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(がるにちゅーる)
「ガルニチュール(garniture)」とは、フランス語で「付け合わせ」を意味します。メインとなる料理をより色鮮やかに見せたり、栄養価を高めるための存在で、視覚や味覚の面から料理をより引き立てる効果があります。ガルニチュールを略して「ガルニ」と呼ぶこともあります。
ガルニチュールに使われる素材として、野菜、いも類、麺類、米が挙げられます。特に、じゃがいも・にんじん・たまねぎなどが活躍することが多いようです。
料理によって使われる食材は異なり、例えばステーキなどの肉料理には野菜のグリル、魚料理にはラタトゥイユやリゾット、ビーフシチューなど色の濃い料理には色味のはっきりした野菜を使います。料理の味やメインとなる食材に合わせ、最適なガルニチュールを添えるのだそう。マッシュポテト、にんじんのピュレ、ほうれん草のソテーなどが定番でしょう。
ガルニチュールとメインの組み合わせによって、料理の格式を上げることも、カジュアルにまとめ上げることも可能です。また、お米やパスタをガルニチュールに使うことで、主食と主菜を同時に食べられるプレート料理にすることもできますよ。
また、ガルニチュールは「タルトやパイに詰める中身」という意味で使われる場合もあります。料理ではなくお菓子を用いる場面でガルニチュールという言葉に遭遇したら、タルトやパイのフィリングのことだと解釈するといいでしょう。
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