ホテルマン必見!立ち方を見直そう
ホテルマンは見た目の印象も大切にしたい職業です。きちんとユニフォームを着て、身だしなみを整えていても立ち方や姿勢が悪いと全体の印象が崩れてしまいます。
ホテルマンにとって、立ち方・姿勢は非常に重要なもの。その理由を把握し、立ち方・姿勢を見直しましょう。ホテルマンとして働いている人も、ホテルの仕事に興味を持っている人も、参考にしてくださいね。
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ホテルマンの立ち方が重要な理由4選
ホテルマンにとって、美しい立ち方や正しい姿勢はなぜ重要なのでしょうか。代表的な理由を見ていきましょう。
相手に不快感を与えないため
ホテルは心地よい滞在を演出する場所です。そこで働くホテルマンがお客様や仕事仲間に不快感を与えるようなことは、あってはなりません。
熱心に仕事をしていても、だらしない立ち方では見る人に嫌な印象をもたらしますよね。見た目のさわやかさを演出するためには、立ち方・姿勢も重要なポイントです。
お客様に頼ってもらうため
立ち方や姿勢が悪いと、不機嫌そうに見えたり、疲れているように見えたりすることが多々あります。ホテルマンがそのような態度では、お客様が話しかけにくくなってしまいますよね。
お客様に頼ってもらうことは、ホテルマンの使命です。役割を果たすためにも、姿勢・立ち方には気を配る必要があるのです。
館内の様子を見渡すため
ホテルマンは常に館内の様子を見渡し、臨機応変な対応をすることが求められます。館内をよく見渡すためには、まっすぐに立ち目線を上げなければなりません。
また、視線が下を向いていると、周囲に目配りできないばかりか「接客が面倒で目を合わせないようにしているのでは?」と思われるリスクもあります。
ホテル業務を円滑に回すための視線を保つためにも、立ち方・姿勢が重要なのです。
足腰を労わるため
長時間に渡って立ち仕事をこなすホテルマンは、足腰を労わることも必要です。おかしな姿勢で立っていると、腰に負担が掛かったり、膝の関節を痛めたりするので要注意。
自分の身体を大切にする意味でも、正しい立ち方・姿勢をキープすることを意識しましょう。
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ホテルマンの正しい立ち方とは?
ホテルマンの立ち方ひとつが、ホテル全体の印象を左右することもあるのですね。それでは、どのような立ち方がホテルマンにふさわしいのでしょうか。詳しく見ていきましょう
基本の立ち方
基本の立ち方で重要なことは、まずまっすぐ立つことです。つむじから一本の糸が出ており、空に向かってピーンと伸びていることをイメージし、胸を張って顔を上げましょう。しっかりと胸を張らないと、うつむいているように見えたり猫背になったりしがちなので要注意。
また、頭から足の裏までまっすぐに体重が掛かるように意識することも重要です。左右の足のどちらかに多く体重をかけてしまうと、身体が傾いてだらしなく見えてしまいます。
男性ホテルマンの立ち方
男性ホテルマンは、両足のかかとから肩までが「Vの字」になる立ち方がおすすめです。
基本の立ち方でまっすぐに立ったら、左右のかかとをつけてつま先を60度開き、両ひざを締めます。この立ち方によって、足がすらりと見えるはず。
手は身体の前で軽く組むか、身体のサイドにつけて指先をピンと伸ばすと良いでしょう。
女性ホテルマンの立ち方
女性ホテルマンは、少し角度をつけて足をそろえた立ち方がおすすめです。
左足が前に来るようにして、左右の土踏まずを合わせます。そして左足の甲を正面に向けましょう。このように立つことで、足のラインが美しく見えます。
手は男性ホテルマンと同様に、身体の末端まで気を抜かないことがポイントです。
ホテルマンは常に立ち方を意識しよう!
勤務中、常にきちんとした姿勢で立っていることは、一流ホテルマンの必須条件ではないでしょうか。今回の記事を参考に、ご自身の立ち方・姿勢が美しいかどうかをチェックしてみてくださいね
なお、ホテル業界への就職・転職はおもてなしHRにご相談ください。