地方移住するときの仕事はどうすればいい？

地方へ移住する魅力とは

Panumas – stock.adobe.com

地方は、都会と比べて「自然豊かで健康的な生活が送れる」と人気を集めています。都会で過ごす日々に疲れた方たちが、自分の生き方や幸せを見直し、地方での生活に視野を広げることが多いそうです。

通勤ラッシュがある地域もありますが、都心ほどではありません。さらに家賃などの住居費が安く済みます。

地域によっては新鮮で美味しい食べ物も安く手に入る場合があるので、家計の助けになってくれるかもしれません。

また、見知らぬ土地に移住すると新しい文化や風習に出合うので、価値観が広がり、自分の成長を実感する場面が多くなるでしょう。

地方移住するときの仕事はどうしたらいい？

maru54 – stock.adobe.com

地方に移住したいと思っても、仕事の有無を心配をして肝心の一歩を踏み出せず、頭を抱えている方もいらっしゃるようです。

地方に移住するとき、どのような働き方があるのか、早速確認していきましょう。

今の仕事を継続する

新型コロナウイルス感染症の影響から、感染予防対策としてリモートワークが推奨されるようになりました。

オフィスへの出勤回数は週1～2回、企業によっては月3回など、どんどん減っている傾向があるのです。この機会をきっかけとして、地方に移住し、月に何回か都心へ通うという生活スタイルが多くなってきているそうです。

会社からリモートワークの許可をもらえば、会社を退職せずに給与額やキャリアも維持できるので、家族からの理解も得やすいでしょう。

完全リモートワークの会社に転職する

もし会社からリモートワークの許可が下りなかった場合は、完全リモートワークの会社に転職する方法もあります。

最近ではデザイナーやエンジニアだけでなく、営業職もリモートワークを取り入れる企業が増えてきているようです。

最初から完全リモートワークの企業を選べば、仕事の有無が地方移住のネックになることはありません。ただし、リモートワークだからといってコミュニケーションが不要だというわけではないことを忘れないでください。

起業やフリーランスに挑戦する

地方移住を機に、起業やフリーランスに挑戦する方もいらっしゃいます。

カフェや民宿、パン屋、ゲストハウスなど、昔から夢だったものの経営を実現する方も少なくありません。地方での起業を検討している方は、いまのうちに宣伝方法などを勉強しておいたほうが良いでしょう。

また、地方で活躍するライターやデザイナーなどのフリーランスは、基本的にパソコン一台あればどこでも仕事ができます。

しかし、フリーランスで安定した収入を得るには、1人で仕事をこなせる実力が必要です。さらに、クライアントがほとんどいなければ、フリーランスになっても苦労の連続となります。

最近ではブログを書いて収入を得る方もいらっしゃるそうです。「地方だから」という理由で、できないことは段々と減ってきているので、ご自身の挑戦したいと思う気持ちは大事にしてくださいね。

「地域おこし協力隊」を目指す方も多い！

Ivonne Wierink – stock.adobe.com

地域おこし協力隊は、総務省が取り仕切る事業です。

主に、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PRなどの地域支援です。その他、地域おこし協力隊の方には、住民を支援する「地域協力活動」を行ってもらいながら、本人がその土地に定住・定着することも目指しています。

地域おこし協力隊が募集される地域は、人口減少や少子高齢化に悩む自治体です。期間は1～3年で、活動費として毎月約16～20万円が支給されるのです。

全く馴染みのない土地にいきなり飛び込むのではなく、地方移住をスタートするときは地域おこし協力隊として活動し、今後の仕事を考えるのも良いかもしれませんね。

参考：地域おこし協力隊／総務省

ホテル・旅館への就職・転職は「おもてなしHR」！

Kalim – stock.adobe.com

地方のホテル・旅館で働きたい方は、ぜひ一度「おもてなしHR」をご活用ください。

おもてなしHRは、宿泊業界に特化した就職・転職サービスです。「宿泊業界は未経験だから不安……」という方もご安心を！当サイトのアドバイザーがあなたにピッタリの求人を案内いたします。

迷っておられる方も、一度お問い合わせください。一緒により良い「働き方」を探していきましょう。