失業手当を申請するための必要書類とは
失業手当を受給するためには、住所地を管轄するハローワークに出向き、失業状態であることを認定してもらう必要があります。
手続きのためには、いくつかの必要書類をそろえなければなりません。
失業手当を受給するためには、ハローワークに複数回通う必要があります。紹介する必要書類の中には、受給中に毎回持参する書類も。
正確な手続きのためには、必要書類に不備があってはいけません。申請前にしっかりと確認しておきましょう。
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【チェックリスト】失業手当受給の必要書類
失業手の受給の必要書類と、それぞれの詳細についてご紹介します。
必要書類リスト
□雇用保険被保険者離職票-1
□雇用保険被保険者離職票-2
□証明写真(2枚)
□マイナンバーの番号を証明するもの
□本人確認証
□印鑑
□通帳
雇用保険被保険者離職票(-1、-2)
離職票は、離職したことを証明する公的な書類です。就職していた会社がハローワークに提出する「離職証明書」をもとに、ハローワークから交付されます。
退職後1週間から10日で受け取るもので、退職した勤務先から自宅に郵送されることもあります。
雇用保険被保険者離職票-1(離職票-1)、雇用保険被保険者離職票(離職票-2)の2枚があり、それぞれ記載されている内容は異なります。
離職票-1は、雇用保険の資格喪失を通知する書類で、離職日や離職者の氏名などが記載されています。個人番号や失業手当の振込先を記入する欄もあります。
離職票-2は、退職理由や賃金の支払い状況などが記載されています。勤務先が記載した退職理由と実際の退職理由に相違がないかを確認するため、本人が退職理由を記入する欄があります
雇用保険被保険者証
雇用保険に加入していることの証明書として発行される雇用保険被保険者証。氏名、生年月日、被保険者番号、交付年月が記載されています。
在職中は会社が保管しているもので、退職後に会社から受け取るのが一般的です。
証明写真
本人であることを確認するために、証明写真を用意します。サイズは縦3㎝×横2.5cm、2枚用意する必要があります。
原則3カ月以内に撮影されたもので、正面上半身のもの。本人確認のためですので、服装や背景色などの指定はありません。
マイナンバー番号が分かるもの
2016年1月から、雇用保険被保険者資格取得届にマイナンバーの記載が必要になりました。そのため、マイナンバーが分かる書類も持参する必要があります。
・マイナンバーカード
・通知カード
・番号の記載のある住民票(住民票記載事項証明書)
上記のいずれか1点を用意してください。
本人確認書類
住所、氏名、年齢が確認できる、写真付きの証明書も必要です。マイナンバー確認の際にマイナンバーカードを提出した人は不要です。
- ・免許証
- ・パスポート
- ・住民基本台帳カード
- ・その他写真付きの資格証明書など
本人確認書類として認められるものについては指定があるので、事前に確認しましょう。
印鑑
スタンプ印以外の認印が必要です。
各書類に押印したり、誤りを訂正したりするために使用します。
通帳
失業手当は銀行振込です。
口座は本人名義のみで、ネット銀行や外資系金融機関は対象外とされています。
キャッシュカードのみで受け付けてくれるハローワークもあるようですが、通帳とキャッシュカードの両方を用意するのが安心です。
参考:ハローワークインターネットサービス/雇用保険の具体的な手続き
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
ハローワークで入手する失業手当の必要書類
事前に準備が必要な書類のほかに、ハローワークで入手する必要書類もあります。
求職申込書
求職申込書は、求職の意思と内容を示すための書類です。希望する就業形態や、職種や勤務地など、就業に関する希望条件を記入します。
求職申込書を提出することで求職者登録され、ハローワークからの求人の紹介やシステムを使用した求人検索を行うことができます。
ハローワークカード
求職申込書を提出することで受け取るのがハローワークカードです。求職の相談や相談、各種セミナーに参加など、ハローワークを利用するために必要なものです。
必要書類を確認してスムーズに失業手当の手続きをしよう
失業手当の申請はハローワークでのみ行われます。混雑していて時間がかかるという声もあるので、スムーズな手続きのために、必要書類に不備がないよう事前に確認しましょう。
失業手当の受給には積極的な求職活動が必須。効率の良い転職活動には転職エージェントの活用がおすすめですよ!