キャラメリゼ

(きゃらめりぜ)

キャラメリゼとは「砂糖の酸化現象」を意味し、キツネ色になるまで煮詰めた砂糖をフランス語では「carameliser」英語では「caramelization」と表記します。日本では「カラメル」という呼び方が定着していますよね。

キャラメリゼは、以下3つの種類に分類されます。それぞれどのようなお菓子に用いられるのかも併せて見てみましょう。

1.ガスバーナーなどを用いて砂糖を焦がす

このキャラメリゼを使うお菓子で代表的なものといえば、クリームブリュレやサンマルクです。

表面で砂糖を焦がすことによって、パリパリとした食感のアクセントや、香ばしさが生まれるのですね。

2.キャラメルを塗ったり混ぜたりしてキャラメルの風味を加える

キャラメルを塗ったり混ぜたりするお菓子といえば、フロランタンです。フロランタンは薄いクッキー生地に、キャラメルで固めたナッツ類を乗せ、焼き上げたものです。

イタリアからフランスに伝わった、パリのお菓子職人が考案したなどフロランタンの発祥には諸説あります。

3.砂糖などのシロップをキャラメル状に煮詰める

こちらはいわゆるカラメルソースです。プリンに掛けるソースとしておなじみですよね。日本ではもっともよく知られたキャラメリゼと言えるのではないでしょうか。

プリンの他にもナッツ類やポップコーンに掛けたり、紅茶に入れたりと、味わい方はさまざま。家庭で手軽にできるキャラメリゼです。

使用例


・このサンマルクはキャラメリゼが絶妙だ。

・ナッツのキャラメリゼが香ばしい。
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