ボルシチ

(ぼるしち)

ボルシチは、テーブルビート(ビーツ)などの野菜や肉を煮込み、独特の赤い色をしたスープです。

ロシアを代表する料理の一つとされますが、正確にはウクライナの伝統的な料理で、近世以後にロシアを始め、ベラルーシ、ポーランド、モルドバ、ラトビア、リトアニア、ルーマニアなどの東欧諸国に広まりました。現在ボルシチは世界中で親しまれており、ブイヤベースやトムヤムクンなどと共に世界三大スープとして名前が挙がっています。

ボルシチの材料に明確な決まりはなく、地方ごとにさまざまな種類がありますが、赤い色のもととなるテーブルビートを使用することや、仕上げに「スメタナ」と呼ばれる発酵乳の一種をスープの上に盛り付けることが共通点として挙げられます。

日本では、牛肉、タマネギ、ニンジン、セロリ、キャベツ、ジャガイモ、ビーツなどが主に使われ、チキンブイヨンのスープなどで煮込まれます。香り付けにローリエを用い、スメタナの代わりに日本でも手に入りやすいサワークリームを使用する場合が多いです。温めて提供されることがほとんどですが、夏季に冷製で出される場合もあります。

また、具の豊富なスープであることが一般的ですが、煮込んだものを濾してスープのみを食べるような方法もあります。ウクライナの伝統料理である「パンプーシュカ」という丸い揚げパンを添えて提供することもあります。

使用例

・ボルシチを一つください。

・当店のおすすめは、柔らかく煮込んだ牛のすね肉が入ったボルシチです。

・ボルシチの作り方を学ぶ。

・ボルシチを作るために、ビートを仕入れる。
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