レジ対応で印象を上げよう!レジ対応の流れや注意したい言葉遣いについて紹介

接客業に携わると、レジ対応が必要になることがあります。会計時の対応は、お客様に良く見られているもの。店舗や施設の印象を変える場面にもなりますので、流れ作業にならない、質の高い対応が求められます。レジ対応の流れや、注意したい言葉遣い、レジ対応が必要な仕事について紹介します。

目次

    レジ対応の流れ

    iStock.com/Rossella-De-Berti

     

    コンビニやスーパー、飲食店などの接客業では必ずと言って良いほど、レジ対応が必要です。

     

    レジ対応は、金銭の取り扱いがあるため、慎重に行わなければなりません。正確性が求められる対応だからこそ、正しい流れで行うことが大切です。

     

    レジ対応の流れについて確認しましょう。

     

    伝票や商品を預かる

     

    お客様自身が持ってきたり、接客の流れで手渡されたりした伝票や商品を、レジで預かります。

     

    「お預かりします」などの言葉を添えるようにすると好印象です。

     

    金額を確認する

     

    伝票や商品をレジに入力して金額を確認します。

     

    商品の数や割引率など、正確に反映されているかも同時に確認しましょう。

     

    必要に応じて声に出すと、お客様と一緒に確認することができるため、ミス防止にも繋がります。

     

    金額を請求する

     

    商品をレジに入力したら、割引率や消費税を加えた合計金額をお客様に請求します。

     

    コンビニやスーパーのレジであれば合計金額が大きく表示されますが金額表示がなかったり、小さかったりするレジもあります。

     

    お客様に分かりやすいように、電卓に金額を入力して提示すると良いでしょう。

     

    請求金額を預かる

     

    現金やクレジットカードの他、バーコード決済が導入されることも増えてきました。

     

    決済方法によって後の作業は異なりますが、金銭やカードを預かる際両手で扱うようにしましょう。

     

    クレジットカードの場合は専用端末での操作が必要になることも。再度金額を入力したり、支払い回数を聞いたり、ミスのないように作業しましょう。

     

    お釣り、レシートを渡す

     

    現金の差異が発生すると、トラブルに繋がることもあるため、現金での支払いの場合、釣銭の取り扱いには特に注意が必要です。

     

    現金だけでなく、レシートやカードなど、お客様に渡すものはキャッシュトレーに綺麗に並べるようにしましょう。

     

    レジ対応で注意したい言葉遣い

    iStock.com/recep-bg

     

    レジ対応中にもお客様にお声がけする場面は多くあります。その際の言葉遣いには注意が必要なものも。間違いやすい言葉遣いについて紹介します。

     

    ~円になります

     

    間違うことの多い「~円になります。」という言葉。

     

    合計金額を伝える際につい言ってしまいそうですが、間違った日本語なので注意が必要です。

     

    「なる」というのは、AがBに変化するという意味を持っています。

     

    金額を伝える際には「~円でございます。」が正解です。

     

    ~でよろしかったでしょうか?

     

    接客用語の中でも特に間違いやすい「~でよろしかったでしょうか?」という言葉。

     

    過去の事柄について確認する場合に使うことができる言葉ですので、必ずしも間違いであるとも言い切れませんが、違和感を覚えるお客様もいます。

     

    「よろしいですか?」と表現するのが自然ですので、言い換えるようにしましょう。

     

    ~円からお預かりします

     

    「~から」というのは、AからBまで行ったというような場所の起点を表す時に使う言葉。

     

    丁寧な印象を与えるように思われることもありますが、正しくは「~円(を)お預かりします。」です。

     

    レジ対応で印象を良くするポイント

    iStock.com/TAGSTOCK11

     

    レジ対応でお客様に好印象を与えるために意識したいポイントについて紹介します。

     

    レジばかりに集中しない

     

    お金を扱うシーンだからこそ、慎重に行動する必要があるレジ対応。緊張する場面でもあるため、ついレジの作業に集中してしまいそうになります。

     

    端末操作が複雑で、余裕がないということもあるかもしれません。

     

    だからと言って、目の前にいるお客様の存在をおざなりにしてはいけません。

     

    レジの操作をしている時間は、お客様は手持ちぶさたになってしまいます。スピーディな対応が困難な場合には、「少々お待ちください。」というような言葉で印象は変わります。

     

    商品を丁寧に扱う

     

    レジ前に置かれた商品は、お店の物ではなくお客様のもの。お預かりした商品は丁寧に扱いましょう。

     

    隅に追いやったり、落としたりすると、お客様には不快感を与えてしまいます。お預かりする時、お渡しする時には両手を添えて、好印象を与える所作も意識しましょう。

     

    手順を守る

     

    レジの操作は複雑なものです。複数の端末を同時に操作することも。

     

    レジ対応そのものは、手順を守ることが必須。焦っていつも通りの動きをしなかったり、なんとなく自己流で進めてしまったりするとミスを招くこともあります。

     

    マニュアル通りに手順を守ることが正確な操作につながり、結果的に印象の良い対応になります。

     

    レジ対応がある仕事は?

    iStock.com/macniak

     

    レジ対応がある仕事と、それぞれのレジ対応でのポイントについて紹介します。

     

    小売店店員

     

    特にレジ対応が多いのは、コンビニやスーパーなど小売店の店員でしょう。

     

    スピード感が求められ、テキパキとしたレジ操作が必要です。

     

    特に混雑するお昼時や休日は、スムーズなレジ対応でお客様をお待たせしない工夫をしなければなりません。

     

    アパレル販売員

     

    アパレルの販売でも、レジ対応が発生します。お客様とコミュニケーションを取りながらの対応になるので、接客から自然な流れでレジ操作を行わなければなりません。

     

    商品を手渡す際は、買って良かったと思ってもらえるような一声をかけるとお客様に喜んでいただけるでしょう。

     

    ホテルフロント

     

    ホテルのフロントでも、チェックアウトの際にはレジ対応は発生します。

     

    宿泊料金だけでなく、館内のレストランやエステなどの利用があった場合には、利用料を合算して請求することがあります。

     

    現金やカードの扱い方や、お客様に明細を提示する時なども、ホテルマンらしい丁寧な所作で対応するようにしましょう。

     

    気持ちの良いレジ対応で印象を上げよう!

    iStock.com/cocorattanakorn

     

    レジ対応の後にお客様をお見送りするのが一般的。最後の記憶に残る、接客の場面でもあります。

     

    ここに来て良かった、買って良かったと思ってもらえるようなレジ対応で、印象を上げるように心がけましょう!

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