この賃金ではなかなかお金が貯まらないことも悩みの種。バーテンダーとして働いていれば腕は磨けますが、資金が作れなければ独立開業は難しいでしょう。
金銭的な理由で「辞めたい……」と考えるバーテンダーは少なくないはずです。
参考:バーテンダーの平均年収について/職業情報提供サイト j0btag
常に勉強が必要
バーテンダーとして一人前になってからも、勉強は必要です。その時その時で流行しているカクテルや新しい素材や技法などカクテルに関することには常にアンテナを張っていなければなりません。また、お客様との会話のために、さまざまな分野の知識を身につけることも重要。
勉強に時間を取られ、プライベートを楽しむ余裕がないことで「バーテンダーを辞めたい!」と思う方もいるでしょう。
接客に関する苦労
当然ながら、バーテンダーはお酒に酔っているお客様に対応します。中には酔いつぶれて寝てしまったり、変な絡み方をしてきたりというお客様もいるでしょう。
また、店内で迷惑行為をするお客様に注意することもバーテンダーの役割です。接客に関する苦労が「辞めたい」と思う原因になることは、少なくないかもしれません。
勤怠管理などが不適切な場合も
個人経営のバーなどでは、勤怠の管理がきちんとされていない場合があります。
タイムカードが存在せず、開店前の準備時間は給料がつかなかったり、サービス残業が当たり前だったりする職場で悩んでいるバーテンダーもいるでしょう。
バーテンダーの経験をいかせる転職先を見てみよう

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バーテンダーは肉体的にも精神的にも負担が大きい仕事です。つらさ以上のやりがいを感じるのであれば続けるべきですが、限界を迎えそうなら早い段階で転職を検討した方が良いかもしれません。
バーテンダーの経験がいかせる転職先を見ていきましょう。
レストランや居酒屋
レストランや居酒屋などでは、お酒の知識・技術をいかして働けます。キッチンスタッフであれば接客はないので「お客様対応がつらかった」という人にも適しているでしょう。
また、お酒に関する資格を取得することもおすすめです。高級レストランのソムリエなど、お酒に特化した従業員として働ける可能性があります。
接客業全般
毎日たくさんのお客様と接してきた経験は、他の接客業にいかせます。「聞き役」に回るバーテンダーのスキルは、お客様のニーズを引き出すことに活用できるのではないでしょうか。
また、勤めていたバーのタイプによっては、フォーマルな接客が身についているはず。高級ブランドを扱うブティックや、宝石店などで活躍できるかもしれません。
ホテル・旅館のバー
「きつい労働環境を何とかしたいけどバーテンダーの仕事は好き」「独立開業の夢を捨てられない」という方は、ホテルや旅館のバーで働くことを検討してはいかがでしょうか。
宿泊施設などの大きな組織では勤怠の管理がきちんとしている傾向が見られます。また、業務内容に応じた適切な給料が設定されていることが多く、福利厚生にも期待できるでしょう。
2023年12月時点でおもてなしHRに掲載しているバーテンダーの求人の中には、資格取得支援制度のあるホテルや、月給25万円以上の募集などがあります。
自分にとって働きやすく、独立開業などの夢に向かって歩いていけるホテルを見つけてくださいね!
「辞めたい」と悩んでいるバーテンダーは転職エージェントの活用もおすすめ!

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「バーテンダーからの転職」というと、選べる職業が限られているように感じるかもしれません。「辞めたいけど次の仕事が見つかるかどうかが不安……」という方は、転職エージェントに登録しましょう!
ホテルのバーや、宿泊施設の接客スタッフの求人を探す際にはおもてなしHRが力になります。