夏・冬のボーナスの支給日はいつ?支給額や公務員と民間企業の違いなども解説!

夏・冬のボーナスがいつ支給されるのかは、民間企業に勤めているか、または公務員として働いているかで異なります。本記事では、夏・冬ボーナスの支給日に加え、金額や支給対象に関することなどをまとめています。民間企業・国家公務員の平均ボーナス額や退職時に損をしないための注意事項も解説しているので、今後の参考に役立ててくださいね!

夏・冬ボーナスの支給時期を把握しよう!

万札を広げる女性

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夏・冬ボーナスを楽しみに仕事を頑張っている方も多いのではないでしょうか。趣味やローンの支払いに使ったり、貯蓄したりと使い道は人それぞれ。

 

ボーナスは年に2回、夏と冬に支給されることが一般的ですが、具体的な時期がいつなのか、気になりますよね。民間企業と公務員では、ボーナスの支給日が異なります。本記事では、それぞれ紹介していますので確認していきましょう。

 

また、退職を考えている方が、ボーナスで損をしないための注意ポイントも解説していますので、併せてチェックしてくださいね!

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夏・冬ボーナスの支給対象は?査定期間はいつからいつまで?

夏 冬

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夏・冬ボーナスの支給対象は、正社員のみを対象としている企業が多く見受けられますが、契約社員やパート、アルバイトにも支給している企業もあります。反対に、そもそもボーナス制度を設けていない企業もあるのだとか。

 

マネープランを立てる際、ボーナス支給の有無は重要な項目でしょう。「自分の勤務先にボーナス制度があるのか」「自分が支給対象なのかどうかが分からない」という場合は、社内規定などでしっかりと確認することが大切です。

 

また、ボーナスの支給金額は査定期間の成績や勤務態度、企業の利益によって決まるもの。

査定期間中に「常に在籍していたか」「途中からの在籍か」「まったく在籍していなかったか」によって支給額は大きく左右されます。

 

一般的な査定期間は以下の通り。

夏のボーナス:前年10月〜当年3月

冬のボーナス:当年4月〜当年9月

この期間に在籍していなければ、必然的にボーナスは少なくなるので覚えておきましょう。

なお、以下のページではボーナスに関する記事をまとめて紹介しています。ぜひご参照ください。

ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事

夏・冬のボーナス支給日はいつ?

カレンダー

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夏・冬ボーナスの支給日は、民間企業の従業員と公務員とで異なります。民間企業の会社員、国家公務員・地方公務員のボーナス支給日をそれぞれ詳しく見てみましょう。

民間企業の場合はいつ?

民間企業のボーナスの支給日は特に決まりがなく、企業によってまちまちです。一般的に多いと言われているタイミングを見てみましょう。

夏のボーナス:7月初旬ごろ、特に10日前後の金曜日

冬のボーナス:12月5日〜15日ごろまで

上記の通り、夏は7月初旬ごろ、特に10日前後の金曜日が多い模様です。

その理由は、月初に十分なお金を用意してから支給するためといわれています。会社に潤沢な資金がある状態でボーナスを分配するということですね。

 

冬のボーナス支給は12月5日〜15日ごろまでがピークとされていますが、25日前後など、下旬に支給する企業もあるのだとか。

 

そして、民間企業ではボーナスの時期が夏・冬の2回とは限りません。

  • ・どちらか1回のみの支給
  • ・ボーナスの制度がない
  • ・決算賞与がある

など、ボーナス制度は企業によってさまざまなのです。

 

ほかにも、ボーナスを年3回に分けて1回あたりの支給額を低く抑え、経営の安定を図る企業もあります。その場合は夏・冬のほかに繁忙期の直後など、より多くの資金があるタイミングで支給されることが一般的です。

公務員の場合はいつ?

公務員のボーナス支給日は、法律や条例で明確に定められています。

【国家公務員】

夏のボーナス:6月30日

冬のボーナス:12月10日

【地方公務員】

国家公務員に準じ、6月30日と12月10日としていることが多い

ただし、自治体によっては別の日に支給する場合もあります。地方公務員の方は所属する自治体に確認すると良いでしょう。

 

公務員のボーナス支給日が土日祝と重なった場合は、直前の平日に繰り上げて支給することが通例です。

夏・冬のボーナス支給額はどのくらい?

