職場体験の場としてホテルは人気
小学生~大学生を対象とした職場体験の場として、ホテルは人気があります。若い世代が進路を考えることに役立ちますが、ホテルにとっても職場体験の開催はメリットがあることです。
実際にホテルで行われた職場体験の事例や、ホテル側のメリットについて解説します。
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ホテルの職場体験の事例
ホテルの職場体験は小学生から大学生を対象に行われることが一般的です。それぞれの年齢層別に、行われた職場体験の事例を見ていきましょう。
小学生向けプログラム
小学生向けのホテルの職場体験は、親子で参加できるパッケージツアーがあります。
ホテルマンの仕事の体験やテーブルマナー、美味しい料理の作り方を学んだり、工作教室や学習施設の見学もプログラムに織り込まれています。
中学生・高校生向けの職場体験
中学生・高校生向けの職場体験は、学校教育の一環として受入れています。おもてなしの基本やきれいなお辞儀を学び、ベッドメイクや宴会場の準備など、実務的なことを体験してもらうことが多いです。
実際に生徒をフロントに立たせ、本物のお客様のチェックインやチェックアウトの業務を行わせるホテルもあります。
大学生向けの職場体験
大学生向けには、採用活動の一環として行われます。体験学習と言うよりは会社説明会の一部や、インターンシップであり職場体験中のやる気・態度は選考基準のひとつにもなります。
参加した学生たちをホテルがチェックするのと同様に、学生たちも将来の職場として相応しいホテルかどうか、厳しい目でチェックしています。担当者は気を引き締めて臨みましょう。
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ホテルが職場体験を実施するメリット
小学生向けのツアーや大学生向けの採用活動は、ホテルに利益をもたらします。しかし、中学生・高校生が対象の学校教育の一環としての職場体験は、受け入れても特に謝礼は無いことが一般的です。それでは、どんなメリットがあって受け入れてるのかを見ていきましょう。
ホテルのPRになる
中学生・高校生の職場体験先として選ばれれば、生徒の身近に居る大人の耳に入ります。また、職場体験の担当者が親身になって生徒たちに仕事を教えれば、そのことも話題に上るでしょう。
学校教育の一環としての職場体験の受け入れは、間接的にホテルのPRになるのです。
ホテルに親しみを持ってもらえる
小学生~高校生くらいまでの世代にとっては、ホテルは馴染みが薄く近寄りがたい場所です。しかし、職場体験でホテルの雰囲気や業務内容をある程度知ることで、親しみを持たれやすくなります。
生徒たちが将来、初めてひとりでホテルに泊まることになった時に、職場体験で知っているからという理由で宿泊先に選んでくれるかもしれません。職場体験の受け入れは、未来の顧客を獲得することに繋がります。
従業員のトレーニングになる
職場体験に来る児童・学生は当然のことながら、ホテルの仕事に触れるのは初めてです。彼らに仕事をレクチャーすることを通して、従業員が初心に立ち返ることができるでしょう。
また、児童・学生と触れ合うことで、若い世代のお客様への接し方を学ぶことができるはずです。
将来の人材確保につながる
学生時代の職場体験がきっかけで将来の職業を選ぶ人は多い物です。ホテル業界ももちろん例外ではなく、「職場体験でホテルのサービスに興味を持った」という志望動機での応募は少なくありません。
また、人によって合う・合わないの差が大きいホテル業界において、雇用のミスマッチを防ぐことにも職場体験は有効です。
採用活動に直結する大学生向けの職場体験だけでなく、小学生から高校生向けの職場体験の際もぜひ、将来のホテルマンに仕事を教えるつもりで取り組んでくださいね。
職場体験の実施とおもてなしHRで採用活動を活性化しよう
社会に出る前実務的な体験をすることで、ホテル業へのイメージが膨らみ、就職先として興味を持って貰いやすくなります。通常業務が忙しい中で職場体験まで実施するのは骨の折れることですが、決して無駄なことはないでしょう。
職場体験は採用の成功のために有効な手段ですが、おもてなしHRの導入もおすすめです。おもてなしHRでは宿泊業界に特化した採用活動の支援を行っています。求人広告の掲載や、希望の条件に一致する人材の紹介など、きめ細かなサポートを提供しています。
職場体験の実施とおもてなしHRの導入でぜひ、採用活動を活性化させてくださいね。