退職の相談は誰にする？スムーズに最終出社日を迎えるコツについても解説

退職の相談をする相手に悩んでいる･･････。

iStock.com/monzenmachi1

会社を辞めようと思ったとき、あなたなら誰に相談しますか？

長年苦楽を共にしてきた同期の仲間、ここまで育ててくださった先輩、採用してくださった上層部の幹部など、頭に思い浮かぶ方は人によって異なるでしょう。

ただ、退職の相談をする相手の選択を誤ると、思わぬトラブルに発展するかもしれません。

最初が肝心だからこそ、相談する相手を間違えずにスムーズな退職につなげたいですよね。

当記事では、最初に退職の相談をする相手や滞りなく退職を迎えるためのコツについて余すことなく解説しているので、ぜひ最後までお読みください。

退職の相談相手は「直属の上司」が理想！

iStock.com/metamorworks

結論から申し上げると、退職の相談相手は「直属の上司」が一般的です。

ただ、社内には主任職から部長職までさまざまな役職の方がいるので、誰に相談するべきか分からないという方もいるでしょう。

自分の「直属の上司」を見極めるポイントは、直接仕事の指示をしてくれるなど業務上の関わりが深い方です。

直属の上司に退職の相談ができれば、上層部や人事部にも話しが伝わり、場合によっては職場環境の改善などを提案されるかもしれません。

また、直属の上司に相談する際は、事前にアポイントを取り、防音設備が完備された静かな部屋を選んでおくと、話しを切り出しやすいです。

もし、直属の上司を差し置いて同期の仲間や先輩に相談してしまうと、その後の退職手続きに悪影響を及ぼすと言っても過言ではありません。

まずは、あなたの勤務態度や社内環境を熟知している、直属の上司に相談するのが理想的でしょう。

退職の相談から最終出社日まで円滑に進めるコツ

iStock.com/maruco3

無事に直属の上司に退職の相談を終えたら、最終出社日までに必要な手続きを終える必要があります。

ここでは、円滑に進めるコツを4つ紹介するので、これから計画を立てるヒントとして活用してくださいね。

最終出社日から逆算したスケジュールを立てる

まず、最終出社日から逆算したスケジュールを立てることで、伝達漏れを防止できます。

退職の相談をしたから終わりではなく、円満な退職を迎えるためにはスケジュール管理が必要不可欠です。

例えば、有休消化日数があるのであれば、その分を差し引いた残日数で雑務処理や退職手続きを進めなければなりません。

まずは、直属の上司と正式な退職日を決めたら、さまざまな観点を考慮したうえで綿密なスケジュールを立てておきましょう。

退職届を用意する

退職日の調整が完了したら、就業規則に則って退職届を準備しましょう。

退職届は、会社によってフォーマットを用意していることもあれば、書式は特に問わないということもあります。

基本的には、以下の項目をしっかり記載しておけば問題ないと言われていますが、念のため会社に確認しておくと安心ですよ。

なお、以下の関連記事では退職届を入れる封筒のマナーについて解説しているので、あわせてお読みください。

後任者に引き継ぎをする

退職届が無事に受理されたら、退職する2週間前〜1カ月前に全体に周知されるそうです。

そのタイミングで、後任者へ業務の引き継ぎを始めましょう。

これまでの業務内容をまとめた「引き継ぎマニュアル」を用意しておくと、誰が見ても対応できるのでおすすめです。

また、お世話になった方々へ連絡する際も、後任者の名前と連絡先を伝えることを忘れないようにしてくださいね。

なお、以下の関連記事では業務を引き継ぐ相手がいないときの対処法について解説しています。

特に、人手不足の業界では後任者がいない場合も考えられるので、引き継ぐ相手がいない方は参考にしてくださいね。

転職エージェントに登録する

ここまでで、退職日を迎えるまでに必要な流れを把握できたのではないでしょうか。

退職を検討している方の多くは、現職を続けながら転職活動をするはずですが、両立するのは意外と大変なものです。

例えば、履歴書・職務経歴書の作成、求人票のチェック、面接日の調整などに時間と労力を費やすので、ストレスも溜まりがちに。

仕事を続けながらの転職活動に不安のある方は、事前に転職エージェントに登録しておきましょう！

転職エージェントとは、退職を相談する際のアドバイスをしてくれるだけではなく、あなたの希望に沿う求人情報を無料で提供してくれるサービスです。

履歴書・職務経歴書の作成サポートなど、あなたの転職活動を全面的にバックアップしてくれる強い味方ですよ！

業界別に特化した転職エージェントの力を借りて、転職を成功させませんか？

なお、以下の関連記事では転職エージェントの有効活用方法について解説しているので、あわせてご一読ください。

退職の相談は上司、求職活動は転職エージェントの力を借りよう！

iStock.com/Wasan-Tita

退職の相談は、あなたの業務を統括している直属の上司が一般的です。

相談する相手を間違えずに、角が立たないように言葉を選びながら退職の意思を切り出してくださいね。

もし、退職の相談を終えて新たな環境で働きたいと考えている方の中に、宿泊業界のお仕事に興味のある方がいたら、当社サービス「おもてなしHR」が力になります！