求人が出ていなくてもチャンスはある!
入社したいと強く思える会社があるということは、とても素晴らしいことです。
就職・転職活動を始める場合、通常は求人のなかから志望する企業を選んで応募する方がほとんどです。しかし、以前から憧れている企業がある方は、求人が出ていなくても簡単に諦めることはできませんよね。
企業の採用担当者にとっては、強く入社したいと願う人材がいることは非常にうれしく思っています。そのため、自分から積極的に採用について連絡してくる人材のほうが、良い人材が多いと判断しているところもあるようです。
しかし、応募を受け付けてもらえるのかは企業によります。選考をしてくれる可能性は低く、さらに難易度が高いことは覚悟したほうが良いでしょう。
それでもチャレンジしたければ、断られることを覚悟して一度問い合わせてみてください。実際のところ、求職者から問い合わせをして採用された事例はたくさんあるのです。
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まずは企業のホームページをチェック!
入社したい企業がある場合は、まずはインターネットで企業名を検索し、企業ホームページを確認してみましょう。
他の媒体で求人を出していなくても、もしかすると企業の採用ページに募集要項が掲載されているかもしれません。最近では、企業によっては自社ホームページやSNSで募集する動きが活発になっています。
企業サイトやSNSで求人を見つけたときには、まだ募集しているのかを企業の採用担当者に問い合わせると良いでしょう。
募集中だとしたら応募したい旨を伝え、応募方法を確認することも忘れないでくださいね。
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求人のない企業へ問い合わせる方法
志望企業の求人がどこにもなかった場合、企業に問い合わせるにはどのような方法が適切なのでしょうか? それぞれチェックしていきましょう。
電話
電話で確認するときは人事の採用担当者に問い合わせ、質問事項は絞ったうえで簡潔に伝えることが重要です。
募集の予定を問い合わせる際は、なるべく一方的にならないよう、企業に強く興味を持っていることを伝えるようにしてください。最後には「もしよろしければ、選考の機会をいただけませんか?」と用件を言うことも大事ですよ。
メール
電話で問い合わせるとすぐに募集状況が分かるメリットがありますが、特に中小企業の場合は電話対応が負担になってしまうこともあるようです。
メールでは、自分がその企業でどのように活躍できそうなのかを考え、それをうまく伝えることが必要です。
自分の問い合わせから入る選考は採用される難易度が高いので、なんのアピールもなければ「選考をしてほしい」という希望は通りにくくなっています。
採用される確率を上げるためにも、まずは自分自身のスキルを棚卸しすることから始めてみましょう。
会社の問い合わせフォーム
大抵の企業ホームページには「問い合わせフォーム」があります。そこから、募集の有無を問い合わせてみても良いかもしれません。
タイトルにはシンプルに「採用について」と明記し、メールと同じような内容を伝えることが大切です。自分が企業に貢献できることや、それが企業にとってプラスになるという根拠だけでなく、志望理由なども記載しても良いでしょう。
念のため、氏名のほかに生年月日や住所、電話番号、メールアドレスも忘れないようにしてくださいね。
ダメ元でも募集の予定があるか確認することが大切!
どうしても入社したい企業があって、どの媒体にも求人がない場合は、いったんダメ元でも聞いてみることが重要です。
企業の採用ページにも募集について触れらていないということは、いまのところ人材は足りているということです。ですので、確認するときは「応募を受け付けてもらえたらラッキー!」という気持ちでいることが良いのかもしれません。
企業に、採用の予定はあるのかを問い合わせること自体は問題ないので、希望する企業があれば勇気をだして連絡してみましょう。
その際はきちんと自分の熱意を伝えられるように、志望動機や自己PRはしっかりと考えておいてくださいね。