ビュッフェ

(びゅっふぇ)

「ビュッフェ(buffet)」は、基本的にセルフサービス形式で行う立食のことを意味しています。

発祥は、フランスの簡易食堂です。「飾り棚」を語源に持つビュッフェは、列車内や劇場などに設置された簡易食堂を指していました。肉料理や魚料理、サラダ、スープ、デザートなど、種類豊富な料理をテーブル状の飾り棚に並べて、好きな料理を好きなだけ食べられるようにしていたそうです。

時代の流れでその形式は変化し、長く広いテーブルなどに並べられた料理を立食で食べるスタイルが、ビュッフェと呼ばれるようになったのです。現代ではバイキングのような食べ放題の意味も含まれるようになりましたが、ビュッフェの場合は必ずしもそうとは限りません。

ビュッフェの多くではテーブルの左から前菜、スープ、メイン、デザートの順で料理が用意され、参加者は左側から時計回りに並んで自分の分の料理だけを取る約束があります。皿に料理をよそうときは美しい盛り付けを意識し、それぞれの料理が混ざらないように皿を分けるなどの工夫をしなければなりません。おかわりをするときは、使用済みの皿をテーブルの端に寄せ、新しい皿を使うようにします。また、皿にとった料理は残さず食べるのがマナーです。

近年は「ランチ・ビュッフェ」が展開されており、有名ホテルに宿泊せずとも豪華でおいしい料理を気軽に味わえると人気を集めています。色とりどりの料理が、大きなテーブルにきらびやかに並ぶさまはビュッフェの醍醐味と言えるでしょう。

使用例


・○○ホテルのビュッフェで並ぶ肉料理は絶品だそうです。

・今日のビュッフェで並ぶメニューを一部変更します。
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