クスクス

(くすくす)

クスクスとは、デュラム小麦の粗びき粉に水を混ぜて練り、細かい粒状にした食べ物のこと。「世界最小のパスタ」と称されることもあります。現代では乾燥した状態で販売されるのが一般的で、蒸したり、お湯で戻したりといった方法で調理されます。

フランスやイタリア、モロッコ、そして日本など世界各国で食されていますが、起源は明確になってません。10世紀後半から12世紀の北アフリカで生まれたという話が定説ですが、粒があまりにも小く、遺跡などから見つかったことがないためはっきりしないのです。

クスクスの食べ方は地域によって実にさまざまです。たとえばクスクス発祥の地とされる北アフリカではサフランベースのスープとともに食べる、中東では肉料理の付け合わせに使うといった具合です。また、フランスでは「タブレ」と呼ばれるクスクスを使ったサラダが日常的に食べられています。

日本においてはサラダやスープに使う他、カロリーが低く腹持ちが良いことからお米の代わりにする食べ方も注目されています。カレーのルウをかけて食べたり、ちらし寿司風にアレンジしたりと、さまざまなアイディアレシピがあるので、飽きずに続けられそうですね。

原材料がパスタと同じデュラム小麦なので、どのような食材にもマッチしやすいことが特長です。

また、クスクスは粒が小さいほど高級品とされているため、ホテルのレストランで提供されるクスクスは非常に目が細かい物が多く見受けられます。

使用例


・クスクスの歴史は謎に包まれている。

・クスクスを蒸してサラダを作ろう。
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