南の島・与論島で暮らす魅力や注意点とは?移住支援の内容を見てみよう

鹿児島県の与論島は奄美群島の一つで、「ヨロンブルー」とも称される、美しく澄んだ海が特徴的です。南国の雰囲気を持つ与論島に、移住したいと夢見る方は少なくないでしょう。与論島での生活には、どのような魅力があるのでしょうか。把握しておくべき注意点や、移住支援の内容などを詳しく紹介します。

目次

    鹿児島県の与論島の魅力と移住支援

    与論島は、鹿児島県と沖縄県との県境に位置しています。与論島は、琉球石灰岩の上に亜熱帯植物が茂っており、サンゴ礁に囲まれている平らな島で、山岳や河川はありません。

     

    透き通った青い海と色鮮やかに咲き乱れる花々が南国らしく美しい島ですが、この島での暮らしにはどのような魅力があるのでしょうか。移住支援の内容と併せて見ていきましょう。

    与論島へのアクセスと生活の魅力

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    与論島ではどのような生活が待っているのでしょうか。島へのアクセスや暮らしの魅力を詳しく見ていきましょう。

    島へのアクセス

    与論島へのアクセスには飛行機を使うのが一般的で、以下のようなルートがあります。

    【飛行機】

     

    • ・鹿児島空港~与論空港……1時間25分
    • ・那覇空港~与論空港……35分
    • ・奄美空港~与論空港……40分

     

    与論空港から車で5分

     

    【その他の交通機関】

     

    • ・鹿児島新港~供利港……20時間
    • ・那覇港~供利港……5時間

     

    供利港から車で10分

    本州のはるか南に位置する離島のため、移住にはやはり覚悟が必要です。まずは短期滞在で訪れて、所要時間や距離を体感することをおすすめします。

    美しい海が身近にある

    まるでリゾート地のような美しく澄んだ海の側で生活ができるという点に、与論島の魅力を感じる人は多いでしょう。

     

    観光で訪れた際にしか見られないような風景を日常的に楽しめるので、たとえ多少の暮らしづらさを感じたとしても移住をしたことを後悔してはいない、という意見もありました。

     

    また、新鮮な海の幸を手軽に手に入れることができるので、魚介好きな方にとってはたまらない環境ではないでしょうか。

    イベントや体験ツアーが多い

    離島への移住で、特に不安を感じやすいのは「島の人々と仲良くなれるかどうか」という点ではないでしょうか。

     

    与論島では島の伝統に触れ、地域に対する理解を深めることに役立つイベントや体験ツアーが多く開催されています。移住者が地域に溶け込むための、良いきっかけになるはずです。体験ツアーは観光旅行でも参加できるので、移住前から交流が深まることもあるでしょう。

    与論島へ移住する際の注意点

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    与論島へ移住する際には注意が必要な点もあります。移住してからギャップに苦しむことがないように、あらかじめ把握しておきましょう。

    ガソリン代が高い

    与論島は離島のため、ガソリンを運び込むためには送料がかかります。送料は販売価格に上乗せされることが多く、本州に比べてガソリン代が高い傾向があるようです。

     

    日常的に車を使う方は、それなりの出費を覚悟しておきましょう。

     

    ▼車なしの地方移住についてはこちら

    台風が多い

    与論島は台風が多いので、備えの無い状態で上陸を迎えてしまうと大きな被害を受けてしまいます。移住を検討する際は、台風の対策についてもしっかり考えなければなりません。

     

    なお、台風が来る期間は7月から10月にかけてが多いのだそう。勢力が強い場合は屋根が飛ぶことも少なくはないとのことです。

    仕事や物件を探すのが難しい

    与論島では仕事や物件を探すのに難航するケースが多く、移住者は特に苦労する傾向があるようです。

     

    求人や物件情報はあるものの、良い仕事や物件に巡り合うためには、地元の方々に紹介してもらうことが効率的だと言われています。人とのコネクションを築くのが苦手な方にとっては、少しハードルが高くなるかもしれません。

     

    転職エージェントを活用するなど、仕事探しをスムーズに進めるための工夫をした方が良いでしょう。

     

    ▼地方でのお仕事探しについてはこちら

    与論島の移住支援

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    与論島にはどのような移住支援があるのでしょうか。詳しく紹介します。

    定住促進住宅

    定住促進住宅とは、与論町に居住しようとする方が住宅に困窮している場合に、住宅を貸与するという制度。定住の促進と地域の活性化を図るための取り組みです。

     

    入居可能な期間は原則2年間で、入居者資格と家賃は以下の通りです。

    【入居者資格】

     

    • ①与論町に移住を希望する町外在住の方
    • ②災害等により住宅を失った島内の方
    • ③ふるさと留学生

     

    【家賃・共益費等】

     

    • ・敷金  70000円
    • ・家賃  35000円
    • ・共益費  2000円

    長く住むことはできませんが、比較的低い家賃で入居できる点は魅力です。移住生活の第一歩として、活用できそうですね。

     

    参考:定住促進住宅について/鹿児島県移住・交流ポータルサイト かごしま移住ネット

    合併浄化槽設置費用の補助

    下水道の整備が進んでいないエリアでは、下水道の処理に合併浄化槽の設置が必要な場合があります。合併浄化槽とは、トイレや台所、風呂場などからの排水を一カ所に集め、微生物の働きなどを利用して浄化するための施設です。

     

    与論島には、合併処理浄化槽設置者に対して、予算の範囲内で補助金が支給される制度があります。事前の申し込みが必要なので、申請漏れがないように注意してくださいね。

     

    参考:合併浄化槽設置費用の補助について/鹿児島県移住・交流ポータルサイト かごしま移住ネット

    与論島フリー滞在プログラム

    島への移住前に知りたいことややりたいことをサポートするため、さまざまなプランを体験できるプログラムがあります。

     

    メニューの中から気になったものを選択できるので、かゆいところに手が届く有効なプログラムだと言えるでしょう。

     

    過去には以下のようなプログラムが実施されました。

    • ・地元民とのお茶会
    • ・移住担当者との対話
    • ・島内散策
    • ・子育て施設見学
    • ・井之川夏目踊り体験
    • ・与論献奉体験
    • ・マリン体験
    • ・住居見学
    • ・農畜産体験
    • ・就労・起業支援

    現地での体験の他に、予約制のオンライン相談も実施されています。興味のある方は、公式ホームページをチェックしてくださいね。

     

    参考:与論島フリー滞在プログラムについて/鹿児島県移住・交流ポータルサイト かごしま移住ネット

    移住支援を利用して与論島での生活をスタートさせよう

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    与論島での暮らしは、田舎でスローライフを送りたいと考えている人からの人気が非常に高いです。

     

    しかし、理想ばかりを抱えて移住をしてしまうと、現実とのギャップに苦しむことになりかねません。与論島の移住支援や暮らしの情報を、しっかり集めた上で検討してくださいね。

     

    なお、移住後の仕事探しにはおもてなしHRをご活用ください。

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