第二新卒でも大丈夫!職務経歴書でチェックされるポイントと書き方

転職活動において、職務経歴書は非常に重要な書類です。自分が今までどのような仕事に携わり、どのようなスキルを得たのか、どのように貢献したのかを伝えるためのものなので、しっかりと作成しなければなりません。社会人経験が浅い第二新卒の場合は、どのように仕上げればよいのでしょうか。チェックされるポイントや詳しい書き方を見ていきましょう。

目次

    職務経歴書の役割と構成

    採用担当者

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    まずは職務経歴書についての理解を深めましょう。役割と基本形な構成を紹介します。

    職務経歴書とは

    職務経歴書は、自分の職歴を採用担当者に把握してもらうための書類です。記入する内容はいつ・どの企業に入社し、どのような業務を担当したのか、どのようなスキルが身につき、どのような成果を上げたのかといったこと。

     

    採用担当者はそれをもとに、自社が求める人物像にマッチしているかどうかを確かめるのですね。

    職務経歴書の基本的な構成

    職務経歴書には本来「こう書かなければならない」というルールはありません。市販の職務経歴書を使い、フォーマットに沿って書く方もいれば、パソコンで1から作成する方もいます。

     

    しかし、基本的な構成はある程度決まっています。以下の内容は必須項目といえるでしょう。

     

    【1.入社時期と企業情報】

     

    企業の正式名称・事業内容・従業員数・資本金などを記載する

     

    【2.担当業務】

     

    配属先・業務内容・スキル・成果などを記載する

     

    【3.退職時期と退職理由】

     

    退職済みの場合は記載。特別な事情がない限り退職理由は「一身上の都合により退職」とする

     

    こうした情報を、在籍した順番に並べたり、業界ごとにまとめて書いたりすることが一般的です。

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    第二新卒の職務経歴書でチェックされるポイント

    採用担当者は、第二新卒の職務経歴書においてどのようなポイントをチェックするのでしょうか。代表的な例を見ていきましょう。

    ビジネスパーソンとしての行動や思考

    第二新卒には、ビジネスパーソンとしての正しい行動や思考が身についていることが求められます。第二新卒を採用する理由のひとつは「ビジネスマナーなどの基本的なことを細かく教え込む必要がない」という点です。この基準をクリアした人材でなければ、あえて第二新卒を選ぶ意味が薄れてしまいます。

     

    職務経歴書から読み取れる行動・思考とは「他責的な理由で退職したのではないか」「勉強したい、ではなく貢献したい、という意識があるか」といったこと。職務経歴書を作成する際には、この点を意識しましょう。

    入社後の仕事に対する理解

    「入社後の仕事に対してどのようなイメージを抱いているのか」といったことも、採用担当者はチェックしています。ここに大きなズレがあると、ミスマッチによる早期退職が起こりやすくなるため、慎重に判断されるのではないでしょうか。

     

    例えば、ホテルのフロントスタッフに応募する方の前職が一般事務だったとします。一般事務の経験はホテル業でも役立ちますが「成果」として伝える内容が個人で進めた仕事のことばかりでは、良い印象を持たれないかもしれません。

     

    採用担当者はホテルのフロントスタッフにはチームワークが必要なので「他のスタッフと上手に連携を取れるのだろうか?」といった不安を抱くのではないでしょうか。

     

    転職先でいかせそうな業務経験を取り上げて書いた方が、有利に働きやすいでしょう。

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    第二新卒の職務経歴書の書き方

    ペン

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    以上をふまえて、第二新卒の転職希望者に適した職務経歴書の書き方を見ていきましょう。

    読みやすさを意識する

    すばらしい経歴やスキルを持っていても、職務経歴書が読みにくければ本来の実力は伝わりにくいもの。字が雑だったり、改行していなかったりといった書類は目を通す気にもなれません。

     

    職務経歴書を作成する際には、読みやすさを意識することが重要です。特に、文字はへたでも丁寧に書けば印象が良くなるはずです。また、文字に自信がなければパソコンで作成しても良いでしょう。

     

    「誰が見ても読みやすい書類」になるように、意識してくださいね。

    業務内で工夫した内容を具体的に記載する

    採用担当者に響く職務経歴書を作成するためには、具体性が必要です。社会人経験がまだ浅く、実績が少ない第二新卒であれば「業務で工夫した内容」を中心にすることがおすすめ。

     

    作業効率化のためにやり方を変えた、チームワークを高めるためにランチ会を主催したといった経験があれば、ぜひアピールしてください。

     

    「応募先で重視されるスキル」を考慮して、エピソードを選ぶと良いでしょう。

    数字や実績を偽らない

    最も注意すべきポイントは「数字や実績を偽らない」ということです。早く内定を得たいがために、実力を偽ると入社後に自分が苦労するでしょう。

     

    また、何らかのきっかけで、偽りがあったことが分かれば、転職先で処罰を受けたり、内定取り消しや解雇されるはめになったりということもあり得ます。

     

    数字や実績は、必ず正直に記載しましょう。

    第二新卒の職務経歴書の書き方は転職エージェントに相談しよう!

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    職歴や実績がまだ少ない第二新卒は、職務経歴書の書き方で悩むことが多いかもしれません。そのような場面で、強い味方になってくれるのが転職エージェント。応募書類の書き方について相談できたり、作成後に添削してもらえたりといったサポートが受けられます。ぜひ活用して、アピールが強く読みやすい職務経歴書を作成してくださいね!

     

    なお、ホテル・旅館への転職は、おもてなしHRがお手伝いします。

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