コロナ禍の今、引っ越しのタイミングはいつがいい?
コロナ禍が続き、先行きが見えない社会。「引っ越しはしてもいいの?」「どのタイミングで行えばいい?」など疑問や不安が募り、引っ越しのタイミングが分からなくなってしまうこともありますよね。
結論から述べると、感染者数が多い時期や、進学・異動などの関係で特に引っ越しをする人が多い3月から4月の繁忙期を避ければ、感染するリスクを抑えて引っ越しできるでしょう。
なかには今のタイミングしかないという方もいるかもしれませんが、急ぎで引っ越しをする理由がないのであれば、状況に応じて引っ越し予定日を早めたり延期したりするとよいですね。
また、現状コロナの影響でドライバーは人手不足となっており、国土交通省も引っ越し時期を分散するように促しています。できるだけ繁忙期を避けて行うことで、感染リスクを抑えながら引っ越し作業ができるでしょう。
参考:報道発表資料:引越時期の分散に御協力をお願いします!〜3月の引越件数は通常月の約2倍!混雑時期を外してスムーズな引越を/国土交通省
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今しかタイミングがない!コロナ禍の引っ越しポイント
進学や異動によって、すぐに引っ越しせざるを得ない人はどうしたらいいのでしょうか?
コロナ禍で引っ越しをする際に気を付けておきたいことを、4つのポイントにまとめてご紹介します。
感染対策を行っている会社を選ぶ
1つ目のポイントは、引っ越し業者を選ぶ際、感染予防を徹底している企業を選ぶようにすることです。
たとえば、リモート見積もりサービスの活用。
見積もりの際、業者が家に訪問してくるのをためらう方にはぴったりのサービスです。
人と接触することなく、オンライン上で見積もりを出すことができるので、感染リスクの恐れがなく安心して手続きを行うことができます。
業者によって、単身での引っ越しのみ対応しているという場合もあるので、事前に確認しておくとよいですね。
ただし、引っ越し料金には荷物量が大きく影響します。リモートで量をはかるにはどうしても正確性に欠けてしまうため、当日になって予定していた引っ越し料金よりも高くなってしまうという可能性も。利用する際はそのあたりも確認するとよいですね。
手洗い・消毒の対策
2つ目のポイントは手洗い・消毒の対策です。コロナ禍の今、手洗いや消毒をするのは日常的になっていますが、こうした対策をきちんと徹底している業者を選ぶと安心できるでしょう。なかには、トラックや備品の消毒など隅々まで除菌を行っている業者もあるようです。
当然ですが業者だけでなく、自分たちも手洗いや消毒を徹底することが重要。お互い安心して作業できるように取り組みましょう。
作業中は必ずマスクを着用する
3つ目のポイントは、作業中のマスクの着用です。作業中は協力して物を運ぶこともあるので、人との距離が近くなりがちです。
ときには同じ部屋に複数人が集まることも考えられるので、換気をしながら作業をすると密な状態を避けることができるでしょう。また、できるだけ少ない人数で取り組むと感染リスクも軽減できますね。
転入・転出届はすいているときに!
4つ目のポイントは、引っ越しの際に必要な転入・転出届の提出です。
市区役所へ届け出にいかなければなりませんが、市区役所も人の出入りが頻繁で密になりやすい場所です。
市区役所は月曜日や祝日明け、また午前10時から午後4時の間で混雑することが多いようです。逆に、午前8時半から午前9時半頃は比較的すいているといわれています。
混雑を避けたタイミングで転入・転出届を提出しにいきましょう。
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コロナ禍で引っ越しをした際の挨拶・マナーは?
無事引っ越し作業が終わった後、ご近所へ挨拶にまわる方もいるのではないでしょうか。
しかし、コロナ禍ということもあり「感染を避けるために挨拶は控えた方がいいのか?」「でも挨拶にいかないとマナーが悪いと思われるのでは・・・・・・」と悩みますよね。
ここでは、コロナ禍で引っ越した際の挨拶・マナーについてまとめました。
コロナ禍での挨拶はするべき?控えるべき?
コロナ禍ではあるものの、引っ越し後の挨拶はできるだけしておくとよいでしょう。ただし、緊急事態宣言が発令されていたり、自粛要請が出ていたりするときは控えてくださいね。
コロナ禍での挨拶。どんな方法でするといい?
挨拶はしたいものの、人によってはこの状況下から対面することに敏感になっている人もいます。コロナ禍で挨拶をするときは、とにかく「対面を避ける」ことが大切です。
そのため、
・手紙など投函する
というように、直接会わないようなやり方で挨拶をすれば、会うことにためらいを感じている人も安心できるでしょう。
その際、「インターホン越しに失礼いたします。」「このご時世のため、お手紙でご挨拶失礼いたします」など、相手を思いやる言葉を添えることも意識してみてくださいね。
粗品を渡しても大丈夫?
挨拶だけでもよい印象を与えることはできますが、粗品も可能な限り準備をしておくと、より好印象を与えることができるでしょう。
定番なのはタオルやハンカチのような衛生用品です。コロナ禍社会なので、マスクや消毒液といった品物も喜ばれるかもしれませんね。
粗品を渡す際も、直接渡すことはできるだけ避け、ポストに投函しておくなど相手を思いやる行動を意識しましょう。
コロナ感染予防を徹底!タイミングをみて引っ越しを
この記事では、コロナ禍での引っ越しについて3つの項目に分けてご紹介しました。
この状況下での引っ越しの際は、個々の事情を踏まえて状況に応じて行うことや、引っ越し作業の際には感染対策を徹底することが大事です。また、引っ越し後の挨拶やマナーも、相手を思いやった行動をすることが大切になります。
コロナの状況に左右されている今、不安を抱くなかでやらなくてはいけないことが増え、これまでになかったことで悩まされることも多々出てくるでしょう。
コロナ禍での引っ越しでは、タイミングを見計らいながらきちんと感染予防を行い、円滑に新しい生活を始められるように努めてくださいね。