初対面で打ち解けるにはアイスブレイクが有効
簡単なゲームやユニークな自己紹介で、凍り付いた空気を溶かすアイスブレイクは、その場にいる人と打ち解けるのに有効な手段です。いきなり本題に入るよりも参加者同士が交流しやすくなる、商談がスムーズに進むと言った効果が期待できます。
特に、初対面では積極的に取り入れたいものですが、どのようなアイスブレイクがあるのでしょうか。
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初対面の集団向けアイスブレイク
企業説明会やセミナー、グループディスカッションでは、ゲームのような雰囲気でその場を盛り上げるアイスブレイクが適しています。初対面同士が大勢集まる場面では、アイスブレイクで空気を温めてから本題に入ると参加者の反応が良くなり、意見交換が活発になりやすいものです。
集団向けのアイスブレイクには、以下のような手段が適しています。
「実は…」自己紹介
初対面同士の自己紹介はどうしても、当たり障りのない内容になりがちでお互いに印象に残りづらい傾向がありますよね。そこで試してみてほしいのが「実は…」自己紹介と呼ばれるアイスブレイクです。
自己紹介を「実は…」から始めることで「実は…」と付けて言いたくなるような、意外な一面を引き出すことができるのです。
「実は、柔道黒帯の田中 花子です。」「実はカメレオンを飼っている山田 太郎です」というように、インパクトの強い自己紹介になるため、お互いの顔と名前を覚えやすく、打ち解けるきっかけにもなるでしょう。
他己紹介
他己紹介は、二人一組になってお互いをインタビューした後に、他の人に向かって相手のことを紹介する手法のアイスブレイクです。インタビューによって中身のある会話をすることで参加者同士の壁が無くなり、積極的に発言しやすい空気を生み出す効果が期待できます。
ただし、二人一組のインタビューの時点でシーンとしてしまう恐れがあるので「必ず聞いてほしいこと」をいくつか設けて、会話が弾むようにするのがコツです。
GOOD&NEW
GOOD&NEWは、ひとりずつ24時間以内にあった「良かったこと」か「新しい発見」を発表するアイスブレイクです。自己紹介に追加して行うのが良いでしょう。
ポジティブな思考を共有することで組織が活性化すると言われています。初対面時のアイスブレイクに用いる他、毎日の朝礼に取り入れている企業も存在します。
毎日繰り返し行うことで、脳がポジティブなものを探すようにになるとも言われ、社員のモチベーションアップに繋がる可能性があるのです。
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初対面の商談向けアイスブレイク
初対面の商談でも、いきなり交渉に入るよりアイスブレイクを挟んだほうが円滑に進みやすくなります。ただし、アイスブレイクの時間が長すぎるとまどろっこしいと感じられるため、手短に済ませるのがポイント。以下のような話題を軽く振る程度が良いでしょう。
万人に共通する話題
天候や季節のイベント等の話題は、万人に共通して使えます。業界初心者、営業初心者でも使いやすいアイスブレイクです。
こうした当たり障りのない話題は、やや盛り上がりには欠けますが、相手の地雷を踏んでしまう恐れがありません。商談相手が気難しい人物の場合も役立ちます。
相手のオフィスの話題
自分のことに興味を持って質問して貰えると、嬉しくなりますよね。しかし、初対面でその人個人についての話題を振るのはハードルが高いものです。
そこで持ち出したいのは、相手のオフィスについての話題です。内装を褒めたり、周辺のランチ情報について訊ねてみると良いでしょう。
採用面接向けのアイスブレイク
採用面接の場面でも、ぜひアイスブレイクを取り入れましょう。面接に来る求職者は緊張しているのが当たり前ですよね。その緊張をほぐし、本領を発揮して貰うためには以下のようなアイスブレイクで、面接をスタートさせましょう。
面接当日の天気の話題
採用面接は基本的に、求職者に来社してもらいますよね。天気の話題は、緊張を解しながら来社してくれたことに感謝の気持ちを伝えることもできます。
- 「本日は暑い中ご来社くださってありがとうございます。体調を崩されたりしていないでしょうか?」
- 「お足元が悪い中、お越しいただいてありがとうございます。靴下が濡れたりしませんでしたか?」
このように、求職者がホッとできるような思いやりを示してください。きっと落ち着いて面接に臨んでもらえることでしょう。
交通手段の話題
交通手段の話題は、アイスブレイクの定番です。どの路線を使って来たのか、ドアツードアでの所要時間はどれくらいかと言った質問は、軽く頭を整理して答える必要がありますよね。緊張状態の脳を解す、良いストレッチ運動になります。
また、この質問で得られる回答は話を順序だてて説明できる、コミュニケーション能力を測ることにも役立ちます。
土地に関する話題
求職者の出身校や前職のオフィス周辺のことを知っていれば、飲食店や交通量の話題をアイスブレイクに使えます。自分の馴染みのある場所を思い浮かべることで、心を落ち着かせる効果が期待できるのです。
また、求職者の周辺のことを知らない場合は、自社周辺のことについてでも良いでしょう。近隣の定食屋さんや最寄り駅に関する雑談などは、就業後の生活についてのイメージを持ってもらうことにも役立ちます。
初対面のお客様対応にも使えるアイスブレイク
商談や採用面接などの改まった場面だけでなく、サービス業の接客においてもアイスブレイクは役立ちます。
ホテルであればお客様の地元の話題、アパレルならお客様の服装や持ち物の話題などで、距離を縮める試みができます。ただし、必要なこと以外、従業員とは話したくないというタイプのお客様には逆効果です。反応を良く見て行ってくださいね。
初対面時のアイスブレイクで業務や採用活動をスムーズに
社会生活を送っていれば初対面の相手と接する場面は必ず訪れます。初対面が苦手であっても、自分がリードしなければならないこともありますよね。
そんな時にはぜひ、今回紹介したアイスブレイクのテクニックを思い出してください。お互いの緊張がほぐれ、物事がスムーズに進みやすくなるはずです。
採用面接でも役立つアイスブレイクですが、採用活動をより一層効率的にするには採用支援サービスを導入してみてはいかがでしょうか。
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