マルチタスク能力をいかした自己PRを作成しよう!例文や作成時のポイントについて紹介

マルチタスクのスキルは、強みとして自己PRで十分にいかすことができます。しかし、いざ自己PRを作成しようとしても「内容が思うようにまとまらない」「なかなか書き出せない」などと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。当記事ではマルチタスク能力を強みとして、採用担当者の興味を引く自己PRの作り方について解説します。

目次

    マルチタスク能力は自己PRでいかせる?

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    マルチタスクは複数の仕事を同時進行で行うスキルで、これが得意な方は、多岐にわたる業務をこなす必要がある職種に向いていると言えるでしょう。タスクを多く抱えていても、仕事を滞らせることなくスムーズに作業を進められる方が多いのだそう。

     

    マルチタスクのスキルを重宝している仕事も多いため、強みとして自己PRでいかすことは十分可能です。

     

    強みがいきるかどうかは「企業がそのスキルを求めているか」「仕事内容的にスキルをいかせそうな場面はあるのか」を知ることが重要です

     

    まずは、自分の応募先がマルチタスク能力をいかせる職業なのかを考えてみましょう。

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    マルチタスク能力をアピールする前に!自己PRの書き方はOK?

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    マルチタスク能力がどれだけ需要のあるスキルだとしても、自己PRの書き方に粗があると、せっかくの強みをうまく伝えられません

     

    採用担当者に興味を持ってもらえるような自己PRを作成するためには、準備として「自己分析」をしっかり行う必要があります。また、自己PRだけでなく志望動機などにも言えることですが、書く際には構成を意識しましょう。

     

    一般的に、自己PRの構成をたてるときは「PREP法」という手法が使われているようです。

     

    PREP法については、下記記事【接客の経験を活かした自己PRで就職・転職を成功させよう!】で詳しく解説しています。自己PRの書き方についてより詳しく述べていますので、ご参照ください。 

     

    就職・転職の成功率をあげるためにも、効果的な自己PRの書き方を身につけていきましょう。

    ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事

    【ポイント】マルチタスク能力をいかした自己PR

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    マルチタスク能力をいかして自己PRを書く際のポイントを解説します。ポイントを押さえられているか、一通りチェックしてくださいね。

    マルチタスクスキルをいかせる応募先か?

    前述の通り、自己PRを書く前、つまり求人を探す際にスキルがいきる仕事なのかどうかを吟味しましょう。

     

    一般的にはマルチタスクが得意な方に向く仕事とされていても、求人によっては「スキルをいかせる場面がない」ということが少なくありません。仕事が合わなければ、再び転職活動をする羽目になるリスクもあります。

     

    ミスマッチを起こさないためにも、求人情報の業務内容や歓迎スキルなどを詳しくチェックすることが重要です。

    マルチタスクスキルについて理解している

    マルチタスク能力を強みとしてアピールするからには、「マルチタスク」というものについてしっかり理解することが重要です

     

    • ・マルチタスクとは何なのか?
    • ・そのスキルを身につけていることでどのようなメリットがあるのか?

     

    これらを理解することで視野が広がり、自己PRが考えやすくなるかもしれません。特に、メリットを知ることは「企業にどのように貢献できるか」を答えるときのヒントになるはずです。

    強みと経験を結びつける

    強みが経験に結びついていなければ、内容にずれが起きて違和感が残り、説得力に欠ける自己PRができてしまいます。例えば、マルチタスク能力を強みとしているのに、「1つの業務を徹底的に極め、商品の質をよいものにした」という経験を挙げたのでは、辻褄が合いません。

     

    マルチタスクは「複数の業務を短時間で切り替えながら、同時並行で仕事を進める手法」です。

     

    上記の例は、どちらかといえばシングルタスク(1つの業務が完了してから他のタスクに着手する手法)のスキルをいかした経験といえます。

     

    強みと経験にズレがないかを意識して過去の経験を洗い出し、説得力のある自己PRを作成していきましょう。

    マルチタスクスキルで出した成果を伝える

    客観的に能力を伝えるには、マルチタスクスキルの発揮でどのような成果を出したのかをアピールする方法が効果的です。

     

    自分で「マルチタスクが得意」と思っているだけでなく、実際にどういった成果を出せたのかを示すことで、能力を正確に伝えやすくなるでしょう。具体的な数字を用いて伝えることもおすすめ。

     

    また、応募先が求めるスキルに合っているかどうかを判断してもらう材料にもなるため、入社後のミスマッチを防ぐことにも役立ちます。

    「マルチタスク」を他の言葉で表現する

    一口にマルチタスクと言っても、得意分野は人それぞれです。自分が持つ能力を具体的に伝えるためには「マルチタスク」を別の言葉に言い変えてみましょう。

     

    例えば「接客の合間に伝票整理をするのが得意」「1人のお客様に対応しながら次のお客様に案内する内容を頭の中で整理できる」といった伝え方はいかがでしょうか。

     

    伝え方を工夫することで、しっかりと自分をアピールできるはずです。

     

    【例文】マルチタスク能力をいかした自己PR

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    書き方やポイントを確認できたら、例文を参考にマルチタスクをアピールする自己PRのイメージを具体的につかんでいきましょう。

     

    自己PRにおいて、企業は「あなたを雇うメリット」にフォーカスしています。その点をふまえて、ホテルのマネージャーに応募するケースの例文を紹介します。

    <例文>

     

    私は強みであるマルチタスクのスキルをいかして、貴社に貢献できると考えています。

     

    ホテルのマネージャーは、業務や組織、部下のことなど複数の視点から物事を捉え、ホテルの成長のためにするべきことは何かを常に追求することが、企業の目標達成に関わるのではないかと考えているからです。

     

    私は、人事職を務めていた際に新卒の採用担当として、採用人数25名以上とボリュームのある業務を担当しました。

     

    業務では、各部署の人材ニーズや求人媒体、学生そして企業の成長という多くの点をふまえて戦略策定・実行を1人で担うことになりました。

     

    仕事量が多く処理が大変な状況でしたが、冷静にスケジュールを組み立てて実行したことで、スムーズに進めることができたと自負しています。

     

    結果として、自身が採用した社員が社内の賞を獲得するということもありました。

     

    私はこのマルチタスク能力をいかし、ホテルマネージャーとして管理や運用、部下の育成にお貢献したいと考えています。

    マルチタスクのスキルをいかして転職するならホテル・旅館もあり!

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    マルチタスクのスキルをいかした自己PRの書き方について解説しました。

     

    マルチタスク能力は一般事務や管理職、接客業などの職業で求められることが多いため、幅広く活躍できることでしょう。中でも、ホテル・旅館はスタッフ同士の連携が重要な業界で視野を広く持つ必要があるため、マルチタスクのスキルを十分にいかして働ける環境があります。


    「マルチタスクのスキルを強みに転職したい」「ホテル・旅館の仕事に興味がある」という方は、わたしたちおもてなしHRがサポートします!

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