お金

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民間企業と公務員では、支給日だけでなくボーナス金額の算定方法にも違いがあります。

「自分がどのくらい支給されるのか」気になる方は、目を通してみてくださいね。

民間企業の場合

民間企業では、「基本給×〇カ月分」という計算でボーナスが算定されることが一般的。

何カ月分支給されるかは企業によりますが、一般的には2〜4カ月分としているところが多いと言われています。

ただし、業績や個人実績などという要素が含まれると、査定が変動することも。基本給ではなく評価点を用いてボーナスの金額を決める企業もあるため、普段から向上心をもって勤めていきたいですね。

なお、2022年における民間企業の夏のボーナスは、支給事業所の平均で38万9331円、冬のボーナスは39万2975円でした。

参考:2022年の民間企業ボーナス平均額について

厚生労働省資料(2022年夏)

厚生労働省資料(2022年冬)

公務員の場合

公務員のボーナスは、法律で定められていることが特徴で景気に応じて変動します。「平均支給額=支給月数×平均給与額」で計算されるとのこと。また、国家公務員は、民間企業の支給実績をもとに算定され、地方公務員は、国家公務員に準じて設定されることが多い模様です。

ただし、都道府県・市区町村・政令指定都市などによって算定方法が異なることもあるので、それぞれの仕事場で、よく確認しましょう。

なお、2022年における国家公務員のボーナス支給額は平均で、夏が58万4800円、冬が65万2100円でした。

また、民間企業でも公務員でも、「ボーナスには保険料や税金が課せられる」ということを覚えておきましょう。以下の記事では、保険料や税金をふまえてボーナスを算出する方法を紹介しています。併せてチェックしてくださいね。

参考:2022年の国家公務員ボーナス平均額について

内閣官房内閣人事局資料(夏)

内閣官房内閣人事局資料(冬)

退職検討中の方は夏・冬のボーナス支給日がいつなのか確認必須!

落とし穴注意

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夏・冬ボーナス支給後に退職を検討している方は、ボーナス支給日に、特に注意してください。

夏のボーナスが例年通りの日に支給されると考えて、退職の手続きを進めた方がいました。ところがその年に限って先送りになり、ボーナス支給日が退職予定日の後になってしまったという事例があるそうです。

勤務先の就業規定にもよりますが、一般的にボーナスは支給日に在籍している従業員に対して支払われるもの。支給日よりも前に退職してしまうと、十中八九ボーナスは受け取れないでしょう。

「ボーナスをしっかりもらって退職したい!」という方は、その年の支給日がはっきりしてから動き出したほうが賢明です。

 

また、退職することが決まっている従業員は、将来の活躍を見込めないため支給額を減らされることがあります。損をしないためには、退職の意思を伝えることもボーナスの支給が済むまで控えることをおすすめします。

夏・冬のボーナスの適切な使い道とは?

まとまった現金が手に入るボーナスの時期は、使い道を考えるだけでもワクワクしてしまいますよね。しかし「取らぬ狸の皮算用」には注意が必要です。

ボーナスをあてにしてマネープランを立てたところ、「思ったよりもずっと支給額が少なかった……」といった事態を避けるためにも、慎重になってくださいね。それをふまえて、ボーナスの適切な使い道を見てみましょう。

  • ・欲しいものを買う
  • ・ローンの返済を繰り上げる
  • ・旅行の費用にする
  • ・大切な人へのプレゼントを買う
  • ・投資や貯蓄に回す

夏・冬のボーナス支給日がいつなのかしっかり確認しよう!

旅行

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夏・冬のボーナス支給日や支給額を勘違いしていると、旅行の計画が台無しになったり支払いに困ったりすることがあるかもしれません。毎年、支給日をしっかりと確認した上でボーナスを計画的に使ってくださいね!

 

また、宿泊業界におけるボーナスの支給額などが気になる方は、私たち「おもてなしHR」にご相談ください。

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