ホテルにも事務職がある!
ホテル業界の仕事と言えば、お客様をもてなす接客のイメージが強いかもしれませんが、一般企業と同じように事務職などもあります。
ホテルの仕事内容は大きく分けて5種類です。
(2)調理部門
(3)施設管理
(4)企画・営業
(5)経理・総務・事務
宿泊業界の事務職は、スタッフが快適に働けるように支えるのが主な仕事内容です。
食材や備品の仕入れを行う場合もあり、ホテル全体がスムーズに稼働できるように準備を進めていくのです。
事務職での就職・転職を検討している方は、ホテルの事務職も視野に入れると自分に合った企業に出合いやすくなるかもしれませんね。
宿泊業界に詳しいアドバイザーが、あなたに合う職場をいっしょにお探しします。
宿泊業界での職務経験はありますか?
【ホテルの事務職】志望動機の書き方
ホテルの事務職には、採用されやすくなる志望動機の書き方があります。書き方のポイントを押さえ、ホテルの事務職に特化した志望動機を完成させましょう。
応募先のホテルだから入社したい理由を考える
志望動機を書くときは、“そのホテルだからこそ” 入社したい理由を考えましょう。
事務職に限らず、志望動機には「なぜその会社に入社したいのか」を具体的に記載しなければなりません。これを怠ると、採用担当者に「この会社でなくてもいいんだろう」という印象を与えてしまうのです。
そういった事態を防ぐためにも、ホテルの特徴やサービス、理念、社風などを取り入れながら “そのホテルだからこそ” 働きたい理由を考えることが重要です。
求人情報や企業ホームページでの情報収集は欠かさないようにしましょう。
応募先のホテルが求める人材をリサーチする
求人情報や企業ホームページで情報収集をする際は、ホテルが求める人物像も併せてチェックしておいてください。
ホテルが求める人材は、企業によって異なります。志望理由では、自分がホテルに貢献できる人材であることもアピールするのが大切なのです。
どのような強みやスキルがホテルに貢献できるのか、「自分自身の経験やスキル」と「ホテルが求める人物像」を照らし合わせて考えてみてくださいね。
事務系のスキルをアピールする
事務職の志望動機には、どのようなスキルがあるのかも伝えておくと良いでしょう。
たとえば、書類作成に必要なパソコンスキルを記載すれば、スピード感を持って正確な仕事ができることをアピールできます。
また、ホテルの事務職にも電話応対や来客対応、社員の業務サポートなど、コミュニケーション能力が求められる仕事があります。
コミュニケーション能力の高さは、採用担当者に「一緒に仕事をしてみたい」と思わせることができるので、有利に働く場合もあるでしょう。
パソコンスキルに関わる資格や、秘書検定、文書情報管理士などを取得している方は、しっかりと記載するようにしてください。
事務に経理系も含まれる場合は「簿記」、総務・人事系の場合は「社会保険労務士」など、外国語に関する資格がある場合もアピールして損はありませんよ。
事務職の経験者は、これまで行ってきた仕事内容も含めてアピールすることをおすすめします。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
ホテル事務の志望動機を書くときのタブー
志望動機を書くとき、ホテルの事務職では伝えないほうが良いことがあります。
まず、「接客が苦手だから」という志望動機です。いくら事務職でお客様と接する機会は少なくなるとは言え、ホテルがサービス業だということは忘れてはいけません。
「土日に休めるから」などの労働条件を全面に出した志望動機もNGです。自分自身の心の中で思うのは自由ですが、あえてそれを伝える必要はないでしょう。
ホテルの採用担当者に「入社後のミスマッチで早期退職するのではないか」「社風と合わないのではないか」というイメージを与えないよう、志望動機は慎重に見直すようにしてください。
事務職でも「なぜそのホテルで働くのか」の答えが志望動機のカギになる!
ホテルの事務職への就職・転職は、志望動機の書き方がとても重要です。
ホテルにおける事務職の志望動機では「なぜ宿泊業界で、このホテルを選んだのか」を具体的に考えなければなりません。就職・転職への成功には、事務職にも “おもてなし精神” が必要なのです。
厚みのある志望動機を作成するときは、下記のリンクも役に立つのでぜひチェックしてみてくださいね。
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また、接客業に適した志望動機の書き方・例文などは以下の記事でまとめて紹介しています。併せてご参照ください。