お盆明けに退職したい!
お盆明けは、退職者が増える時期と言われています。
計画的に準備を進め、お盆明けのタイミングで辞める方がいる一方で、お盆休み中からお盆明けまでの間に「退職したい!」という気持ちが強くなる方もいるのでは。
この記事では、「お盆明けに退職したい!」という気持ちになりやすい理由や、退職したいと思った時の適切な動き方について解説します。ぜひ、参考にしてくださいね。
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お盆明けに退職したいと思う理由3選
「お盆明けに退職したい」と思うことには、どのような背景があるのでしょうか。具体的な理由を見ていきましょう。
じっくりと考える時間がある
まとまった連休になるお盆休みは、物事をよく考えるチャンスです。
自分の将来やキャリアプランについてじっくりと考えた結果、「今の職場を退職したい」という結論にたどり着くこともあるでしょう。
また、家族とゆっくり過ごしたり、実家に帰ったりして身近な人に相談しやすいこともひとつの要因です。
夏のボーナスの受給が済んでいる
退職の際に注意すべきポイントのひとつは、ボーナスで損しないようにすることです。
一般的に夏のボーナスは6月下旬〜7月初旬に支給されるので、お盆明けはすでに受け取っているタイミング。さらに冬のボーナスまではしばしあるので、退職の時期としてはちょうど良いのではないでしょうか。
また、夏のボーナスの金額に不満を感じ、退職の意思を固める方もいるでしょう。
お盆明けの憂鬱さが深刻
お盆休みなど、連休の後に「仕事に行きたくないなぁ」と感じるのは誰にでもあることです。
しかし、職場の人間関係が悪かったり、ブラック労働に悩んでいたりすると「またあの日常が始まるのか……」と、憂鬱になるもの。深刻な問題を抱えてる方は、お盆明けに「辞めたい!」という衝動に駆られるのかもしれません。
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お盆明けに退職したいと思ったら
法律上、退職の意思を告げてから最短2週間で退職は可能です。お盆明けに「退職します」と伝えれば、理屈の上では9月初旬に退職できるのです。
しかし、お盆明けに「退職したい!」と思い立って、その勢いで退職するのは失敗のもと。後悔しないための、動き方を見ていきましょう。
辞めたい理由を整理する
退職するかどうかの判断は、慎重にしなければなりません。例えば「職場にいやな人がいる」ということが理由だった場合、嫌な人のせいで自分が辞めるのは、ばかばかしいことではないでしょうか。また、部署移動など、辞めずに問題を解決する方法もあるかもしれません。
「辞める以外の選択肢はないのか」「本当に辞めるほどの問題なのか」といったことを、しっかりと考えてください。紙に書き出したり、家族に相談したりすることもおすすめです。
辞めた後のことを考える
衝動的に退職を決めると、辞めた後の生活が立ち行かなくなるおそれがあります。
次の仕事がなかなか決まらなかったり、ダラダラとフリーターを続けることになったりするので、辞めた後のこともよく考えましょう。可能な限り、次の仕事を決めてから辞めることを目指してくださいね。
以下の記事では、在職中の転職活動について詳しく解説しています。併せてご一読ください。
円満退職のためのスケジュールを決める
よくよく考えた上で退職の意思を固めたのであれば、お盆休みを利用して円満退職のためのスケジュールを決めましょう。
法律上は、退職の申し出をしてから2週間で辞められることになっています。しかし、一般的には就業規則で退職時のルールが設けられているので、そちらに従って手続きを進めなければなりません。
引継ぎにかかる期間や、転職活動の期間も考慮し、余裕を持ったスケジュールを立ててくださいね。
転職エージェントに登録する
「辞めたい……」という気持ちが芽生えた段階で、転職エージェントに登録することもおすすめです。
転職エージェントのアドバイザーは、ひとりひとりが抱える悩みや、今後の希望を考慮して、適切な応募先を提案してくれます。また、一般公開されていない非公開求人も扱っているので、転職先選びの幅が広がることでしょう。
退職したいと思ったらいったん落ち着いて
「退職したい!」という気持ちを抱えていると、一刻も早く辞めることに意識が向いてしまいがちです。しかし、退職することで生じるデメリットや、退職後の生活のことも、シビアに考えなければなりません。勢いに任せず、いったん落ち着いて考えてくださいね。
また、接客業で悩みを抱えている方や、接客の仕事に興味がある方は、おもてなしHRにご相談ください。