冬のボーナス!20代の平均金額は?
社会人として歩み始めた20代にとって、ボーナスの額は今後の方向性を定めるひとつの指針かもしれません。特に、冬のボーナスは入社後、初めて満額支給されるボーナス。2年目以降も、夏のボーナスより多い傾向にあるため、特に重要と言えるでしょう。
同年代と比較して、十分なボーナスをもらっているかどうかが気になる人も居るのでは。この記事では、20代のボーナス平均額について解説します。
長期にわたるキャリアプランを考える際の、参考にしてください。
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冬のボーナス:全体の平均額
まずは、前年代・全職種における冬のボーナスの平均支給額を把握しましょう。
厚生労働省のデータによると、2021年冬のボーナスの平均支給額は38万787円。2020年の冬は38万481円が平均支給額だったため、若干の上昇が見られました。
ただしこの数値には入社1年目の新卒社員も、ベテラン管理職も含まれており、企業の規模もさまざまです。あくまでも目安のひとつとして、捉えてくださいね。
参考:2021年・2020年の冬のボーナス平均支給額について/厚生労働省 毎月勤労統計調査
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冬のボーナス:20代の平均額
ボーナスの支給額は会社の規模や業界、そして本人の役割や能力に左右されます。
平均支給額だけでは自分の冬のボーナスが多かったのか、少なかったのかを把握することはできませんが、参考として20代の平均支給額を紹介します。
20代前半と20代後半に分けて見ていきましょう。
20代前半
令和3年賃金構造基本統計調査によると、2021年の平均ボーナス支給額は20〜24歳で37万6100円でした。これは1年間の総支給額です。
夏・冬の2回に分けて支給されたと考えると、単純計算で1回の平均支給額は18万8050円です。ただし、新卒1年目の夏のボーナスは、在籍期間が短いため支給されなかったり、「寸志」として数万円支給される程度だったりすることがほとんど。
また、先述の通り夏のボーナスよりも冬のボーナスが多く支給されることが多いため、冬のボーナスだけで考えればもう少し高くなるのではないでしょうか。
参考:20代前半の平均賞与支給額について/e-Stat 政府統計の総合窓口
20代後半
一方、25〜29歳の2021年平均ボーナス支給額は64万8100円です。20代前半と同じく1年間の総支給額なので、単純計算で1回あたりの平均支給額は32万4050円。20代前半と比較して大幅にアップしています。
今、20代前半で「ボーナス支給額が振るわなかった……」とがっかりしている人も、経験を積むことで将来は明るくなるかもしれません。
参考:20代後半の平均賞与支給額について/e-Stat 政府統計の総合窓口
20代で冬のボーナスが少ない場合は早めに手を打とう!
ボーナス支給額に不満がある場合は、早めに何かしらの手を打ちましょう。20代ならまだ軌道修正できるはず。
仕事の進め方を見直して成果を出したり、資格手当で収入を増やしたりといった手段もありますが、高いボーナスが期待できる職場への転職も視野に入れてはいかがでしょうか。
転職を検討する際には、転職エージェントへの相談がおすすめです。ホテル・旅館への転職は、おもてなしHRにお任せください。