オートミール

(おーとみーる)

英字表記では「oatmeal」。オートミールは、燕麦(えんばく)というイネ科の植物(別名:オーツ麦、もしくはカラス麦)を、蒸す、挽き割る、平たく伸ばすなどの加工をして調理しやすくしたものです。精白を行わず、外皮を残したままなので、たんぱく質やビタミン、カルシウム、鉄分、食物繊維も多く含まれています。血液中のコレステロール排出や便秘解消にも効果があり、脂肪になりにくいことから、健康食品としても注目されています。

原産地は中央アジアで、当初は麦畑の雑草でした。紀元前1000年頃からヨーロッパで、家畜の飼料として栽培されるようになります。その後、スコットランドやアイルランドなどの地域では、燕麦を主食としていましたが、1870年代燕麦の加工技術が発達し、アメリカを中心に各地で食べられるようになります。日本に燕麦が伝わったのは、明治時代のことです。

オートミールは加工の度合いによって、スティールカットオーツ、テーブルオーツ、クイックオーツ、インスタントオーツの4種類に分かれ、それぞれに調理方法、味や食感も異なります。朝食で牛乳と一緒に食べたり、砂糖やはちみつなどで甘く味付けしてミルク粥、鶏がらスープで中華粥のように食べたりするほか、ビスケットやクッキーの材料にもなるなど調理方法も多彩。手軽で栄養価抜群、腹持ちもよいことから、海外では朝食の定番となっています。

最近では、日本のホテルでも、オートミールを使った朝食メニューがふるまわれます。梅干しなど和の食材に合わせるなど、日本らしさを活かした新しい食べ方も提案しているそうです。

使用例

・ホテルの朝食で、オートミールをいただく。

・オートミールを使ったお菓子。
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