「人材斡旋業」「人材紹介業」「人材仲介業」ってなに?
「人材斡旋業」「人材紹介業」「人材仲介業」は、企業と求職者をマッチングさせ、雇用を成立させる事業です。
3つの事業内容は、ほぼ同じと考えて良いでしょう。しかし、法的に「人材斡旋業」「人材紹介業」「人材仲介業」という言葉はなく、正しくは「職業紹介事業」と呼ばれています。
ただし、厳密には以下のような言葉の違いがあります。
【斡旋】
企業と求職者の間に入り、関係がうまくいくように取り持つこと。
※ “斡” が常用漢字でないことから「あっせん」とひらがな表記になることがある。
【紹介】
企業と求職者を引き合わせたり、求人情報を知らせること。
【仲介】
企業と求職者の当事者間に入って、話を取りまとめたりすること。
※不動産業界でよく使われる言葉でもある
職業紹介事業は「人材紹介会社」や「転職エージェント」と呼ばれることが多く、人材派遣事業と比較されるのは珍しくありません。
人材派遣事業と職業紹介事業が異なる点は、内定者・派遣登録者の雇用主です。
人材派遣事業での雇用主は派遣会社ですが、職業紹介事業では、内定先の企業が求職者を直接雇用することになります。
「人材斡旋業」「人材紹介業」「人材仲介業」を使うのは間違いではないのですが、正しくは「職業紹介事業」と言うことや、人材派遣事業との違いは押さえておきましょう。
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職業紹介事業には「有料」と「無料」がある!?
職業紹介事業には、「有料」と「無料」の2つの形態があります。
詳しくは「有料職業紹介事業」「無料職業紹介事業」と呼ばれています。それぞれどのような特徴があるのか解説いたしますので、人材サービス業について理解を深めていきましょう。
有料職業紹介事業
有料職業紹介は、手数料や報酬を受けて行う民間の事業です。基本的には、企業と求職者のマッチングに成功したら手数料などを取る仕組みとなっています。
この事業を展開するには、厚生労働省の「許可」が必須です。「許可」には3年の期限があり、1度目の更新後は5年ごとの更新をしなければなりません。
また、有料職業紹介では紹介できない職業があることも事実です。港湾運送業や建設業務などは、極めて専門的な業種なので、民間の有料職業紹介事業では扱えない職業とされています。
無料職業紹介事業
無料職業紹介は、手数料や報酬を受けずに職業紹介を行う事業です。
民間企業が無料職業紹介事業を行う場合は、厚生労働省の「許可」が必要です。しかし、学校や専修学校、農協や商工会議所などの公的機関が行う場合は、厚生労働省への「届出」のみで問題ありません。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
効率的な仕事探し&採用活動は、職業紹介事業から始まる!
即戦力を採用したい場合や、自分に合った仕事を探したい方には、職業紹介事業の活用をおすすめします。
客観的な視点で企業の情報や魅力を求職者に伝えられるので、単なるクチコミよりも信頼度が増すのです。非公開求人として採用活動を行うことができるのも魅力のひとつでしょう。
また、仕事を効率的に探したい方が受けるメリットは、就職・転職サイトや求人情報誌などには出てこない求人を紹介してくれることです。
より多くの情報を集められるだけでなく、応募書類の添削や模擬面接、面接後のフォローなどのバックアップがあるので、とても心強い存在となります。
ホテル・旅館の採用活動や、就職・転職活動をしている方は、ぜひ一度「おもてなしHR」にお話をお聞かせください!
宿泊業界に特化したアドバイザーがおりますので、お悩みやご不安があれば、みなさまのご希望に添えるように尽力いたします。
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